シンガポールへ行くと美味しいご飯が食べられるお店がたくさんあります。でも、ただでさえ値段が高いのに、『美味しいお店』となるとより敷居が上がりそうですよね。本日の記事では、シンガポール在住の中国人から教えてもらったとっておきの中華料理店を紹介します。
私たちが行かれるくらいなので、お値段も良心的です。ぜひ、シンガポールへ行ったときには寄ってみてください!
目次
格安なのに美味しい中華料理が食べられるお店inシンガポール
1年ほど前にシンガポール在住の日本人と一緒に美味しい中華屋さんへ行きました。そこのお店は決して広くはないのですが、働いている人の物腰もとても丁寧で、お料理もとても美味しかったです。
ただ、やっぱりお値段が少し高め。
せっかくシンガポールまで来たのだから、美味しい中華を思いっきり食べたいと思っても、底なしのような胃袋を持った子供たちと一緒では勇気がいります。
友人おすすめのお店にはタクシーで行ったのですが、実はこのときにタクシーの運転手さんが、このお店の側にある別の中華屋さんをすすめてくれたのです。
すすめられたお店のことが気になり続け、1年ほどたった時に別のシンガポール人からおすすめされたお店がタクシーの運転手さんおすすめのお店と同じでした。
縁ですねぇ。
1年越しの思いが実現!行きたいと思っていた中華料理屋さんにたどり着きました
去年の5月頃(2017年)、数年ぶりにシンガポールへいきました。
調度マレーシアのペナン島でしたいことがあり、そのあとシンガポールで暮らしはじめた友だちに会いに5年ぶりにシンガポールへ寄ったのです。
ムスタファセンターの側にあったフードコートはどこに?
せっかくシンガポールに来るのだから、「何が食べたいか?」と友人に聞かれました。それはシンガポールなので食べたいものは色々あるけれど、やっぱり4人分の食費を考えると、自然と選択肢は決まってきます。
まぁ、無難なところで、色々なものが選べるフードコートがいいと思っていることを伝えました。
以前、ムスタファセンターへ向かう途中にあったフードコートを思い出したので、そこへ行ってみたいこともメールに書きました。
ここのフードコートでは、手打ちのラーメンが食べられたのです。焼餃子や飲茶も、それなりに手頃な値段でとても美味しかったです。
2,3回続けてシンガポールへ行く用事があったので、2回は確実にこのお店でラーメンと餃子を食べました。もしかしたら、3回は通ったかもしれません。
ただ、私もはっきりした場所を覚えているわけではなかったので、きちんと伝えられなかったのですが、どうやらそのフードコートはどこかに移転したらしいと返事がきました。
それで、彼女の子どもたちが好きなフードコートに行くことになりました。連れられるままにバスに乗っていったので、どこのフードコートだったのかわからないのですが、私が以前行ったことのあるムスタファセンター側(徒歩10分位)のフードコートよりもかなり新しく、キラキラしていました。
ここのフードコートはカードを買って支払いをするシステムになっていて、これも教えられるままに購入したので頭に何も残っていません…とほ。
店舗数もたくさんあり、子どもたちも嬉しそうに食べたいものを選んでいました。
在シンガポールの日本人おすすめは『手拉手京华小馆』
フードコートで食事をした翌日に、どうしても連れていきたい中華料理のお店があるということで、連れて行ってもらったお店が手拉手京华小馆です。
こじんまりしたお店ですがイスやテーブルが重厚な感じで、最近はとんと入ることのない雰囲気のお店でした。
と言っても、入りにくとかそういうことはありません。
子供が生まれてからは表で食べる時には、やっぱり値段重視です。
お財布に優しいお店とは違うので、ちょっと敷居を感じてしまうだけです。どれだけローカル度の高いお店に行っているんだろうということです(笑)。
お店のアドレスを載せておきます。
たぶんですが、ひとり2~5000円位で美味しい中華料理を食べたいと思っている人に、ぴったりだと思います。(幅があります。何を注文して、どれだけ食べるかで変わってきそう)
メニューを見ると、あの美味しさを思い出します。
ただ、この時は友達の旦那さんのごちそうということもあり、私は結構少食ですませたのです(笑)。
だからと言って、自分たちだけで入るかと言うと、それはそれでないかもしれません。
手拉手京华小馆に行ったらぜひ食べてほしいのが、焼き餃子と豆苗です。ものすごく美味しかった。友達と割り勘なら際限なく食べられそう。笑
3人の子供と行ったら支払いは4倍です。自然に制限が発生します。
この手拉手京华小馆に向かう時に乗ったタクシーの運転手さんが、「少し手前にも美味しい中華料理屋さんがあるから今度行ってみるといいよ」と教えてくれたのです。
タクシーの窓から、教えられたお店を振り向きながら覗き込みました。
タクシーの運転手さんおすすめのお店に1年後に偶然の到着!
正確には1年と2ヶ月ぶりくらいで、シンガポールに来ました。まさか、こんなに早くシンガポールに来ることになるとは思っていませんでした。
友達家族と行ったお店との再会
タクシーの運転手さんおすすめの中華料理店のことを何度か思い出すことがありました…というのは、なんとなくですが『手拉手京华小馆』よりも値段が低い感じがして、「3人の子どもたちと一緒に行ってお腹いっぱい食べても、それほど高くないのでは?」と勝手に思っていたこともあります。
今回の目的は美味しい中華料理を食べることではありませんでした。それでもせっかくシンガポールまで来たのだから、「美味しい中華をお手頃価格で食べたい」という思いがむくむく湧いてきました。
そんなんで、今回お世話になった中華系シンガポール人に「そんなに高くはないけれど、美味しい中華料理」が食べられるお店を教えてもらったのです。
その人が教えてくれたお店を息子が調べてみると、なんと行く予定になっていた『ムスタファセンター』の直ぐ側でした。
ムスタファセンターは翌日行く予定だったのですが、それならムスタファセンターで買い物の下見がてら、教えてもらった中華料理屋さんへ行って夕ご飯を食べようということになりました。
それにとても好都合なことに、子どもたちは「あまりお腹が空いていない」と言うのです。それは何よりです(笑)。
お腹が空いている時にシンガポールで美味しもの屋さんへ行ったら、想像するだけでも身震いしてしまいます。
教えてもらったとおりの電車に乗って『ジャランブサール(Jl.Besar)駅』で降りて、地図のとおりに歩き始めました。
するとなんか見たことのあるようなお店があります。子どもたちにも確認をしてもらうと、去年と友達家族と一緒に来た中華屋さん『手拉手京华小馆』です。
ちらっと中ものぞかせてもらったのですが、見覚えのある丸テーブルと椅子が見えます。
ここは、高かったので、少し遠慮をして食べた美味しいお店だと確信しました。
という事は、これから行こうとしているお店は「1年前にタクシーの運転手さんが教えてくれたあのお店では?」と思って数十メートル先まで歩くと、たしかにタクシーの窓から見えたあのお店でした!
お手頃価格なのに美味しい中華が食べられる『瑞春』
来たいとは思っていたのですが、積極的に調べることもせずにいたのに、まさかこんな形でたどり着けるとは思っていませんでした。
まさしく運命です(笑)。
お店についたのが6時前でした。まだ開店前でしたので、その辺をちょっとフラットしてから戻ってきました。確実に6時をすぎているのに扉はしまったままです。中をのぞいても開店するような気配はありませんでした。
そうなんです、この日は「瑞春」の定休日だったのです。
瑞春はお昼の後一度お店を占めて、また6時から開店します。そして火曜日が定休日です。
底なしのお腹を持つ子どもたちがお腹が空いていないという、めったにない機会だったのですが、定休日では仕方ありません。翌日のお昼ごはんに戻って来ることにしました。
並んでいたらどうしようかと思ったのですが店舗を拡張したのか、お持ち帰りのスペースも含めて4軒ほど並んで瑞春の店舗でした。
写真入りのメニューがあるので、中国語がわからなくても大丈夫です。
メニューには値段がのっていないのですが、注文を記入する用紙には、ちゃんと価格が書かれています。
頭の中でざっと計算をしてみます。まぁ子どもたちが好きに食べても、たまのシンガポール。予算内に収まりそうです。
私はこのちまきが一番気に入りました。
もち米がいい具合にもちっとしていて、中に入っている具材がとても柔らかくって、とても美味しかったです。
こどもたちは、小籠包が気に入ったようでおかわりをしました。
お店の奥では、なんと麺を手打ちで伸ばしていました。
何度見ても不思議です。
コッペパンのような塊が、どうしてあんなに細い麺に仕上がっていくのでしょうか。
お茶を頼んでのデザートを食べてもはっきり覚えていないのですが、40ドル台だったような?気がします。
本当は夕ご飯に行って飲茶を食べながらビールを飲みたかったのですが、それはまた今度の楽しみにします。ああ~でも手拉手京华小馆の焼き餃子と豆苗も捨てがたいです。
ムスタファセンターの側には美味しいインド料理店もあるので迷うこと必須
モスタファセンターの周りにはインド料理のお店もたくさんあって、ロティ好きの私としては迷うところです。
インド料理も値段はお店に寄ってまちまちで高いメニューもありますが、ロティなら1ドルあれば食べられます。(時々行っていたペナン島では1リンギットで美味しいロティが食べられました。40円くらいです。)
ロティはそれほどボリュームはあまりありませんが、小腹がすいた程度なら1ドル(90円位?)のロティで十分です。
運良く焼き立てが食べられれば、ものすごく美味しいご飯になります。
6年前にシンガポールへ初めて来た時に寄ったインド料理のお店がまだありました。とっても懐かしかったのですが、今回は寄る機会はありませんでした。
ムスタファセンターに買い物に来るインド人がご飯を食べて行くのでしょう。あっちにもこっちにもインド料理店がお店を出しています。ベジタリアン用のメニューを全面に出しているレストランや化学調味料を使用していないお店など、お店に寄って個性があります。
ムスタファセンターに買い物にきたら、中華にするかインド料理にするか。そして中華なら、手拉手京华小馆か瑞春か悩ましいですね。
まとめ
シンガポール中を歩き回ったわけではありませんので大きなことは言えませんが、どちらのお店も「やっぱりシンガポールの中華は美味しい。」という期待以上のお店です。
両方行ってほしいと思いますが、お財布と相談しながら決めて下さい。
急に決まったシンガポールへの旅が、まさか去年の中国料理屋さんへ導かれることになるとは思っていませんでした。
そして、行きたかったお店でまた手打ちのラーメンが食べられたこと。不思議な気持ちになります。
やっぱり思っていることにはエネルギーが流れ、実現してくことを実感しました。
(もしかしたらこの瑞春は6年以上も前にフードコートにあったお店では?と思ったりもしています…。)
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