以前行ったことのある美味しい飲茶屋さんへ、ひとりで行ってきました。ふふ、シンガポールで『ひとり小籠包』です。こんな贅沢な時間は何年ぶりでしょうか?もちろん子供と一緒の時間もそれはそれでかけがえのない大切な時間ですが、ひとりまったりと美味しいものを食べられる。とっても幸せなことです。
中には、ひとりで食事するのは苦手な人がいるかもしれません。特に飲茶などが食べられる中華屋さんは大勢で行ってこそ、いろいろなものをたくさん食べられます。そのため、ひとりで行くのはちょっと抵抗がある人もいるでしょう。
もちろん大勢で行ったときには、その時の楽しみにがあります。私は今回のシンガポールでのひとり飲茶はとっても幸せな時間だったので、また機会を作って幸せに浸りたいと思っています。
目次
小籠包の前に『メイソー』と『チャイナタウン』へ
チャンギ国際空港のターミナル2にある『baggage storage』に約30kgの荷物を預けて、身軽になりました。MRTのチャンギ国際空港駅で『スタンダートチケット』と『ツーリストパス』どちらにしようか迷って、スタンダードチケットを選んで、いざシンガポールの街なかへ向かいます。
https://kaigai-tabitodeai.info/changi-nimotsu-baggage-4350
メイソーでマスクを買ってくる司令があり『Plaza Singapore』へ
メイソーにとっても可愛いマスクが売っています。中の生地が洗濯できる機能性に優れているマスクです。別の場所で何軒か回ったのですが、売り切れでした。
それならシンガポールのメイソーへ行けば、きっと売っているだろうと思い、シンガポールプラザのある『Dhoby ghaut駅』を目指します。
チャンギ国際空港からDhoby ghaut駅へ行くには、『Tanah Mera』で乗り換えて『City Hall』から南北線に乗りひとつ目。
実はシンガポールへ来たとき、前の2日間ほとんど眠っていませんでした。それでシンガポールに到着したときも、飛行機で隣のご夫婦に起こされました。MRTでも、『タナーメラ』から『シティホール』への電車の中でもぐっすり眠ってしまいました。
タナーメラ駅で電車に乗り換えるときに、すぐ側にいた中華系の男性に「この電車がシティホールへ行くか」どうか聞きました。それで、この電車であっていることがわかり、空いていたので座ってぐっすり眠ってしまいました。ひとつ席を挟んで座っていた先程の男性が私がシティホールについても起きないので、声を掛けてくれました。トホホ
親切に起こしてもらわなければ、どこまで乗っていたかわかりません。
Plaza Singapore(シンガポールプラザ)にあるのはダイソーとミニソー
Dhoby ghaut(ドビーゴート)駅に着くとすぐに、シンガポールプラザと書かれた看板が見つかります。表へ出なくてもシンガポールプラザの地下街と直接つながっています。こういうオシャレでにぎやかなところはすでに得意ではなく、どこにメイソーがあるのか探すのにちょっと戸惑いました。
シンガポールプラザの中にはたくさんの人がいるのですが、この大勢の人はどこにどのお店があるのかがわかっているのでしょうか。どこにも案内所も総合的な地図もなく、とりあえずエスカレーターで上がるしかありません。
各階ごとにその階だけでの案内板が出ていたので、ひとつひとつ上に上がりながらメイソーを探しました。確か4階に『インフォメーションカウンター』があったので、そこを目指します。どうして、インフォメーションが4階なのでしょうか?
シンガポールプラザには『ダイソー』と『ミニソー』はありましたが、『メイソー』はありませんでした。ダイソーとミニソーにも行ったのですが、探しているようなマスクはありませんでした。あとから子供にこのことを伝えてみると、メイソーは国によってはミニソーと言うらしいですね。
それなら次はチャイナタウンで『湯波』
友人からシンガポールへ行くたびに必ずチャイナタウンへ行って美味しい湯葉を食べると聞きました。そしたら、私も湯波が食べたくなり、チャイナタウンへ行ってみました。
教えてもらったようにチャイナタウンにある『コンプレック』内を探したのですが、湯波が食べられるお店は見つかりませんでした。トホホ
ミニソーに続き、なんとなく空振りです。
そしてそして、MRTに乗って『ジャランブラール駅』まで行って、ムスタファセンターでドライフルーツを探してみたのですが、これまたほしい物が見つかりませんでした。きっとすでに心は飲茶だったのかもしれません。
実は『ひとり飲茶』をはしごしました
ムスタファセンターの側に美味しい飲茶屋さんが2軒あります。ひとつは『瑞春』。もう一軒は『手拉手京华小馆』です。『ひとり飲茶』を計画したときから、どっちのお店に行こうか迷っていました。
どちらのお店にも美味しいお料理があり、1軒に決めることはできませんでした。ギリギリまで迷っていたのですが、とりあえずムスタファセンターのそばにある『瑞春』へ行ってみました。
安心価格で美味しい小籠包が食べられる『瑞春』
『瑞春』で飲茶を食べるのは、3回目です。まさかまさか、こんなに食べに来られるとは4年前にタクシーの中からお店を見ただけで通りすぎたときは思いもしませんでした。
実は、このお店に来る前にチャイナタウンで、冷麺のようなものを一皿食べてしまいました。お目当ての湯波が見つからなかったので、そのまま帰ればよかったのですが、つい美味しそうなお店に入ってしまったのです。
ひとりなのでたくさん注文はできない上に、ちょっと前にすでに冷麺を食べている状態で『瑞春』に入りました。何という贅沢なことですよね。
ですので、注文は3つ。
私が『瑞春』で一番美味しいと思っている『豚肉入りちまき』と絶対に外せない『飲茶』、にジャスミンティを注文しました。
お昼の時間にオープンして少し間お店を閉めます。瑞春の営業時間はこんな感じです。
11:00~2:30/6:00~6:00
火曜日がお休み
私がひとり飲茶をしにお店に入ったのは、たぶん6時少しすぎた頃です。まだそれほど混雑していなかったので、通路側の丸いテーブルにひとりで座ってのんびり通りを眺めながら、運ばれてきたお料理をいただきました。
いつもは子どもたちと分けるヤムチャがこのときばかりは、私ひとりで好きなように食べました。お腹が空いていなかったためか、このときに一番美味しかったのはジャスミンティかもしれません。ふふ
それでも、ひとりでボーッとしながら異国で食べるヤムチャは美味しくって、格別でした。
お会計はこんな感じです。
全く読めませんね。とほ
それでも、10SDではなく8~9SD位な感じですよね。もし9SDだったら日本円で700円くらいです。
美味しい餃子のお供はビールということで『手拉手京华小馆』
やっぱり、美味しい飲茶でまったりしたいのなら、美味しいビールも飲みたいなぁと『瑞春』で通りを眺めながら、気持ちが揺れていました。それなら『瑞春』でビールを飲めばいいと思うかもしれません。
確かにそうなのです。
それでも、瑞春にはビールがないのです。もともと瑞春があった場所から人気が後押しをして右に左にお店を拡張しました。そのため両隣4~5軒が瑞春です。全部のお店でないのかは確認していないのですが、たぶんアルコールは置いていません。
やっぱり今度はサクサクの焼き餃子でビールを飲もうと思い、数軒先の『手拉手京华小馆』の扉を開けて入りました。ひとりであることを伝えるとカウンター席に案内されました。
ここのお店は餃子とトウミョウがとっても美味しいのです。でもすでにお腹は8分目以上。その上、トウミョウは盛りが大きく、お腹が空いているときでもひとりで食べられるかちょっとあやしい量の多さです。
『手拉手京华小馆』は瑞春と比べると外国人が来る割合が上がり、値段も少し高くなります。私がひとり飲茶をしているときも、あっちからもこっちからも日本語が聞こえてきました。
そしてこのお店の注文の仕方は、私が苦手なタッチパネル式です。アイパットのような画面をスクロールしながらページをめくっていくのです。注文もデジタル。よくわかりません。とほほ
苦戦しながらメニューを開いて、ビールを探すと大瓶しか見当たりません。いくらなんでもお腹いっぱいのときに大瓶をしかも表でひとりで飲む気はおきません。お店の人に小瓶はあるか聞いてみると、あると言われ注文したのが中国のビールです。
たぶん、初めて飲んだと思うのですが美味しかったです。
注文したのはビールと餃子だけ。メニューをちゃんと見なかったのか、焼き餃子ではなく飲茶のような餃子が運ばれてきました。美味しかったですが、カリッとした焼き餃子が食べたかったので、これは「また来なさい」ということなんだろうと思いました。
ひとりでぼーっとできる時間、貴重です。
しかも食べたかった美味しいヤムチャとビール、何という至福の時でしょうか。ひとり飲茶はいろいろな種類を注文はできません。一番に食べたいメニュー限定になってしまいますが、それはそれで満たされます。
ああ~ぜひ、「飲茶が食べたいけれど、ひとりじゃなあ」と思っている人がいたら、ひとりにはひとりの楽しみ方があります。お気に入りのお店で大好きなお料理を食べることを『ひとりだから』という理由でやめることはありません。
またどこかでひとりで美味しいご飯を食べたときにも、ブログに載せたいと思っています。
さぁ、MRTに乗ってターミナル2、そしてターミナル4を目指します。
コメント