預け荷物か手荷物か?迷ったときの注意点を紹介!ダンボールでも大丈夫?

スポンサーリンク

 

海外旅行へ行くときに機内に手荷物として自分で運ぶこともあるかと思いますが、多くの場合にはやっぱり預け荷物がありますよね。預ける荷物の大きさや個数に制限があることは当然ですが、それ以外にも気をつけたほうがいいことがあります。

今回の記事では、飛行機に乗るときの預け荷物と手荷物に関する注意点やポイントを紹介します。

 

安心して荷物が預けられるように、できる範囲で確認をして準備を万全にしておきましょう。実際に没収されてしまった経験談も載せています。どうぞ、同じような失敗はしないようにしてください。

 

スポンサーリンク

手荷物?それとも預け荷物?没収を未然に防ぎましょう

 

預け荷物の申込みをしている場合には何でもかんでも預けてしまって、身軽になりたいと思うかもしれません。それでもいくら預け荷物の許容範囲に達していなくても、手荷物として飛行機に載せたほうがいいものがあります。

逆に、そんなに重たくないからと預け荷物にしないで空港内に持ち込んでしまうと、没収の対象になるものもあります。空港やその時の担当管によって微妙な違いはありますが、大まかな区分けがあります。

せっかく買ったお土産が没収の対象になってしまうような、悲しい事態は避けましょう。

 

手荷物として持ち込んだほうがいいアイテム

現金などの貴重品はもちろん預けずに機内持ち込みをするかと思いますが、その他にも大切なアイテムがあれば預け荷物にしないで可能な限り自分で運ぶようにしましょう。

・高価な機材など 以前知り合いで、DVD再生プレイヤーとモニターが入ったダンボールがまるごと出てこなかったことがあります。手続きをして代金の保証はしてもらいましたが、その他にも衣類やちょっとした小物類が入っていました。

同じようなものを買い直すことはできますが、決して同じものではありません。

 

・モバイルバッテリー 携帯やキンドルなどを充電するときに重宝するアイテムです。自宅にいるときに使うことはあまりないですが、旅行中に活躍するのがモバイルバッテリーです。海外旅行に行くのなら、忘れずに持ち歩きたいアイテムですが、飛行機に乗せるときに注意が必要です。

カウンターで「モバイルバッテリーが預け荷物に入っていないか?」と聞かれるかと思いますが、事前にバッテリーは預け荷物に入れられないことを知っておきましょう。
手荷物としてならバッテリーを持ち込めますが、航空会社によって個数やバッテリー容量の制限値が違います。


・マッチやライター なんとなくマッチやライターくらいなら、「危険物にはいらないのでは?」と思われるかもしれません。ところが、ライターやマッチは預け荷物に入れられません。手荷物で持ち込む場合にも数に制限がありますから、お土産などで買うときには気をつけてください。

特にお気に入りのライターを手放さなくてはならない事態は、未然に防ぎましょう。

預け荷物にしておいたほうがいいアイテム

 

お水はほとんどの空港で没取されます。没収されなかったこともあるので、100%ではありません。気が付かれなかったこともあれば、お水とわかっていて何も言われなかったこともあります。

ここで気をつけたいのは液体は確実に没収の対象になりますが、液体ではないちょっと中途半端なものです。

・ジャム タイの空港で没収されました。買ったばかりでしかもオーガニックのジャム。もったいないから使ってもらうように伝えました。

・ピーナッツペースト ジャムよりも固体に近いかと思うのですが、これも没収。フィリピンの空港です。お土産にしようと思っていたのですが、これも使ってもらえるように伝えました。

・カレー 夕ご飯に空港で食べようと思って持ち込んだのですが、はじめの荷物チェックで引っかかりました。何度もカレーを持って通ったこともあるのですが、このときはだめでした。一応夕ご飯であることを伝えたのですが、没収でした。

 

手荷物でもギリギリ?たまたま大丈夫だったアイテム

 

預け荷物がある場合には没収の対象になるものは預け荷物の中に入れられますが、機内持ち込みの荷物だけの場合には選択肢はありません。

 

・爪切りや裁縫道具 荷物検査で引っかかったことはありません。小さいものなので大目に見てもらえているのかもしれません。(先が尖っていないものは大丈夫のようです)

・お味噌 お味噌も何度か手荷物で持ち込んでいますが、今のところ没収されていません。

 

預け荷物を依頼するときに気をつけたい注意点

 

 

スーツケースやボストンバックのような旅行に向いているカバンで荷物を預けるときには、それほど心配はいりません。

注意したいのは、ダンボールやリュックサックを預けるときです。

 

ダンボールを預け荷物にするときはぐるぐる巻に

しっかりしたダンボールを使用するのは当然ですが、傷ついてダンボールが破れてしまうのを防ぐために強度の高いガムテープでぐるぐるにしておきましょう。

 

私は今回ひとりで移動するときに、山用の大きなリュックサックと20Lくらいの小さいリュック、あとはみかん箱程度のダンボールで飛行機を2回乗り継ぎました。ダンボールはもちろん、引越荷物を梱包するときのようにしっかり『十字』に止め、心配だったので『H』にも止めておきました。

 

ところが、バリのングラライ空港でカートにダンボールを載せているのを見つけると「ぐるぐる」「ぐるぐる」と日本語で声を掛けてきます。あっちでもこっちでも「ぐるぐる」と言われると、私のやり方は引越し時には完璧でも預け荷物としては十分ではなかったのかもと思えてきました。

途中で壊れるよりはと思い、一番側にいたお兄さんにぐるぐるをお願いしました。8万ルピアでしたので、650円くらいでしょうか。

 

ちょっとわかりにくいかもしれませんが、ダンボール全体をビニール覆って、持ち手までつけてくれました。この持ち手が、あとでとっても役に立ちました。

空港でお願いすると余計な出費になりますので、ダンボールを預け荷物にするときには事前にぐるぐる巻きにしておきましょう。

 

空港についてからライターやバッテリーが入っていることがわかれば、開封することになります。ぐるぐる巻にする前にしっかり確認をしておきたいですね。

 

リュックサックを預けるときには雨用のカバーで保護しましょう

 

リュックサックには腰や胸で止めるベルト、肩ベルトの長さを調節するストラップなど結構飛び出している部分があります。他の荷物や運ばれる途中で何かに引っかからないように、カバーをしておくと安心です。

リュックサック自体の補強にもなります。

今回私はレインカバーがなかったので、気になりながらも選択肢がなくそのまま預け荷物にしました。しかも側面にヨガマットを挟んでいたのですが、カウンターでも言われることはありませんでした。

 

きちんと口が閉まらないカバンは預け荷物になりません

 

空港会社によって微妙な違いがあるかと思いますが、中途半端に口が空いているカバンでは預け荷物として依頼できません。

もちろん紙袋も上の部分が開いているから無理。

巾着のようにしっかり口が閉まるタイプなら大丈夫です。

 

荷物を預けるときにスーツケースである必要はありませんが、中身がしっかり守れ途中で荷物が飛び出してしまわないように意識をしながらパッキングをしましょう。

 

セブパシフィックで預け荷物の重量オーバー

 

セブパシフィックの国際線のカウンターでチェックインをして荷物を預けているときに、結構衝撃的な会話が聞こえてきました。

 

セブパシフィックは「LCCの中でも荷物の重量に厳しいらしい」ということは聞いていたのですが、隣でのカウンターで荷物が予約していたよりもかなりオーバーしている人がいました。
このときは開いているカウターが少なく、担当の人もなんとなく疲れている感じが伝わってきました。

たぶん中華系のカップルではと思わる人たちが、セブパシフィックのお姉さんから言われていた金額は「1キロ20ドル」でした。

 

私の聞き違いかもしれません。
でもその人たちもかなり真剣に悩んでいたので、それなりに大きな金額になっていたと思います。

 

いつもは1~2キロくらいなら大丈夫だろうと、大雑把に荷物を準備しているのですが、今回はセブパシフィックを利用するとあって微妙に少なめに荷物を詰めておいて正解でした。あのときのカップルがどんな選択をしたのかはわかりません。

 

 

飛行機に乗る機会があまりない人だけではなく、乗り慣れている人であっても、空港会社によって取り決めが違うことや新しいルールが決められていることもあります。必要と思って荷造りした荷物が没収の対象になったり、途中で荷物が破損することないように、ポイントを意識しながらパッキングをしましょう。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました