そろそろGWが近づいていますね。
というか早いところではGWが始まっているのでしょうか。
家族そろってのせっかくお休みだから、どこかへ出かけたくなりますよね。梅雨に入る前のいい季節でもあります。自然が満喫できるところでゆっくりしたい気持ちもわかります。
でも、今は可能な限り家の中で楽しみを見つけてすごしてみませんか?
わが家では子どもたちが外出できなくなってから、すでにひと月以上が立ちます。今はインターネットがあればいろいろなことができますが、ネットだけではもったいない。その時その時を大切に感じられるように、この日をすごしていきたいと思っています。
おうち時間に子どもたちが作ったお菓子を紹介します。なにか参考になれば嬉しいです。
英語に関することもここで紹介しようと思ったのですが、長くなってしまいました。別の記事としてアップしたいと思います。
目次
15分の体操で体力維持でご飯が美味しい
おうち時間が増えると自然に食べる量と回数が増加します。
外出できないので、つい美味しいものを食べることが楽しみに。それはそれで素敵なことですが、運動ゼロの状態で長期化すると『体重増加で体力激減』に。美味しいものをもっと美味しく食べるためにも、運動をはじめました。
WiFiがなかったバリでの暮らし
今暮らしているところは、WiFiがあります。
いつでも好きなだけインターネットにつながります。
以前住んでいたバリ島の家では、WiFiはありませんでした。モデム?と言われるパソコンに接続するパーツを使います。その中にシムをいれてお金を入れると、ネットや通話などができます。
子どもたちの携帯にも同じようなSIMカードが入っていますが、無制限ではありません。時代遅れと言われるかもしれませんが、私は子どもが携帯やアイパッドなどを使うようになるのは、遅ければ遅いほうがいいと思っています。
そのため、下の娘が自分の携帯電話(ガラケーではないもの)を持ち出したのは、つい最近です。上の娘のお下がり。つい数ヶ月前までいたバリ島では、自由にインターネットが使えませんでした。時々フリーWiFiがあるお店に行くと、子どもたちは好きな曲などをダウンロードしていました。すでに懐かしい。
外出規制中はYoutubeの運動で体力維持
ところが今は自由にWiFiが使えます。漫画も動画も見放題です。学校や買い物に行かれたときなら、体を使うチャンスはいくらでもありました。ところが今は18歳以下の子供の外出は基本できません。すると自然に寝っ転がったりしながら、携帯やパソコンなどを使ってじっとしている時間が増えてしまいます。
上の娘はもうずいぶんと前からYoutubeなどで、筋トレをしています。長男くんはときどき朝早くからヨガをしています。マイペースな下の娘は、『運動』とは無縁の暮らしです。これは体力が落ちてしまうのではないかと思い、下の娘を誘って体操をはじめました。
そろそろひと月立ちます。
心配していた3日坊主にはなりませんでした。だいぶ慣れてきたので、もう少し長いのにしようかと娘とも話しています。
フィリピンの学校再開は9月?
一番暑い4月と5月が、フィリピンでは学校がお休みです。コロナフィルスの影響で予定よりも3週間くらい早くお休みなりました。外出も規制されていますので、3月中旬から学校は再開されないままです。
通常なら6月上旬から学校が始まるのですが、中学校や高校の再開は9月になりそうです(たぶん小学校も)。あと4カ月もあります!エクササイズ始めておいてよかった。
いくら若くても、4ヶ月も5ヶ月も家の中では体がなまってしまいます。やはり、もう10分くらいプラスで運動しようかなぁ。インナーマッスルを鍛えるエクササイズを探してみようかなぁと思っています。
おうち時間の最大の楽しみは美味しいご飯?
最近、辻仁成さんのブログを読んでいます。お料理が得意でつい凝ってしまい、カロリーを気にしないで美味しいご飯を作っていることが書かれています。どうやら息子さんに「パパ、ちょっと変な身体になってるよ。気を付けな」と言われたそうです。
これは辻仁成さんだけに限らず、多くの人に当てはまるのではないでしょうか。外に出られない分、楽しみといえばお家で美味しいご飯を作ること。
普段はあまり買わない食材で楽しみ度アップ
わが家ではもう8年位前から、子どもたちにもご飯の支度をしてもらっています。なので、いろいろ直感で作ったり、ネットで調べたりして美味しいご飯を作っています。
こんなときなのでいつもならめったに買わないような、ちょっと贅沢な素材も買いました。家の中にいなくてはならないのだから、いつもとはちょっと違うメニューが作れたら楽しいだろうなぁと。ヨーグルトやヤギのミルク、チーズ、ベーコン、生春巻きの皮などです。
これが贅沢な食材?と思われる人がいるかもしれません。ははは
わが家は基本野菜と果物が主食です。でも完全なベジタリアンではありません。ときどきお肉も食べます。今はその頻度が増え、卵も冷蔵庫に入っていることが増えました。
最近子どもたちが作ったお料理の紹介
まずは今朝の朝ごはんから。
どこが特別?と思われるかもしれません。
まず、しばらく買いに行かれなかったパン屋さんに約3週間ぶりに行って買ったパンです。このパンは天然酵母。そして、わが家では貴重なマヨネーズがつかわれています。ははは
こっちは目玉焼きのせオープンサンドです。半熟の黄身がアボガドにかけられています!
昨日娘が焼いたオートミールのケーキ。これは絶品でした。常に冷蔵庫に入れておきたい一品です。
砂糖が入っている豆乳しか見つからなかったので、ちょっと甘めですがとっても美味しかった。次回は豆乳なしでも、ココナッツミルクで代用できそうと娘。
小麦粉なしなので、グルテンフリー。卵を使っていますが、なしでもありかも。フレックスシードで代用もできそうですね。
手作りアイス3種類です。
カカオとカラマンシー、はちみつ味。主な材料はバナナ。ヨーグルトとココナッツミルクも入っています。優しい甘さで危険です。
ポイントはバナナをしっかりつぶすこと。冷凍庫に移してから、2回かき混ぜることです。あとは、お好みで大丈夫だと思います。
これは卵入りのプリン。
おじゃる丸もうっとりする美味しさです。
これは大根餅。
わが家では子どもたちが何かを作ると、そのお料理に子供の名前をつけます。例えば『太郎チャーハン』とか『梅子サンバル』とかです。なので、このお餅にも娘の名前がついています。
朝から大根を1本まるまるおろして、みんなの分も作りました。大根ではなくお水でもち粉を溶いてもいいのですが、体に優しい感じが違います。おろした大根を全部使うと水分が多くなります。こしてから、大根だけ入れましょう。白玉団子を作るときにも、大根おろしで作るとスルッといくらでも食べられます。
もちろん、残ったおろし汁は早めに飲みます。
そして見ただけではわかりませんが、なんと中にチーズが入っています。
電動の泡立て器がないので、みんなで協力して泡立てました。
これだけの量のクリームをよく泡立てたと思います。マンゴーフロートです。
私はすぐにギブアップ。娘ふたりのBigJobです。
まだ他にもあるのですが、写真が見つかりません。私の携帯ではなく子どもが撮ったのかもです。また違うページで紹介したいです。
普段『素食』?をしていると小さな贅沢でごちそうに
ほとんど、毎日の食事は野菜と果物、そしてご飯で作っています。調味料もそれほど種類はありません。それでも、新鮮な食材が買えるので、毎食美味しいご飯が食べられます。
そして、外出規制でひと月以上も表に出られないので、いつもとは違うご飯が作れるようにしている今も、卵やチーズ、ヨーグルトなどを買うだけで普段とは違ったごちそうが作れます。これはとってもありがたいです。
まだまだ子供が小さい時に保育園の運動会や遠足に持っていくお弁当に、鶏の唐揚げが入ると、クリスマスや誕生日級のごちそうに大変身でした。
それぞれの家庭でのおうち時間の楽しみ方
わが家は食ですが、なかにはご飯を作ることや食べることにあまり興味がない人もいるでしょう。場所は限定されてしまいますが、楽しみ方は百花繚乱です!
ずいぶんと前に外出ができない人たちが、自宅での楽しみ方を紹介している動画をみました。その中で印象に残っているものが、2つあります。
ひとつは、自宅の居間にある大画面に公園が写っている動画です。その公園では鳩が群れになってエサを食べているのです。そして、居間で見ている人が画面の鳩に向かって、パンをちぎってあげているのです。
下の娘は子どもらしい素直な感想で、「パンがもったいない」とか「そうじが大変」と心配していました。
たしかにそう思います。それでも、画面の鳩に向かってパンを上げる。できることをして、幸せを見つける。私は素敵だなぁと思いました。公園へ行かれなくなって何日が立つのかはわかりません。きっと表へでかけていきたいのだろうと思います。でも、今は実現できないので画面の中の鳩にエサを上げる。
時には人はこんなふうに想像力を働かせて、幸せを感じることができます。と同時にその人の後ろ姿を見ていると、悲しい気持ちにもなりました。今まで当たり前だったことが、できなくなる。今のこの状況は、とっても複雑な思いになります。
もうひとつはイタリア?からだったような気がします。
外出規制が出ているので表へは出られないのですが、どうしてもカフェに行きたくなったお父さんがものすごく素敵におしゃれをして「カフェへ行ってくる」と家族に宣言をして出かけてしまうのです。扉を開けていってしまいます。
大丈夫なのかなぁと心配しました。
すると玄関を出てすぐのところで、お父さんが飲み物を注文するのです。となりの部屋にあるキッチンの窓が表とつながっています。注文を受けたお母さんが、飲み物を運びます。お客さんであるお父さんは一言二言カフェで働くおかあさんと話をします。
そして、ポケットからお金を出してお店の人(お母さん)に支払って家に帰ります。
なんてことはないと言えばなんてことはないのですが。どうしてもカフェに行きたい。でもそれができないなら、今ここでできることをしようとする気持ちや行動に感動します。つらい気持ちもユーモアを混ぜて、幸せに変えてしまう。
人ってすごいなぁと思いました。
私はけっして我慢することがいいことだとか、美徳だとか思っているわけではありません。また、おうち時間が長期化したり、ウィルスをなくすために消毒がいきすぎてしまうと、今度は別の問題が生まれてくるのでは?とも気になっています。
それでもこの新型コロナウィルスはまだ、わからないことだらけです。だからこそ、今は可能な範囲で家にいることがひとりでも多くの人の命を救うことにつながると思っています。
「もう今までのような世界には戻れない」という人もいます。私はそれでも、希望を持っていたいです。また自由に表に出られて、フィジカルディスタンスなんて気にしないで人と人が触れ合える時が来ると。そう思っています。人が人らしく生きられる、そんな世界になると。
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