バリ島ングラライ空港を出発して、シンガポールのチャンギ国際空港に到着しました。シンガポールが目的地ではなく、ここから飛行機を乗り継いでフィリピンまで向かいます。
シンガポールで到着したのはターミナル１。フィリピンまでの飛行機はターミナル４から出ます。荷物を受け取って、ひとりターミナル４まで向かいます。何度も来ているチャンギ国際空港ですが、今までは子供と一緒。頼りになる３人の子供がいません。
シンガポールに到着してからイミグレーションを通過して、荷物を受け取るまでの紹介をします。
目次
チャンギ国際空港ターミナル１で到着から入国まで
シンガポールについて毎回感じるのは、足元に敷かれているジュータンの厚みです。ふわっとした感触があり、靴のまま歩いてしまっていいのだろうかと思います。そしてもうひとつ、チャンギ国際空港は、到着した人もこれから出国する人もごちゃまぜに同じ場所にいることです。
チャンギ国際空港で戸惑う到着と出発のまぜまぜ状態
ジュータンの毛の長さでチャンギ国際空港についたことを実感しますが、もうひとつ飛行機を降りて空港内に入ってすぐに感じることがあります。
それは、「どっちの方向へ進めばいいのだろう？」という事です。
大抵の空港では飛行機から降りてきた人たちばかりなので、みんながとりあえず同じ方向へ進んでいきます。ほとんどの人が出口や乗り換えのターミナルに向かうので、ボーッとしていても方角を間違えることはありません。
チャンギ国際空港の場合にはすでにごちゃっ混ぜになっていて、立ち止まっている人もたくさんいますし、あっちの方向こっちの方向へとみんなが好きに歩いているので、一瞬以上立ちすくんでしまいます。笑
大抵の場合飛行機の中ではぐっすり眠っています。寝起きなので頭がボーッとしていることもあるのですが、このときは２日ほどほとんど徹夜状態だったために、ものすごく熟睡してしまいました。
私は通路側に座っていたのですが、隣りに座っていた老夫婦の旦那さんが到着してもいつまでたっても目を覚まさない私に対して独り言のように「We have arrived.」といって起こしてくれました。
この日は目的地に向かうシンガポールの地下鉄の中でもぐっすり眠ってしまい、行き先を教えてくれたやっぱり初老の男性に私が訪ねた駅に着いても寝ているので、起こされました。(半分呆れ半分心配しているような感じにさせてしまいました…)
これが出口のサインです。
矢印に向かって進んでいきます。
シンガポールはビザなしで30日まで滞在可能
日本のパスポートがあれば観光目的の場合には、30日間ビザなしでシンガポールに滞在できます。このときにパスポートの有効期限が6カ月以上残っていることが条件です。
ただし陸路で入国した場合には14日だけになりますから、気をつけてください。
ビザなしで入国したときには、延長はできませんが隣のマレーシアに出国して再度入国することもできます。はじめから30日以上滞在予定の場合には、はじめから観光ビザを取得しておきましょう。1回に限り延長可能ですので、60日まで滞在できます。
チャンギ国際空港ターミナル１のイミグレです。結構並んでいました。列に並ぶ前にシンガポールに入国するためのカードに記入をします。
日本語の説明は見当たりませんでしたが、記入例を見ながら埋めていきます。
私がなんとなく苦戦しながら記入していると少し年上の女性でしょうか、私にパスポートと搭乗券を突然差し出します。
きっと記入の仕方がよくわからないから、代わりに書いてほしいのかな？と思い英語で聞いてみましたが、英語は通じません。とえあず、記入するための情報はあるので、上から順に書いていきます。
すると出発した空港を書くところがあるのですが、その人の搭乗券はどう見ても何回確認をしてもシンガポール発です。行き先はよくわからなかったのですが、書いてある時刻まであと15分ほどしかありません。
彼女はシンガポールに到着して出国をするのではなく、今からシンガポールを出発してどこかの国へいこうとしているのでした。それでも、どこへ行ったらいいのかわからずに、シンガポールに着いて入国カードを記入している私のところにきたのでしょう。
搭乗券に書かれている時刻を見たときには、「飛行機に乗れないかもしれない」とちょっと横切りました。チャンギ国際空港は広いですし、あと15分もありません。とりあえず側のカウンターへ行きましたが、ここじゃないから2階へ行ってくれと言われ、エスカレーターで上がるとインフォメーションのカウンターがありました。
ちょっと混んでいたのですが、ここは時刻が差し迫っていたのでちょっと図々しくお姉さんに声を掛けました。事情を説明すると彼女はすぐに携帯を出して何かを調べて、女性を連れてどこかへ消えてきました。後ろ姿を見送っていると、すぐにインフォメーションの女性が戻ってきました。
どうやら間に合ったみたいです。搭乗ゲートがすぐ側で良かった。そして私が見ていた時刻は離陸の時間ではなく搭乗ゲートが開く時間だったのですね。間に合ってよかったです。
こんな風にシンガポールに着いた人とこれからシンガポールを出る人とが、混ぜ混ぜの状態で同じ場所に存在します。
入国カードの続きを記入して、イミグレーションの列に並びました。どうやら記入漏れがいくつかあったようです。とても親切な人でその場で書かせてもらえ、私のパスポートに挟んであるもう使わない用紙をきれいにとって整理してくれました。ありがたい。
イミグレーションを通過したあとに荷物を受け取ります
入国カードを記入すれば、イミグレーションで特に聞かれることはありません。シンガポールで滞在先を記入する欄がありますが、私はトランジットで半日もシンガポールにはいません。
日本語でも『手荷物』とありますね。
いくつもレーンがありますから、自分の乗ってきた飛行機の荷物はどこからでてくるのかモニターを見て探します。
重たい荷物があるときには、あらかじめカートを用意しておきましょう。荷物が流れてくるのを見つけたら、自分でカートまで運びます。私の今回の預け荷物は約20kgのリュックと約10kgのダンボールです。
リュックは持ち上げるのにひと苦労ですが、ダンボールの方はバリの空港で8万ルピア払ってぐるぐるしてもらいました。持ち手をつけてもらえたので、運ぶのが楽ちんです。
30kgの荷物を受け取ったあとは、次の目的地へ向かうためにターミナル4に向かいます。そして重たい荷物を預けたら、初のシンガポールひとり旅をといってもほんの7～8時間ほどですが楽しんでこようと思っています。
コメント