フェリーを乗すごします!ドゥマゲテからセブ島を走る3社の時刻や料金

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今回はフィリピンの中でも『学園都市』と言われるドゥマゲテから、日本人に人気の高い観光地であるセブ島までフェリーで移動したときの体験談を紹介します。ドゥマゲテからセブは飛行機に乗れば1時間ほどですが、夜行のフェリーで移動をすればものすごくお得に移動ができます。

 

そして、旅につきもののびっくりするできごとが、旅の始まりにありました。私たちのうっかり体験もお伝えしますので、フィリピンや他の国をフェリーで移動するときなどに役立ててもらえたら嬉しいです。

さてさて、子供3人と一緒にフェリーを乗り過ごしながらも、セブ島まででかけたときのお話です。

 

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ドゥマゲテでフェリーのチケットを購入方法

 

 

閑散期であれば直前の購入もできますが、前もってチケットを買っておくと安心です。私はきっぷを買うまでに1時間以上並びました。

 

 

学割やチケットの払い戻しについてもお伝えします。

 

フィリピンは日本以上に島国?

 

日本は島国と言われますが、実際に日本にどのくらい島の数があるか知っている人は少ないのではないでしょうか?もしかしたら多くの人は、せいぜい100~200位ではないかと思われるかもしれません。

 

実際に日本には、約6,800もの島があるそうです。ものすごい数ですよね。

 

そして同じアジアにあるフィリピンは、日本よりも約1000も多くの島があり約7,800と言われています。

 

インドネシアは正確には数えられないようですが、12,000から13,000もの島があるようです。

 

価格重視ならドゥマゲテ⇔セブはフェリーがおすすめ

 

セブはセブ島にありドゥマゲテは隣のネグロス島にあります。

 

移動する時期にもよるかと思いますが、フィリピン国内を飛行機で移動しようと思うと費用は結構かかります。

陸路とは違いひとつの島から別の島へ行く場合には、移動手段が限られてしまいます。鉄道やバスという選択肢が減ってしまう分、どうしても飛行機のチケットが高くなりがちです。

 

それでも、セブとドゥマゲテの間には何種類かのフェリーが運行されていますし、バスも走っています。バスの場合にはセブ島の南にある『リロアン』からフェリーに乗ります。セブから直行便で行くこともできますし、リロアンまでのバスに乗って各自でフェリーに乗っていくことも可能です。

 

その時の旅で優先したいことを決めて、飛行機で行くのかフェリーを利用するのかを選択してください。セブとドゥマゲテを移動する場合の、大まかな価格設定を載せておきますね。

 

・飛行機の場合には2500円から1万円以上
・バスやフェリーの場合には、700円から2500円位

 

バスやフェリーの運賃が季節によって大きく変動することはありませんが、飛行機はシーズンや日程によって異なります。そのため、旅行する計画がまだ先の場合には、こまめにサイトをチェックすると納得のいく価格でチケットが購入できます。(スカイスキャナーのアラート機能を利用すると便利ですよ)

 

ちょっと他の国を見てみると

マレーシアは大陸ですので国内を移動する場合には、飛行機以外に鉄道やバスという選択肢があります。

そのためクアラルンプールから例えばペナン島まで飛行機で移動するときでも、バスや鉄道とそれほど変わらずにエアチケットが購入できることがよくあります。

 

インドネシアにあるバリ島から隣のジャワ島へも、バスとフェリーを利用して移動できます。ジャワ島内には鉄道も走っています。季節に関わらず格安に行かれるのは、陸路での移動です。セール期間などにあたると、飛行機のチケットでもかなりお得なフライトが見つけられます。

 

ただし、フェリーや飛行機以外に移動手段のない島へ行く場合には、飛行機のチケットが驚くほど下がることはあまりありません。

 

購入したフェリーは『コカリオン社』の夜行船

 

船に乗る時期がちょうどクリスマスの少し前ということもあり、時刻と価格を調べてから事前にチケットを買っておきました。

 

ドゥマゲテの港で時刻と料金を確認

ドゥマゲテの街なかからフェリー乗り場までは、歩いていかれます。少し離れた場所から港まで行く場合には、トライシクルを見つけましょう。

 

このときには、街なかまで3人の子どもたちと一緒にでかけました。

彼らはシリマン大学の図書館に用事があり、私はその先の『ポータルウェスト(portal west)』までトライシクルで行きました。トライシクルの運転手さんが港まで行ってくれず、『ポータルウェスト』から歩いていきました。港までは、ポータルウェストから歩いて3分位です。

 

以前にフェリーのチケットを確認していた息子から、港方面だけではなく通り沿いにもセブまでのチケットを売っているカウンターがあると聞いていました。でも、このときは見つけられずに、結局2社の価格と時刻を確認して帰りました。

 

ブルーのサインが目印の『ジョージアンドピーター』とオレンジ色の木目っぽい建物の『コカリオン』です。

 

座席のクラスが結構細かく分かれています。

・エコノミー/370ペソ
・イエロールーム/480ペソ
・ホワイトルーム/720ペソ
・キャビン/1295ペソ
・スイート/2590ペソ

ジョージアンドピーターでは、ドゥマゲテからセブ島へのフェリーは週に5回あります。月曜、火曜、木曜、金曜、そして土曜日です。水曜日と日曜日は運休。出港は夜の10時ですね。

 

ここから下がコカリオンの時刻と料金です。

 

 

エコノミーは355ペソ、ツーリストは680ペソです。

コカリオンもセブ島までのフェリーは週に5回運行。月曜日と金曜日がお休みです。

出港時刻は真夜中、12時です。

『ジョージアンドピーター』で行くことに

戻ってから子どもたちと相談をして、早い時間に港を出る『ジョージアンドピーター』でセブ島まで行くことに決めました。

夜中の12時に出る『コカリオン』にすると、かなり遅い時間に港に向かうことになります。トライシクルがどのくらいの時間帯まで走っているのか、わからなかったこともあり夜の10時に出る『ジョージアンドピータ』にします。

 

当日でもチケットは買えるのですが、万が一いっぱいだった場合も考えて、出発前日にまたひとりできっぷを買いに出かけてきました。

 

フィリピンはしっかりお昼休みを取ります

 

全く考えもしないで、暑い時間帯にチケットを購入するために出かけていきました。着いたのがちょうどお昼を回った頃。

 

前に来たときには開いていた扉が閉まっています。隣りにある『コカリオン』も同じく、誰もいません。

 

お昼の時間帯はお休みです。

 

フィリピンでは両替所も12時から1時間位お休みします。食べ物屋さんでもお昼の1時までは営業するけれど、数時間お休みしてまた夕方からお店を開けるところも結構あります。不思議なのですが、ドゥマゲテのイミグレにはお昼休みはありません。(2019年12月現在)

 

13時半に戻ってきてもまだ閉まったまま

街なかをフラフラ歩きながら、以前から気になっていたカフェに入ってみました。小洒落た雰囲気のお店で、フィリピンの人たちで賑わい居心地の良いお店でした。

 

13時半をすぎた頃に港に戻りましたが、『ジョージアンドピーター』の扉は開いていません。どうしようかと閉まったドアを見ながらボーッとしていると、バイクを整理しているおじちゃんがここは開かないと言います。

明日も開いていないのか聞いてみたのですが、明日も開かないと言います。

 

日本人の私にはわからないできごとがあり、この会社は急に休業になってしまった可能性もあると思い、となりの『コカリオン』のカウンターに並びました。

 

学生証があれば学割が受けられる

 

最近はあまり割引されないようですが、学生証を見せるとトライシクルも割り引いてくれる運転手さんがいます。ジープも割引されることがあります。

 

そんなこともあり、一応子どもたちの学生証を持ってフェリーのチケットを買いに行きました。学割があったとしても、本人がいないのではどうかなぁという思いもあったのですが、ちゃんと割引してもらえました。

もともとが小さな額ですが、やっぱりお得に行かれるのは嬉しいですよね。

355ペソから2割引いてくれました。

 

コカリオンでフェリーのチケットを購入するときに必要だたことを書いておきますね。

・フィリピンの電話番号(3月に購入したときには必要ありませんでした)
・学生証(割引を受ける時)

 

私はパスポートの提示は必要なしでした。

 

購入したチケットは、エコノミーです。ツーリストはエアコン有りの室内になりますが、特にベッドなどに違いはありません。私はエアコンは苦手なので、自然にエコノミーです。

 

なんと!フェリーを乗りすごしてしまいます

 

購入したフェリーはドゥマゲテを夜中の12時に出港します。飛行機ではありませんが1時間前につけるように、みんなで準備をしました。おにぎりやサンドイッチ、旅に出るときにやっぱり食物と飲物が大切です。

 

出港の1時間前に港に到着

 

夜の9時を回っていましたが、トライシクルもすぐに見つかりました。しかも港まで行ってくれるという親切な運転手さんでした。

 

フェリー乗り場にはチケットを見せないと、中にはいれません。チケット代の他に港の使用料がかかります。ドゥマゲテの場合にはひとり15ペソ。30円くらいです。

 

 

荷物検査の場所をすぎるとすぐに待合室です。混んでいるかと思いましたが、空いているイスが結構ありました。これなら30分前に来ても大丈夫だっかなぁと思ったほどです。

 

出港は12時、時間を気にしながらものんびりすごします。調度11時45分ころにタガログ語?でアナウンスのようなものが流れました。何を言っているのかわからなかったのですが、とりあえず、トイレに行ってセブ行の乗船が始まるのを座って待ちます。

 

 

いつまでたってもフェリーに乗れる様子がありません。それでも、周りに座っている人たちも全く動きがないので、安心して座っていました。時間も時間だったので、眠たくなってウトウトしてしまったほどです。

 

アジアだからといってフェリーが遅れるとは限らない

 

おかしいなぁとは思いながらも、きっと遅れているんだろうと決めつけていました。

それでもいい加減「おかしい!」と思った頃はすでに真夜中の2時頃です。チケットを持って確認をしに行くと、「すでにフェリーは出た」と。ちょっとは予期していましたが、久しぶりに血の気が引きました。

 

事情を説明して、今日中の夕方にはセブにつきたいことを伝えると警備の人がスラスラと案内をしてくれました。

 

・朝9時50分にドゥマゲテからフェリーが出る
・『オーシャンジェット』という会社である
・朝の6時からチケットが買える
・カウンターはハイウェイ沿いにある
・私が今持っている『コカリオン』のチケットは明日払い戻しができる

 

私が必要としている情報を落ち着いて話してくれました。どんなに救われたか。私の感謝にも『いやいやどうってことないよ』みたいな気軽さで応えてくれました。

 

とにかく事情を子どもたちに説明をします。子どももフェリーが行ってしまったことに、ショックを受けていましたが、無事にセブに行かれることがわかるととりあえず安心して、また眠りにつきました。私も目覚ましをセットして、眠ろうとしますが気持ちが興奮していてなかなか眠れません。

 

今回フェリーに乗れなかった原因は、たぶん2つです。

 

・遅れることはよくあること
・待合室にいる人はセブ島へ行く人ばかり

 

と思ってしまったことです。トホホです。

 

フェリーに乗るときにアナウンスがあるとは限らない

 

たぶん、私たちが11時45分頃にきいたアナウンスがセブ行のフェリーだったのでは?と思うのですが、『セブ』という言葉は聞き取れませんでした。

 

私たちが乗り遅れてしまったことが、伝わったからでしょうか?今まで使われていなかった看板が乗り場に置かれるようになりました。

 

 

これさえあれば、時間的には余裕できていたのにと残念です。しかも、朝までほとんど眠らずにいたのでわかったのですが、いつの間にか英語のアナウンスも加わりました。

 

ええーん。

 

とってもいい勉強になりました。

 

夜中から明け方にかけても、ひっきりなしにフェリーが出港していました。この時間帯にこれだけフェリーがあり、乗客がいるのも予想外でした。夜中のフェリーは限られていて、セブへ行く人たちばかりと決めていました。

 

どうぞ皆さんはフィリピンでフェリーに乗るときには、アナウンスがなくても他の人たちが座ったままでも、出港の前になったら係の人に聞いて行動してください。

 

オーシャンジェットのチケットを買いに

 

 

6時を少し回ってから、始めに来たときには見つからなかった『オーシャンジェット』の売り場を探しに行きます。今回はすぐに分かりました。すでに人が列を作っています。チケット売り場の張り紙を見て、朝の9時50分にドゥマゲテからセブまで行くフェリーがあることがわかります。

 

タグビラランでフェリーを乗り換えます

 

直通ではなく、乗り換えです。セブまで行かれれば乗り換えでも構いません。

 

ただびっくりしたことに、『オーシャンジェット』のフェリーは予想以上に高かったです。『コカリオン』の3人分くらい?しかも学生割引なし。たしかに名前からしてちょっと高そうとは思っていたのですが…。

 

 

光って見ずらいですが、ドゥマゲテ発のフェリーは2本です。

・9:50
・2:30

どちらも『タグビララン(TAGBILARAN)』まで。タクビラランで、セブ行のフェリーに乗り換えます。待ち合わせの時間は約1時間です。

 

 

これも光って見ずらいので、料金を書いておきますね。

上の写真の料金はドゥマゲテからタグビラランまでです。ドゥマゲテからセブまでオーシャンジェットを利用すると下記の料金です。

 

・エコノミー(エアコンなし)/1150ペソ
・エコノミー(エアコンあり)/1200ペソ
・ビジネスクラス/2020ペソ

 

港の中にチェックインカウンターあり

 

オーシャンジェットは、ほかのフェリー会社とは別格なのでしょうか?ターミナルの中にチェックインカウンターがあります。

有料ですが、到着地まで荷物を預かってくれるサービスもあります。

 

 

私たちは大きな荷物はなく、ひとり7kgくらいの荷物でしたので預けることはありませんでした。大きなリュックやスーツケースを持っている場合には、預けたほうがいいかもしれません。

 

 

オーシャンジェットの船は、スピートボートのような小型船?中型船なのでしょうか?

座席周りに荷物を置くところもなく、ひとり分のスペースはイスだけです。空いているときなら大きな荷物を置けますが、混んでいると置き場はありません。

 

 

また乗るときの橋が『ビックリハウス』が思い出されるほど揺れ、荷物が少ない私でも決意をして集中して渡りました。あの揺れをスーツケースを持って歩くのは、大変かと思います。(乗り換えた船は桟橋からフェリーに乗るとき橋は揺れていませんでした)

 

コカリオンのチケットの払い戻し

 

オーシャンジェットのチケットを購入した後では、またお店は開いていませんでした。9時に開くだろうと思い、道で売っていたココナッツジュースを持って一度子どもたちのところへ戻ります。

 

ココナッツひとつ20ペソです。50円くらいで、まるごとのココナッツが飲めます。

 

乗り遅れたことで見られた朝の景色です。

 

払い戻ししてくれました

フェリー乗り場の警備の人が払い戻しができると教えてくれたものの、どうかなぁという思いはちょっとありました。天候などの理由から乗れなかったのならまだしも、港にいたとは言え気がつかなったのは私です。

 

それでも、オーシャンジェットのきっぷが思った以上に高かったこともあり、警備さんの言葉を信じてカウンターに並びました。

 

事情を説明すると20%が手数料として引かれて、払い戻ししてくれました。

 

戻ってきた金額は1200ペソくらい。オーシャンジェット約ひとり分の金額です。ふふ

 

タグビラランで乗り換えて、いざセブへ

 

オーシャンジェットのスピードボートに乗って、ボホール島にあるタグビラランまで向かいます。所要時間約2時間です。

 

スピードボートは揺れる?

船の大きさがが、コカリオンと比べるとかなり小さくなります。そのため天候の影響を受けやすいのか、特に止まっているときに揺れました。揺れに意識を持っていくと危ない感じがしたので、別のことを考えながらサンドイッチを食べました。笑

 

お腹が空いていたので、余計に酔いたくなかったのです。

 

エアコン付きのエコノミーは1階で、エアコンなしは2階に上がります。ごくごくシンプルなイスです。確かに夜行のフェリーよりは早くつきますが、価格のことを考えると私は断然コカリオン推しです。

子どもたちにもセブについたら、帰りのコカリオンのフェリーを取ってから街へ向かおうねと伝えました。

 

ダイビングが楽しめるタグビララン

 

一度乗り過ごす経験をしていますので、私も子どもたちもそれなりに次に乗るフェリーを意識します。でも、タグビラランではちゃんとモニターも出ていますし、フェリーに乗れる準備が整うと、係の人が大きな声で呼びかけてくれます。

 

 

港に両替所もあります。西洋人の観光客もチラホラいました。どうやら、ダイビングで有名なようです。

 

 

 

無事にセブ島へ向かうフェリーに乗れました。所要時間も同じ約2時間。約10時にドゥマゲテを出発してセブ島到着が3時です。

 

次のページは、セブ島からドゥマゲテへ向かうフェリーのチケット購入編です。

 

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