常夏のバリ島は年間を通して観光客で賑わい、世界中の人々を魅了してやみません。バリ島を訪れる人たちの目的は人それぞれですが、いくつもの魅力的な側面を持つバリ島は多くの観光客の希望を叶えています。
2018年には、約560万人の観光客がバリ島を訪れています。マスターカード主催の世界渡航先ランキングでは、2019年にスペインの『パルマ・デ・マヨルカ』の次に多い826万人で19位に入っています。
世界中から注目を集め続けているバリ島に、新しくビーガンカフェがオープンしました。観光地にありがちな表面だけを際立たせている見た目重視のカフェではありません。
安心できる地元の素材を使い、心のこもったお料理から元気やパワーが溢れ出すウブドにあるカフェを紹介します。
目次
ビーガンやベジタリアンに興味がない人にもおすすめしたい癒やしの空間『vegan healing garden』
バリ島はベジタリアンやビーガンをライフスタイルに組み込んでいる人たちにとっての『聖地』とも言えます。さまざまなビーガンカフェやベジタリアンのレストランがあり、バリ料理をメインにしたローカルなお店でもベジタリアンメニューを見つけることも簡単です。
そのため、ベジタリアンメニューやビーガンフードに精通した外国人も多く、どのお店も独自の個性や魅力を伝えるために切磋琢磨しています。経営力も必要ですが、中身が薄いお店にとっては生き残りは厳しい環境でもあります。
バリ島ウブドはどんなところ?
バリ島内には、いくつかメインとなる観光エリアがあります。
クタやサヌール、レギャンやスミニャックなどは都会的な街並みが広がり、おしゃれなカフェやサロン、バーなどが数多く立ち並ぶにぎやかな場所です。これらの街はバリの空港から近くにあることも影響して、観光客がたくさん集まります。
特に『パーティー』を楽しみたい人に人気のエリアです。
ウブドも人気の観光地ですが、空港から1時間位かかることもあり比較的静かで、『バリらしさ』を楽しみたい人にもおすすめできる場所です。バリ舞踊や絵画などの文化や芸能を楽しみに来る人は、ウブドで楽しい時間がすごせます。
それでもウブドの中心地はすでに街になり、どんどん田んぼや緑が減り景色を眺めながらリラックスできる場所がなくなってきています。
クタなどの南エリアほどの賑やかさはないものの西洋風の新しいカフェやレストラン、洗練された雰囲気を全面に出すお店もたくさんあります。また、インドネシアやバリならではのローカフルードも楽しめますし、ベジタリアンやビーガン、ローフードで人気のお店もいくつもあります。
「数年後には静かだったウブドがクタなどのように騒がしくなるのでは」と心配する人もいます。
ところがオープンしたばかりの『vegan healing garden』は、車の入れない田んぼ沿いの小路を入ったところにあります。田んぼビューが堪能でき、バリらしい景観が残るウブドでも貴重な場所にあります。
目指すは『Sari Organic』方面
携帯を自分の一部であるように気軽に操作できる人は、簡単に『vegan healing garden』を見つけられるのではないでしょうか。
場所は『Subak Sokwayah通り』にあります。ウブドパサールからのんびり歩くと20分くらいでしょうか。
同じ道沿いにはオーガニック料理で有名な『Sari Organic』や『Pomegranate』があります。
簡単に行き方を説明しますね。
バイクは入れますが、車はウブドのメイン通りまでです。ウブドの市場方面から来たら右側から伸びる坂道を徒歩かバイクで上がっていきます。
田んぼビューが楽しめるのどかな道を歩きます
ちょっと急な坂を上りきると、左手に道がふた手に分かれています。ちょっと見づらいかもしれませんが、壁の向こう側、細い道を進んでいきます。
両側に田んぼが広がる気持ちの良い道を歩いていきます。バイクでも行かれますが、道が細いことと曲がりくねっているところもあります。そして、のんびりとバリの雰囲気を楽しみたい人が歩いています。
バイクで行くときも、スピードを落としていきましょう。
途中の道沿いにカフェやサロンなどが点々とあります。下のようなお土産屋さんが見えたら、『vegan healing garden』はもう目の間です。というか左手に見えるかも。
大々的に宣伝をしていませんから、看板はあまり目立ちません。見落とさないように看板の方に向かって、左側にあるもっと細い道を進みます。
その時の私にピッタリなヒーリングドリンクを作ってもらえる『vegan healing garden』!
ヒーリング効果をうたったマッサージやエステ、レイキなどはバリ島だけではなく、世界中の観光地に溢れています。どこかへ出かけなくても、インターネットを通してヒーリング効果があると言われる食べ物や飲み物が注文できます。
『リラックスしている状態』は、私たちにとってとても大切なひとときですから、身近にヒーリングできる環境があるのはとってもステキなことだと思います。日常的にヒーリングをしていくことも必要ですが、バリ島『vegan healing garden』では、ひとりひとりにピッタリのヒーリングドリンクをブレンドしてもらえます!
あなたの状態を見て作ってもらえるヒーリングドリンク
『vegan healing garden』を切り盛りしているのは、ヌサペニダ島出身の男性です。彼はマンクー(日本で言うお坊さんや聖職者です)でもあり、ヒンズー教の神様と私たちを結ぶ役割もしています。
そのため目に見えない世界とのつながりも深く、カフェに来たお客さまの状態を見てヒーリングドリンクを作ってくれます。水も砂糖も加えない、バリの大地で育った植物たちの力が濃縮されたスペシャルなヒーリングドリンクです。
バリ中探しても、その時の状態にあったヒーリングドリンクが飲める場所はないのではないでしょうか。
水の代わりに使うのはココナッツ。その場で割ってもらえます。
お庭で取れる野草も大活躍。新鮮な素材が入っているから、エネルギーがとっても高いんです。動物性の食材が使われていなくても、微量栄養素も満たされるから体が十分に満足します。
広がる景色を眺めながら、ボーッとしましょう。
生粋のヒーリングドリンクです。細胞ひとつひとつに染み渡っていきます。
絞った後の残りは天日で乾燥させて、スクラブなどに使います。
つくり手に『愛』があるから『氣』が違う!
もう何回も使われている言い回しですが、『人を良くすると書いて食』になります。
『vegan healing garden』の原点はちょっと照れくさいですが、『愛』ではないかと思っています。命である植物への愛、さまざまな命を育んでいるバリ島の自然への愛、生かされている不思議、カフェでの出会いへの感謝などがお料理を作る基本に常にあります。
目には見えない感謝や愛が出されるお料理にあふれています。
頑張って「美味しいご飯を提供しよう」とか「ヒーリング効果の高いお料理に仕上げよう」という思いを持ってキッチンに立つのではなく、日頃からの感謝や愛が食材に伝わり、いただく私たちの体と心に届きます。自然に波動の高い食べ物になって私たちの気持ちも体も癒やされていくのを実感できるのが、『vegan healing garden』のお料理です。
効率や経営ばかりを優先してしまうと、見失ってしまうものが時としてあります。特に食べ物屋さんを営業していく上で、心を込めてお料理することとたくさんのお客様に来てもらえるお店にすることを両立させることは簡単ではありません。
『vegan healing garden』では、基盤に『愛』が広がっています。
オープンしたばかりの『vegan healing garden』は、今はまだ『穴場スポット』とも言える状態です。でも、食事やヒーリングドリンクを一度口にしたら、友達に紹介したくなる幸福感です。
口コミや人づてに噂が広まっていってウブドで評判のカフェになっても、誰にとってもここが癒やされるカフェであり続けると思っています。
この満たされる幸せは、バリ島ウブドへ行ったときに実感してみてくださいねぇ。
値段はびっくりするほど良心的!
バリ島には、ビーガンやベジタリアンのお店があっちにもこっちにもあります。どこのカフェやレストランも、喜んでもらいたい気持ちを持って経営をしている!と思っています。
そんな中で私が特におすすめしたい『vegan healing garden』を紹介してきました。
『vegan healing garden』なら、多くの人が幸せを実感する!と確信に近いものを持っています。ふふ
・田んぼビューが楽しめる静かでのどかなエリア
・素材にもこだわった波動の高いメニュー
・リピートしたくなる良心的な価格
前回は私ひとりで美味しいご飯をいただいたので、「今度は子どもたちとも行ってみたい」と思っています。『vegan healing garden』なら、子どもたちのお腹も心も満たされます。そして、私のお財布にも優しい。ふふ
ボーッとして空っぽになって、自然や地球、そして自分自身を感じられる空間です。滝行に通じるものがありますね。
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