塩麹の万能効果!美味しさアップだけではない塩麹の健康美容効果は無限?

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毎日をより健康に、いきいきと暮らすために、食べ物を意識している外国人に出会うと日本を代表する発酵食品であるお味噌に興味を持ち、生活の中に積極的に取り入れている人がたくさんいます。そして『発酵』や『UMAMI』のある食べ物は美味しくって、体にとってもいいことを確信しているので、日本人である私が驚くほどの『愛』を持っています。

 

そして、外国人の中でも注目が高まってきているのが、塩麹です。『UMAMI Salt』として浸透中。(『TAMARI』の素晴らしさもじわりと裾野が広がっています)一時のブームだけで終わらせてしまってはもったいない。

 

塩麹の中にある栄養素やその効果をお伝えしますので私たち日本人も、発酵とうま味の持つすばらしさを体感して幸せを感じながら暮らしましょう。

 

お米や大豆、麦に麹菌をつけて発酵させたものが、麹です。それぞれ『米麹』、『豆麹』、『麦麹』と呼ばれています。白米に麹菌をつけて発酵させた『白米の麹』では、お米の時点ではなかった成分が100種類も増えているようです。

 

お米に麹菌をつけて仕上がるまでの2日の間に、私たちの目に見えない微生物の世界で、ものすごい変化が起こっています。

 

わずか48時間の間で驚くほどの変化をした麹は、ビタミンB群は3倍以上、中でも葉酸は10倍以上に増えています。そして私たちの体が機能するために欠かせない酵素は100種類にも及びます。

 

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塩麹の中にある酵素が消化を助ける

 

酵素が私たちの体に不可欠なものであることは、多くの人が知っていると思います。そして、多くの人が『酵素』と聞くと、思い浮かべるのが『消化』する働きではないでしょうか。

 

体内で作られる酵素には限りがある

 

どうやら、私たちの生命を維持するために働いている酵素には、2万種類もあると言われています。そして、これだけたくさんの酵素が存在する中で消化の働きをする酵素は、アミラーゼやリパーゼなど、なんとなく聞き覚えのある名前かと思いますがなんと24種類のみ

 

その他の酵素は、消化ではなく『代謝』の働きをになっています。

 

そして、私たちの体内で作られる酵素の数は、1日の量が決まっています。化学物質がたくさん使われているお弁当などの偏った食生活を続けてしまうと、消化するのに時間がかかり、結果として酵素が足りなくなってしまいます。

 

すると、栄養を取るために食べたものが、『未消化』のまま体に残ります。

 

消化不足から分解されずに残ってしまった食べ物は、栄養分として吸収されずに体にとっては大きな負担となっていきます。

 

そして、作られる酵素の量は、年とともに減っていく傾向もあるようです。なので、10代や20代の時には焼き肉や牛丼のような動物性のものいくら食べてももたれる感覚はなかったのに、40代、50代になると、牛肉よりも豚肉そして鶏肉や魚を好むようになるのは、自然なことです。

 

塩麹自体が『消化酵素』を持っている

 

私たちの体が作る酵素には、限りがありますが、食べ物の中にもともと消化酵素が含まれているものがあります。

 

パパイヤやアボガドなどの果物であったり、レタス、にんじん、トマトなどの野菜、そして、お味噌や納豆、キムチなどの発酵食品です。もちろん、塩麹も発酵過程で、消化酵素がたくさん生まれているので、『塩』で味付けをするよりは『塩麹』を使えば、不足しがちな消化酵素の大きな手助けをしてくれます。

 

塩麹には、リパーゼ群、アミラーゼ群、プロアテーゼ群などの消化酵素の他に、ビタミンや食物繊維も豊富に含まれています。体内で作られる消化酵素をサポートしながら、体の機能までも、補えってくれる心強い調味料です。

 

代謝が上がり免疫力も高まる

 

どんなに栄養価の高いものを食べても、きちんと消化されていないと体を機能させて、元気にしていく栄養にすることはできません。

 

細かく消化された栄養を再構築

 

しっかりと吸収できる形にまで消化されたものは、腸内で吸収され、器官や臓器だけではなく、細胞ひとつひとつにまで行き渡り栄養になります。この時に欠かせない存在が、同じく酵素です。

 

酵素の重要な働きの2つ目が『代謝』です。体中に栄養を運び、免疫力を高め、ホルモンバランスを整えくれます。毎日毎日新しく生まれ変わっていく細胞の生成と栄養を送り続けるために、酵素の代謝の働きが基盤となっています。

 

60兆ある細胞の内、約5000億個の細胞が新しく生まれかわり続けています。

補酵素たちの活躍で、スリムにダイエット

 

栄養素を生成して新しい細胞などを作るだけではなく、私たちの体の臓器を動かしたり、体温を調節する作用も酵素の持つ代謝の役割です。

 

基礎代謝生活活動代謝という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?

 

基礎代謝は、私たちが意識しなくても、心臓が脈を打ち、血液が流れる時に使われるエネルギーです。生活活動代謝は、歩いたり、泳いだり、お風呂に入ったりする時に使われます。

 

実は、エネルギーを使う代謝にはもうひとつ、区分けがあります。私たちがご飯やおやつを食べる度に、消化と代謝が行われる時に使われています。

全ての代謝が行われる時に、酵素の働きが活発なら体内循環も活発になり、余分な脂肪が増えず、自然とスリムな体型になります。

 

そして、塩麹の中には『補酵素』と呼ばれるビタミンが多く含まれ、酵素の働きを高めています。また、発酵の過程で3倍にも増えた、ビタミンB群が糖分や脂肪の代謝を大幅に高め、エネルギーとして燃焼する嬉しい循環を作り出します。

 

女性だけではなく、男性にも意識してほしいビタミンB群

 

塩麹に含まれるさまざまな栄養素の中でも、男女を問わずにも注目してほしいのが、ビタミンB群です。ビタミンBは全ての酵素の補酵素になり、酵素の働きを活性化させるためになくてはならない存在です。ビタミンBの持つ嬉しい効果はそれだけではありません。

 

美しさの心強い味方

 

ビタミンBの中には、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシンや葉酸(ビタミンB9)、ビオチンを含めて、8種類あります。

ビタミンBの名称

どうして、数字が飛んでいるのかはわからないのですが、ビタミンBは発見されたばかりの頃は、ひとつの成分と思われていました。そのため、ビタミンBにはいくつもの種類があります。

 

そして、現在では、数字よりも個別の名前のほうが、知名度が上がっているビタミンBは、名前で呼ばれることが増えています。

例えば、葉酸はもともとは、ビタミンB9でした。

 

美しさをアップするビタミンB群

ビタミンBの中でも、特に美肌効果が期待できるのはビオチン(ビタミン7)、葉酸、ビタミンB6です。

 

ビオチンは肌細胞が作られるときも、コラーゲンが生成される時にもなくてはならないビタミンです。食べ物からは、なかなか取りにくいビタミンなので、積極的に塩麹を活用して、美しいお肌を目指しましょう。

葉酸は、妊婦さんや授乳中のままにとっては、特に意識してほしい成分です。赤血球を作るという大事な役割の他に、タンパク質を作り出す働きがあります。葉酸がきちんと満たされると、体に必要なタンパク質が補充されます。年齢とともに間隔が長くなっていく、ターンオーバーの周期が整います

ビタミンB6は私たちの皮膚や髪の毛、歯や粘膜を健康に保つために働いています。そして、気になる皮脂の分泌にも関わりがあるので、乾燥肌や脂性の人も積極的に取りたいビタミンです。

 

ビタミンB6とアミノ酸が合わさると、肌の新陳代謝が高まり、ハリやツヤが戻っていきます。(もちろん塩麹にはアミノ酸もたくさん入っています!

 

塩麹の中には8種類すべてのビタミンBが含まれているので、着実に美肌効果をアップしていくことができます。

夏バテや疲労回復にもビタミンB

 

ビタミンと聞くと、女性が美しくなるための成分と思っている男性もいると思います。もちろんビタミンには女性が喜ぶ働きもたくさんあるのですが、健やかに毎日を送るためにも大切な役割をしています。

栄養ドリンクに共通する成分!ビタミンB

最近は、暑さから夏バテになったり、貧血、体調不良になる人が増えています。それほど高い温度でなくても、熱中症になってしまうことも。日頃から『健康』を維持するために免疫力をつけておくようにしたいですね。

 

健康を保つためにすることは、本来はとても簡単なことばかり。よく笑うこと、適度な運動、そして旬の食べ物や睡眠などです。ものすごく高いお金を出して、買うものではありません。

 

ただ、現代には、本来なら当然多くの人が当たり前にできることが、難しいことがあります。暗くなったら眠りお陽さまが昇ったら起きる。このことひとつとっても、さまざまな理由から、できない人がたくさんいます。

 

そんな時に、男性なら栄養ドリンクで体力を補充する人が多いのではないでしょうか。たくさんのメーカーから、たくさんのドリンクが販売されています。それぞれのメーカーが販売しているドリンク剤の中で、共通している成分が、タウリン、カフェイン、ビタミンB

 

ただし、栄養ドリンクに『ビタミンB配合』と書かれていても、8種類すべてのビタミンBが入っているとは限りませんので成分表をチェックしてください。

 

注目したいビタミンB1の働き

ビタミンBは、疲れた体を癒やしてくれる心強いビタミンです。

 

特にビタミンB1は、糖質をエネルギーに変える時に欠かせません。そして、体のあっちこっちに溜まってしまう、疲れの原因、乳酸や老廃物を体の外に押し出す働きがあります。

 

糖質と聞くと、ケーキやチョコなど甘いものだけに、含まれていると思う人がいるかと思います。ところが、ほとんどの『美味しいもの』には、糖質が含まれているんです。糖質ダイエットに興味を持ったことがある人ならば、詳しく知っているでしょう。

 

特に暑い夏には、冷たいアイスや果物、清涼飲料水にそうめんなど、糖質の高いものを食べがちです。

こんな時に、体の中にビタミンB1が不足してしまうと糖質をエネルギーに変えることができずに、夏バテや倦怠感、はたまた、夏太り?なんてことも否定できません。

 

ストレスや脳の疲れを癒やす!ビタミンB

 

仕事や付き合いで気を使ってしまったり、無理が続くと、精神的に疲れてしまうことがあります。そんな時には、身体も心も、脳も同時に癒やしていくことが大切です。

 

理想を言ってしまうと、生活環境が変えられるといいのですが、直ぐにできる時ばかりではありません。

そんな時にもやっぱり、塩麹を活用して、脳の疲れもストレスも軽減していきましょう。

 

ビタミンB1、B2、B6は、脳内の代謝を高める働きがあります。疲れた脳を活性化して、疲れを軽減してくれます。ビタミンB2は『元気のビタミン』とも言われストレスを受けると、体を守るためにビタミンB2が使われます。ビタミンB2の不足が続くと、イライラしたり、ストレスを受けやすくなってしまいます。

 

リラックス効果のあるGABA(ギャバ)

 

塩麹に含まれる、GABAにもストレスや疲れた体を癒す効果があります。天然のアミノ酸であるGABAは、トマトや発芽玄米にもたくさん含まれています。

 

GABAには、副交感神経を優位にする作用があるので、高ぶった神経を鎮めたりリラックス効果があります。ぐっすりと眠れるようになるので、疲れやストレスなどが軽減されます。

そして、血圧を下げる効果もあるのですが、血圧が高い場合にだけ作用します。低血圧の人の血圧を下げる心配はありません。塩分を排出する働きもあるので、塩麹を取りながら塩分を排出できるなら、よけいに嬉しいですね。

 

お肌スベスベつるつる塩麹パック

 

少し前に、ドブロクづくりにハマっていたことがあります。ドブロクは仕上がってから、目の細かいザルや生地を使って濾すので、つぶつぶが残ります。このつぶつぶの中には、旨味も栄養もたくさん詰まっているのでで、もちろん捨てません。

 

お料理にしたり、漬物にしたり、友達に分けたりと工夫をしていたのですが、どうしても使い切れずに冷蔵庫につぶつぶが溜まる一方でした。このつぶつぶが使い切れなかったことが、ドブロクづくりをやめてしまった理由のひとつです。

 

つぶつぶを濾さずに飲んだこともあるのですが、やっぱり小さな違和感が。

 

そんな時に教えてもらったのが、つぶつぶでの洗顔です。つぶつぶはたくさんあったので、顔だけではなく、全身つぶつぶで洗ったこともあります(笑)。確かに、とってもさっぱりする上に、つるつるすべすべでびっくりするほどでした!

 

ただ、これにもひとつ問題が発生。

 

子どもたちの評判が良くなかったのです。どうしてもお酒の匂いが、お風呂場の中に蔓延してしまい、肩身の狭い思いをしました。その点、塩麹なら独特の香りはありますが、ドブロクほどではないので、わが家でも大丈夫。

 

洗顔をする時の洗面器に小さじ1杯分くらい溶かして入れます。汚れが落ちるけれど、まさしく潤いはそのまま以上。「あれ?」と思うほど、お肌が若返ります。気になる部分には、塩麹の半分の量の小麦粉と合わせてパックをすると、ハリが戻り、肌のトーンも明るくなります。嬉しい効果に、思わずニヤニヤしてしまいます。

 

硬いお肉を柔らかくして、鮮度をキープ

 

海外で日本食レストランを経営している外国の人と話す機会がありました。この人は、日本語がペラペラなので、まるで日本人と話をしているようにさえ感じるほどです。海外での日本食の立ち位置は、お寿司や天ぷらに見られるような、ちょっと高級感のある雰囲気から、お味噌を代表する『和食』からくる健康的なお料理の印象があります。

 

最近は特に、食べに来る人もさまざまです。

 

ちょっと前は、観光できた日本人が大半を占めていたのですが、ヘルシー志向を求める外国人、そして生活にゆとりができ食事と健康を意識しだした現地の人たちも、みるみる増えてきています。

 

このオーナーはできるだけ素材にこだわり、手作りを大切にしています。遺伝子組換えにも注意をはらい、最近は特に『発酵』の良さを全面に取り入れた暮らしを始めている最中です。そして、お店で使うお肉や魚に塩麹を薄く塗っておくと、鮮度が違うとはっきり言われていました。

 

お塩そのものの持つ殺菌力もあるのでしょうが、腐敗菌を抑えて、良好な環境を保つ力が塩麹にはある」と、断言していました。

 

 

まとめ~先人の知恵が凝縮された塩麹

 

塩麹はすでに江戸時代から人々の間に浸透し、塩の代用品としても親しまれてきました。数え切れないほどの成分を含む塩麹には、体の調子を整え健康にしていく効果だけではなく、毎日の食事をより美味しくする、旨味がたっぷり入っています。

 

塩麹を上手に活用すれば、余分な化学調味料や添加物を減らすことができます。

 

人工的に作られた物質は値段も格安で、一見使い勝手が良く、お料理を美味しく感じることもあります。ところが、体内に入ったあとに分解排出がうまく行かなかったり、体を酸化させ、長期的に取り続けると体にとって大きな負担です。

 

ビタミンやミネラルは、期待する以上の相乗効果もあります。お互いが助け合えるように、同じ時にバランスよく取ることが大切です。その点、塩麹なら、栄養成分の種類は100以上です。

 

天然の旨味成分と栄養素の宝庫である塩麹を常備して気軽に活用して、体の中からも外からもきれいになります。簡単に始められる塩麹で健康と幸せを満喫しましょう。

 

 

追記:塩麹の魅力はとても書ききれません。笑

 

少し前に体調を崩しそうになりました。
そのときに、お水に自家製の塩麹と柑橘系の果物を搾って飲んだら、メキメキ体調が良くなりました。まさしく体に必要な栄養素が補充できたので、体の免疫力が高まった感じでした。
手作りできれば、お塩にまでこだわれます。

でも、いざ作ろうと思っても先延ばししてしまうこともあるでしょう。そんなときは市販の塩麹の中からできるだけナチュラルに作られているものを探して、冷蔵庫に常備しておくと重宝しますよ!

 

塩麹を手作りしてみようと思う人は、参考にしてください。

簡単!幸せと健康づくし塩麹の作り方~炊飯器があれば1日で完成編
美味しさと健康のために、塩麹を上手に活用してみませんか?誰にでもできる塩麹の簡単な作り方を紹介します。手作りする『喜び』ももれなくついてきます。自分好みの塩麹を作るための原材料と予算も乗せてありますので、参考にしてください。美味しく仕上がったら、とっておきのプレゼントとしてもおすすめです。

 

塩麹の夏バテ効果とレシピ集です。

美味しい『塩麹の漬物』の作り方と活用方法!夏バテや熱中症予防にも
特に暑い季節は疲れもたまりやすく、血液の流れも滞りがちです。塩麹はお料理をより美味しくする上に、ビタミンや酵素がたっぷり入っているます。上手に活用して、暑い夏も健やかにすごしていきましょう。簡単にできて美味しい漬物や塩麹の魅力を堪能できるレシピを紹介します。

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