美味しい『塩麹の漬物』の作り方と活用方法!夏バテや熱中症予防にも

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塩麹がブームになったのは、もう何年も前になります。一時期のような、熱い視線は注がれていないかと思いますが、塩麹は家庭の調味料としてかなり定着しているのではないでしょうか?

 

暑い夏に食べるぬか漬もとても美味しいですが、糠床は作るまでにひと手間かかります。その点、塩麹漬けなら簡単に始めることができます。そして、とっても美味しい。本格的な夏が始まる前に、野菜の塩麹漬けを始めて夏を楽しむ体を作りましょう。

 

塩麹にピッタリの野菜と簡単レシピ、漬物以外のおすすめしたい塩麹の使い方を紹介しますので、暑い夏を乗り切る1品を作ってみてください。

 

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一番美味しいのはスイカの白い部分

 

一度この美味しさを知ってしまったら、スイカの赤い部分よりも、白いところのほうが楽しみかも。

 

やめられない美味しさの塩麹のスイカ漬け

 

ご飯のお供だけでは、ありません。私は浅めにつけて、ちょっと小腹がすいたときにバリバリ食べたり、暑さで体がボーッとしてしまう時に塩分とスイカのミネラルを補給できるのでとっても重宝しています。

 

いつものようにスカイを出して子どもたちが食べ(散らかした?)た後に、外側の皮をむいて塩麹漬けも作れます。私はあらかじめ、お皿に赤や黄色の味の部分だけを切って出しています。

 

家族だけで食べるのならいいのですが、歯型がついていたりすると、ちょっと他の人にはおすすめできません。

 

また、大きいまま皮をむくことができるので、簡単なのでおすすめです。塩麹につけるときもあまり細かくしてしまうと、せっかくの美味しさや栄養素が抜けてしまいます。その上、漬かりすぎてしょっぱくなるので、ある程度の大きさのまま漬けてください。

 

漬け時間はお好みですが、1,2時間もあれば充分です。使う塩麹の量もお好みです。始めて漬ける人はあとから付け足せばいいので、まずは入れる量は少なめにしましょう。

 

スイカも割ってみるまでわかりませんが種があり、なおかつ黒く熟しているもののほうが、美味しいです。(食べやすさを追求した結果でしょうが、種を作らないように作り変えられたものは、あまりにも人工的です)赤や黄色の部分が美味しいスイカなら、白い部分も同じようにとても美味しいので当たりスイカを見つけてください。

 

ポイントはやっぱり旬ですね!

 

きゅうりやセンナリウリもピッタリ

 

ぬか漬の定番のきゅうりも塩麹漬けにぴったりです。ぬか漬には、丸ごときゅうりを入れるかと思いますが、塩麹漬けの場合には、タッパーの大きさにも寄りますが、縦横半分ずつに切るくらいが漬かりやすかと思います。

 

やっぱり細く切りすぎてしまうと、すぐに塩っぱくなって味も抜けてしまいます。食べやすい大きさに切るのは、お皿にもるときにしましょう。

 

簡単!せんなりうり(はやとうり)のアクのとり方

センナリウリはとてもあっさりしているので、色々なお料理に合いますし、塩麹につけると甘みが増してとても美味しいです。センナリウリは「アク」のようなものがあるので、皮を剥く前に簡単にアクを取ってから始めると手ががさがさになるのが防げます。

縦半分に切ったら、まずはセンナリウリ同士をこすり合わせて、アクを出しましょう。白い塊が出てくるので、洗い流せば完了です。

 

今はあまり見かけなくなった千成瓜3つ

 

アク出しをしなくても構わないのですが、たくさんのセンナリウリをお料理する場合には皮をむいたり、細かく切っているうちに指先がガビガビしてきます。

 

にんにくや生姜、ターメリックでアレンジ

 

どんなに美味しいものでも毎日食べていると、違った味が欲しくなります。

 

そんな時におすすめしたいのが、生姜やにんにく、ターメリックです。入れるタイミングや量もお好みです。味をまろやかにしたい時には、野菜と一緒につけておけば優しい仕上がりになります。

 

特に、にんにくは生の状態で使っても塩麹に漬かっているので、生にんにくの強烈な辛さも和らぎ癖になる美味しさなので注意してください(笑)。翌日の予定を確認してから、にんにくを加えてくださいね。塩麹につけておくと味はまろやかになりますが、匂いはやっぱりにんにくです。

 

お皿にもった後にごま油を回しかければ、ごちそうに変身します。スパイシーな味が恋しい時には、唐辛子などを入れて工夫してください。

 

 

漬物だけじゃない、塩麹の簡単おすすめレシピ

 

塩麹にはたくさんの酵素や微生物が入っているのでお肉やお魚を漬けておくと、美味しくなるだけではなく柔らかくなるので、お料理を始める少し前にぜひ漬けてみてください。使う量はほんの少し。漬けると書いてしまいましたが、実際にはぬる程度で充分です。

 

卵いらずのビーガンマヨネーズ

 

新鮮な卵があれば、お酢と油とお塩で美味しいマヨネーズが簡単に作れます。マヨネーズの材料ってとってもシンプルなんですよね。

 

でも中には、卵アレルギーがあったり、ベジタリアンで卵を食べない人もいるでしょう。そんな人達も安心して食べられるのが、塩麹マヨです。

 

お好みで胡椒やマスタード、レモンなどを加えて、オリジナルの塩麹マヨを楽しんでください。

 

基本の材料とお伝えします。

・お気に入りの油
・豆乳または木綿豆腐、
・塩麹
・お酢

あとはミキサーやブレンダーがあれば、数分で美味しいマヨの出来上がりです。

 

油と豆乳の割合は、だいだい2:1。油を100ml入れたら、豆乳は50ml、塩麹は大さじ1程度。お酢は塩麹よりも少し少なめが目安ですが、味はみながら調節してください。

 

(一説によると塩の感じ方は、その時の体調によって変わるようです。暑い夏や、汗をたくさんかいた後には、いつももより塩分を加えたくなります。)

 

より美味しく仕上げるポイントは、お豆腐を使う場合には水切りをしておくこと。豆腐と塩麹はあらかじめ、ミキサーにかけておく。豆乳は冷やしておくと、より固まりやすい。油は何度かに分けて加えていくと、ふんわりとしたマヨに仕上がります。

 

卵を使って手作りマヨを作るときも、このポイントを意識すると上手に仕上がりますよ。

 

冷蔵庫で数日保存ができますが、色々なお料理に活用してなるべく早めに使い切りましょう。

 

絶妙!お豆腐でお味噌チーズならぬ、塩麹チーズ

 

山のチーズとも伝統の保存食とも言われている、豆腐の味噌漬けが塩麹でも作れます。どちらもとっても美味しいので、とっておきのお豆腐が手に入った時にはぜひ試してみてください。

 

(あ、気合のある人は、お豆腐から手作りもできます。…手間をかけて作った1丁のお豆腐は、そのまま食べるのが一番!かもです。なので、2丁作ったら1丁を半分ずつ、味噌漬けと塩麹漬けを試してみてください)

 

味噌で漬ける時にも言えることですが、しっかりと水切りをすることが美味しく仕上げる大切なポイントです。中には、炭火でしっかりと焼いてから、仕込む人もいるほどです。

冷蔵庫の中で、6時間ほど水切りをしましょう。(冬なら、室温でも大丈夫です…室温によりますが。)

 

簡単な水切りの仕方は、まずはペーパータオルでお豆腐をくるんで、なるべく平たいザルに乗せます。そして、お豆腐の上に重しを乗せておきます。お豆腐から出た水分がお豆腐にひたらないように、お皿に工夫をしてください。

 

中には電子レンジで水抜きをする人もいるようです。はやり重しを乗せて水抜きをしたほうが、時間はかかりますがしっかりと水抜きができます。そして、レンジの使用は控えましょう。

 

お豆腐の大きさにもよりますが、大さじ1~2杯の塩麹で充分です。ラップに塩麹をまんべんなく広げて、なるべく均一に塩麹で覆うようにして包みます。あとは冷蔵庫で2,3日待てば、お豆腐とは思えない別の1品に仕上がっています。

 

漬ける時間もお好みです。時間によってかなり味わいが変わってきますので、どの当たりがあたなにとって、一番美味しいのかは味見をしながら見つけてください。

 

味噌漬けの場合には、半年近く漬け込む人もいるほどです。

 

まとめ~自家製スポーツドリンクも

 

塩麹はお塩の代わりに何にでも使えるので、冷蔵庫の中に常備しておくと毎日の食卓が豊かになり、微量栄養素も補充できます。まさしく万能調味料です。

 

体に水分が不足している時には、自家製スポーツドリンクも簡単に作れます。お水に塩麹、レモンなどを絞れば、細胞ひとつひとつが水分をしっかりと補充するお手製スポーツドリングの完成です。ほてった体に水分が行き渡ります。

 

お料理はインスピレーションも大切です。「こんなお料理を作ってみたい」とひらめきが来たら、そのアイディアを大切に自由にお料理してみてください。きっとあなたの体が喜ぶ、1品になると思います。

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