フィリピンで実施されているコロナウィルス対策を紹介~外出許可証編

スポンサーリンク

 

私は、いまフィリピンで暮らしています。住んでいるところはマニラやセブのような大きな街ではありません。町の中心は歩こうと思えば、ぐるっと歩けるような小さな町です。いくつもの大学があることもあり、治安面でも安定していますし、小さなモールの裏でも緑がいっぱいあるので、小鳥やトッケー、虫の声がにぎやかな環境があります。

そんなフィリピンで行われている新型コロナウィルス対策をお伝えします。何かの参考になればと思っています。私のわかる範囲での内容になりますので、同じフィリピンでも違うこともあるかと思いますし、勘違いしているケースもあるかもしれません。

 

数ヵ月前には多くの人が予想もしなかった状況が続いていますが、一人ひとりができることをできる範囲で実行していきましょう。

 

スポンサーリンク

子どもたちはひと月以上表に出ていません

 

フィリピンでは2月の早い段階で、コロナウィルス(SARS-CoV-2)に感染している人が見つかりました。そのため、2月5~7日まで学校がお休みなるという連絡が直前になり届きます。学校によっては5日から14日までお休みにしたところもあります。

 

再開後、学校は3月中旬からお休みに

 

学校によって対応は違ってくるかともいますが、マスクの購入と消毒液を準備して学校に持ってくるようにしてほしいと連絡が来ます。近所の薬局で消毒液とスプレータイプの空の容器を購入して、学校へ持っていたのが今からもう2ヶ月以上前です。

 

近隣で感染が拡大しなかったことから、余裕を持って休校にしていた学校も2月17日から授業を再開し、しばらくは日常に近い暮らしが続きます。やはり前日に、翌日3月12日(金)の授業が午前中だけになり、午後は職員が消毒をすると連絡がきます。16日と17日は休校になるけれど、予定を繰り上げて18日と19日に年度末のテストをすることにしたとありました。

 

フィリピンは4月5月の気温が一番高くなることもあり、4月から約2ヶ月お休みになります。

 

当初の予定では16日水曜日に試験を受ける予定でしたが、州知事からの声明ですべての学校が14日からお休みなりました。テストや卒業式については、行政からの連絡があり次第決めていく状態で今に至ります。

 

18歳以下と65歳以上は外出禁止

 

学校がおやすみなったのは3月13日からです。

 

正確な日付はわからないのですが、休校になって数日後に子供とお年寄りが外出できなくなりました。正確には18歳以下と65歳以上の人です。もちろん例外はあり緊急事態は、これに入りません。

 

家の子どもたちは、もうひと月以上表に出ていません。ビザの延長手続きがあったのですが、私だけが来ればいいと言ってもらえました。なので申請も受け取りも私一人だけで手続きができました。

 

しかも本来ならあと2週間待ってからでないと、申請できなかったのですが、前倒しで受けつけてもらえました。柔軟な対応が、とても嬉しかったです。4月20日現在、イミグレーションは開いていません。

 

買い物に出かけるには外出許可証が必要に

 

子どもたちが不要不急以外の外出ができなくなったのが3月20日頃でしょうか・・ちょっと曖昧です。そして、外出制限がもう一段厳しくなり、4月3日(金)から外出許可証がないと、年齢に関係なく町内の外へ出られなくなりました。

 

ここがちょっと情報が交差しています。

 

コミュニティ隔離が始まることは、事前に知っていました。

でも同じ町内に市場も小さなモールもあるので、私はかなりのんびり構えていました。街へ出ないと購入できないものもあるのですが、それなりにストックもあるし許可書が配布されれば、指定された日に買い物に行けばいいと。

 

そのため、ものすごく熱心に情報を集めていませんでした。

 

そして、コミュニティ隔離が始まると言う前日に町内から配られる『外出許可証』がないとどこへも行かれないことを知ります。どこかの時点で変更があったようなのですが、私は全く気が付きませんでした。ははは

 

10日間買い物へも行かないで家の中

 

予想外でした。
週2回開かれるマーケットは同じ町内なので、許可証に関係なく行かれると安心していました。

 

マーケットが開催されるのは、火曜日と金曜日です。本当なら週末の食材を買いに行こうとしていた金曜日から表に出られなくなりました。

 

しかも配布予定の外出許可証が届きません。
届いたとしても、許可証の種類によっては金曜日に出られるとは限らないのです。

 

この時点の許可書は3種類。ひとつの許可書に曜日と時刻が書かれています。例えば、月曜日の午前中と木曜日の午後。たとえ許可証があっても指定されたとき以外は、外出できないようになっています。

 

何曜日が書かれた許可証が届くのかドキドキでした。すでに買い物には火曜日に行ったっきり。それでも珍しく野菜が残っていましたので、翌週の火曜日までならどうにか待てるかもという状態でした。

 

ところが届いた許可書は私が住んでいるアパートとアパート周辺で暮らす人たちに2枚でした。何軒でこの2枚のカードを共有するのか未知ですが、アパートだけでも13軒住んでいます。これではカードはなかなか使えません。

月曜日には各家族に1枚届くと言われたので、「それなら火曜日に表に出られるカードならいいね」と子供たちと残りの野菜でどんなふうにやりすごすかを計画します(笑)。

 

マーケットへ行く当日には野菜が全くなくなることもあったので、このときはほんとラッキーでした。買い物に行かれなくても、これだけおいしい食事が食べられることに感謝でした。

 

ベストを尽くそうとする姿勢に敬意を評します

 

ところがところが、月曜日になってもカードは来ず。期待していた火曜日のマーケットも見送ります。そして翌日水曜日に、許可証がなくても同じ町内なら出られることが判明。これは本当ははじめからそうだったのか、カードの配布が間に合わなかったから、途中からそうしたのかはちょっと未定です。よく調べてもいません。

 

とにかく朗報です。

カードがなくても、市場と近所のスーパーには買い物に行かれる。よく10日間も野菜と果物を買い足すことなく、しのげたなぁと思います笑。特に缶詰などがあったわけではありませんが、しょうがやにんにく、ネギが残っていたのが大きかったです。

 

チャーハンとビーフンをよく食べました。

特に柔らかめに茹でたビーフンを生姜とネギで食べると、まるでそうめんのようでした。さつまいもが残っていたのも貴重でした。文明の利器である冷蔵庫があったことも、乗り切れた要因です。少し残っていた貴重な葉物が保存できました。

 

青パパイヤもありました。鮮度は落ちてしまいますが、長持ちします。

パパイヤの葉で免疫力アップ!ダイエット効果以上で現代人に必須な栄養素
もう何年も前に出会ったパパイヤの葉の美味しさが、忘れられませんでした。味覚だけではなく、体全体が喜ぶ美味しさでした。健康に幸せに生きていくために不可欠な『免疫力』を高めたい人におすすめしたいパパイヤです。南国で育つ果物ですが、パパイヤの葉っぱで良ければ比較的簡単に育てられそうです。身土不二からは離れますが、魅力いっぱいな栄養素を持つパパイヤの紹介をします。

 

近所なら外出ができるとわかったその日に、近所のスーパーには行かれましたが、必要だったのはフレッシュな野菜と果物です。急ぎの買い物はスーパーにはなかったので、市場に出かける金曜日に行くことにしました。

 

明日、21日は火曜日。マーケットの日です。そしてそして、なんと今は手元に一軒に1枚配られる外出許可証があります!前回のカードとは内容が少し変わり、ずいぶんとゆるくなっています。そして、私のところに届いたカードは火曜日が街まで行かれるものです。

 

そろそろお醤油がなくなります。ビーフンもとっくに食べ終わってしまったので、明日行ってみようかなぁと思っています。でも、混んでいたらスーパーの中には入らないで、帰ってこようと思っています。

 

 

こんなパスです。

当初の予定より遅れて届きましたが、少しでも人との接触を避けながら、住民の暮らしが続くように実行している姿勢はすごいなぁと思っています。

 

次の記事では、市場やスーパーではどんな対策が取られているのかをお伝えしますね。かなり早い段階から、フェイスシールドや体温チェックが導入されています。

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました