フィリピンは『ビザなし』で入国可能!滞在可能日数や延長方法などを紹介

スポンサーリンク

本日の記事では、日本のパスポートを持ってフィリピンに観光で行くときにどんなビザが必要になるのかをお伝えします。

 

フィリピンは日本からの直行便も多く、海や山などに豊かな自然が残る観光地としての魅力がたくさんある場所です。それでも、フィリピンは観光よりも「英語を学ぶために来たい」人のほうが圧倒的に多いのではないでしょうか。

 

フィリピンに来る外国人もシンガポールやタイ、バリなどと比較をするとかなり少なくなる感じです。それでも最近は、じわりじわりと『観光』目的に来る外国人も増えてきています。

そしてフィリピンの魅力はビザがとっても取りやすく、延長も気軽にできることにもあります。フィリピンのビザ事情をお伝えしていきますので、語学目的だけではなく、観光やWorkaway、WWOOFなどをするときに、フィリピンも選択肢に入れてみてください。

 

スポンサーリンク

フィリピンは30日以内ならビザは不要!最長3年まで国内で延長可能

 

世界で最強と言われるシンガポールのパスポートと並んで?もしかしたらシンガポールのパスポート以上に海外旅行しやすいのが私たちが持っている『日本のパスポート』です。本来は外国に入国するためには、身分証明にあたるパスポートに加えて『入国を許可証』を申請して取得する必要があります。

 

ところが、日本のパスポートを持っていると『入国許可証』の取得をしないで、入国できる国が世界にはたくさんあります。フィリピンもビザなしで、入国できる国のひとつです。

 

まだまだたくさんあるフリービザで入国できる国の情報を書いたページがあります。興味のある人はぜひ覗いてみてください。
https://kaigai-tabitodeai.info/visa-jyouhou-4201

 

日本のパスポートを持っている場合に、フィリピンに入国するときのビザ事情を詳しくお伝えします。

 

ビザなしで入国するときの条件

パスポートがあれば、フィリピンに30日以内の滞在ができます。入国をするときに、フィリピンを出国するチケットが必要です。

パスポートの残存有効期限は、通常6カ月以上必要ですが、日本を含めいくつかの国のパスポート保持者は残りの期限が6カ月未満でも入国可能です。

 

ですので、日本のパスポートでフィリピンに入国するときには、出国するチケットが必要書類です。

 

フリービザの延長手続きをする方法

ビザの取り決めは国によって大きく違いますから、以前行った国と今度行く予定にしている国の法令が同じとは限りません。

 

フィリピンはビザなしで入国をしても、フィリピン国内で延長手続きが可能です。例えば、ラオスとバリを例にして違いをお伝えします。

 

ビザなしでの滞在可能日数ビザなし時の延長長期滞在を希望する時
ラオス15日以内空港でアライバルビザの取得/30日まで(延長可能)
インドネシア
(バリ島など)
30日以内空港でアライバルビザ取得/30日まで(1回のみ延長可能/最長60日)

 

フリービザで滞在できる日数以内で確実に出国する場合には、何の問題もありません。ところが途中で予定が変更になり、ビザなしで許可されている日数以上に滞在したいと思っても、ラオスやインドネシアの場合には現地での延長はできません。

一度ラオスやインドネシアから出国して、あらためてビザの取得が必要です。

 

インドネシアの場合には、1回の延長で30日と決められています。ラオスは5日の延長、22日の延長などと旅のプランに合わせて申請できます。料金も滞在日数掛ける費用になりますので、ほんと国によってビザの条例は違います。

 

バリのビザ情報を詳しく紹介しているページがあります。
https://kaigai-tabitodeai.info/bali-visa-extend-4148

 

ビザなし入国後の初延長日数は29日

ビザなしで入国後に滞在を延長したいときには、そばにあるイミグレーションへ行きます。滞在許可が切れる1週間前には、手続きを始めましょう。

 

1回目の延長で滞在許可が降りるのは29日で、30日ではありません。国によって細かい部分が違うことはよくあります。1日すぎてしまっただけでも、不法滞在になってしましますので、気をつけたいですね。

 

延長手続きの方法

フィリピン滞在中にビザの延長をする場合、申請方法はとってもシンプルです。

 

パスポートを持って延長したいことを伝えると、申請用紙をもらえます。その用紙に必要事項を記入して、料金を払ってパスポートを預けるだけです。通常1週間前後でビザが延長されたパスポートが戻ってきます。

子供や家族と一緒に滞在している場合には、全員で申請に行って全員で受け取りに行きます。もしかしたら、同じフィリピン国内でもイミグレーションによっては、対応が違うかもしれませんので聞いてみてください。

 

申請用紙に滞在先のホテルやアパートの住所を書く欄があります。正確に書けるようにちゃんとメモしておきましょう。

 

ビザの延長料金

フィリピンは、ビザなしで入国後に3年まで国内で延長手続きができます。(2019年9月にイミグレーションのスタッフに確認を取りました)ただ、公式なサイトで確認をしていませんので、色の薄いピンクにしておきます。

突然変更されることもありますので、必要に応じでしっかり確認をしてください。

 

期間レギュラー料金エクスプレス料金
延長1回目29日2,130ペソ3,130ペソ
延長2回目1カ月
2カ月
6カ月
6,200ペソ
6,700ペソ
なし
なし
なし
13,710ペソ
延長3回目以降1カ月
2カ月
6カ月
1,430ペソ
1,930ペソ
なし
なし
なし
8,750ペソ

(2019年9月現在のビザ延長料金)

 

2回めの延長をするときに『外国人登録』をして『SSRNカード』を作成します。フィリピンでの身分証明書として使え、顔写真が入っています。有効期限は1年間です。(再入国しても1年以内なら有効です)

『SSRNカード』を作るために、2回めの延長料金が高くなります。また手続きにかかる日数も長くなりますので、余裕を持って申請を始めましょう。

 

継続して6カ月以上滞在した場合には『出国許可証(ECC)』を申請

 

フィリピンは日本人にとって、長期滞在がしやすい国のひとつです。繰り返し延長手続きをしていくと、3年まで出国しないでビザが取得できます。ただし、6カ月以上滞在したあとに、フィリピンを出る時には、ECCと呼ばれる『出国許可証』が必要です。

ECCはEmigration Clearance Certificateの頭文字を取ったものです。

 

ECCにかかる申請料はひとり500ペソ、申請場所はイミグレーションです。ECCの有効期限はひと月です。あまりはやくに手続きをしてしまうと、出国時にはすでに無効になっていますので、1週間前を目安にしましょう。

 


ドゥマゲテのイミグレーションのある場所

 

また、すべてのイミグレーションでECCの手続きができるわけではありません。ドゥマゲテのイミグレーションでは延長手続きはできますが、ECCはなし。セブのイミグレーションまで行って申請します。

 

申請した日に受け取れますが、場所や時間帯によっては混んでいます。時間にゆとりを持っていきましょう。セブ島のイミグレーションでは、家族でECCを申請する場合には子供は行かなくても大丈夫のようです。(2020年1月現在)

 

 

フィリピンに長期滞在したいときにはどの延長プランがお得?

なんとなく、6カ月滞在できるプランを選ぶのが一番お得なのでは?と思われるかもしれません。

 

ところが一番お財布に優しい延長方法は、2カ月ごとに手続きをする方法です。6カ月の場合には、エクプレスと言われ特別に短い日数で手続きが終わるプランだけになります。急いでパスポートを受け取りたいときや2カ月ごとにイミグレーションにくのは面倒だと思われる場合には、割高になりますが6カ月がストレスが少ないでしょう。

 

2カ月ごとに延長を3回した場合には、5,979ペソです。エクスプレスの6カ月は8,750ペソですので、約3,000ペソ余分に支払います。日本円にすると5,500円位になりますので、結構大きな金額です。4人の場合には、半年で2万円以上の差額です。

 

フィリピン国内で延長手続きのできるイミグレーション

「マニラやセブまで行かないと延長手続きが、できないのでは?」と心配されるかもしれません。意外と身近にイミグレーションが見つかるかもしれませんので、確認をしてみてください。

フィリピンに島はどのくらいある?

島国である日本は、グルッと回りを海に囲まれています。そして、日本には約6,800の島があると言われています。日本以上に島の数がたくさんある思われる国が、フィリピンやインドネシアではないでしょうか?

フィリピンには、約7,600(7100との統計も)あり、インドネシアでは島の数は数えられないと聞くこともありますが、12,000~13,000のようです。そして、フィリピンやインドネシア以上に島の数が多いのが、スウェーデンです。桁がひとつ上がり、221,800との数字があります。

 

スウェーデンほどではないにしても、フィリピンには約7,600の島があり、その全てに行政機関があるわけではありません。フィリピン国内で、ビザの延長手続きができるイミグレーションがある場所をお伝えします。

フィリピン国内のイミグレーションがある場所

フィリピン政府の公式サイトを参考にして、イミグレーションがある場所と島の名前を表にしています。カタカナの読み方は、別の読み方もあるかもしれません。

 

イミグレーションがある場所英語表記島の名前
アパリAparriルソン
アンヘレスAngelesルソン
イリガンIliganミンダナオ
イロイロIloIloパナイ
エスエムアウラSM Auraルソン
エスエムノースSM Northルソン
オザミスOzamizミンダナオ
ガイサノGaisanoマクタン
カガヤン・デ・オロKagayan de oroミンダナオ
カラパンCalapanミンドロ
カリボKaliboボラカイ
カルバヨグCalbayogサマール
カワヤンCawayanカワヤン
クラークClarkルソン
グランGlanミンダナオ
ケソンシティ(Student Visa Office)Quezonルソン
コタバトCotabatoミンダナオ
サンタローザ(サンタローサ)Santa Rosaルソン
サンフェルナンドSan Fernandoルソン
サンボアンガZanboangaミンダナオ
ジェネラルサントスGeneral Santosミンダナオ
スービックSubicルソン
スリガオSurigaoミンダナオ
セブCebuセブ
タイタイTaitaiルソン
タガナックTaganakTurtle Island
タグビラランTagbilaranボホール
タクロバンTaclobanレイテ
ダグパンDagupanルソン
ダスマリニャスDasmarinasルソン
ダボスDavaoミンダナオ
ティバンバンTibanbanミンダナオ
トゥゲガラオTuguegaraoルソン
ドゥマゲテDumagueteネグロス
ナガNagaルソン
ヌエバエシハNueva Ecijaルソン
バコロドBacolodルソン
バギオBaguioルソン
バタンガスBatangasルソン
バトゥガンディンBatugandingミンダナオ
バラバクBalagacバラバク
バランガBalangaルソン
ビスリグBisligミンダナオ
ビガンViganルソン
ブトゥアンButuanミンダナオ
ブルックスポイントBrookes Pointパラワン
プエルトプリンセサPuerto Princesaパラワン
ペサPezaルソン
ボアクBoacマリンドケ
ボラカイBoracayボラカイ
ホロJoloホロ
ホロンガポOlongapoルソン
ボンガオBongaoボンガオ
マカティMakatiルソン
マリベレスMarivlesルソン
ラオアグLaoagルソン
ラスピニャスLas Pinasルソン
ルセナLucenaルソン
レガスピLegazpiルソン

 

ルソン島はフィリピンの中で一番面積が大きく、首都マニラがある島です。そのためマニラ以外にもルソン島の中には、延長手続きのできるイミグレーションがあるのがわかりますね。

 

日本のパスポートを持っていると長期滞在しやすいフィリピン

ビザなしで滞在できる期間は、30日ですので、それほど長くはありません。それでも、フィリピン国内にいながら、延長手続きが比較的簡単にできます。

 

長期滞在をするためには、学生であったり、正規に就職していたり、その国の保証人が必要だったりする国もあります。

フィリピンはそういう縛りもなく、長期滞在が可能なので、ストレスフリーで滞在できます。

 

フィリピンと聞くとマニラやセブが浮かび、かなり大きな街で人口の多い様子が想像されるかもしれませんが、フィリピンには7,000以上の島があります。島によって街並みや雰囲気が変わります。また、マニラのある同じルソン島であっても、マニラから離れるとまた違った表情を持つそれぞれの町や村があります。

 

フィリピンにはまだまだ雄大な自然が残り、1年中温暖なことから南国ならではの美味しい果物が気軽に食べられます。これからはフィリピンに観光やWWOOF、Workawayを楽しむためにもっとたくさんの人が訪れていくのではないでしょうか。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました