マニラ国際空港(ニノイ・アキノ国際空港)からセブパシフィックに乗り、マレーシアの首都クアラルンプールに到着しました。今回の目的地はインドネシア・バリ島。クアラルンプールからマリンドエアに乗ってバリ島です。
クアラルンプールでの到着ターミナルは『KLIA2』、マリンドエアは『KLIA(クリア)』から出発します。普段はKLIA2(LCC専用?)ばかり利用していと、別のターミナルがあることさえもうっかりしてしまいます。
KLIA2からKLIAへの移動方法をお伝えします。
そして今回バリまでのチケットが一番値段が安かった理由から『マリンドエア』を利用しました。マリンドエアに乗るのは2回めですが、前回はついていた食事が今回はありませんでした!どうしてなのか、ちょっと調べてみました。
目次
クアラルンプールはKLIA2だけではない!利用するターミナルを要チェック!
いつもはとっても頼りになる子どもたちと一緒に飛行機に乗るのですが、今回は私ひとり。子どもたちからも、私がひとりで飛行機の乗り換えをすることを心配されながら出発しました。家を出る前日に私の予定表を見た息子が「クアラルンプールでターミナル移動するかもよ」と言うのです。
「えっ?」
全く予想をしていなかった可能性にドッキリしながら、予定表を見てもはっきりわかりません。わからないどころか、私がプリントした予定表には、KLからバリへ行く航空会社の名前さえも乗っていません!
ちょっと慌ててしまったこともあり、どこの航空会社だったのかすぐにわからず、受け取ったメールを調べました。『マリンドエア』を『Trip.com』を通して購入していました。ターミナルのことは出発前に確認する余裕がなく、とりあえずその可能性があることがわかれば、大丈夫と思って出発しました。
マリンドエアのチケットを購入するときの注意点を書いたページがあります。レガシィキャリア並みのサービスが受けられる「お得なマリンドエアに乗ってみたい!」と思う人はぜひ参考にしてください。
セブパシフィックでKLIA2に到着してKLIAからマリンドエアを利用
最近は航路表をプリントしていなくても、携帯の画面を見せれば空港内にも入れますし、カウンターでのやりともしてもらえます。でも、私はやっぱり実物があったほうが安心します。今回の移動で合計すると6回乗る飛行機分の航路表をプリントしてちゃんと準備をしました。
どの乗り継ぎもかなりゆとりがあったことも影響して、あまりターミナルの移動とかを考えていませんでした。
息子から「もしかしたら」と言われたことから、マニラでの乗り換えは到着も出発もターミナル3でしたから移動なし。
問題はクアラルンプールでしたが、マレーシアで15時間位待ち時間がありました。これだけあれば、どうにかなるだろうと。以前に子供と一緒ですが、KLIAからKLIA2への移動は経験ずみ。マリンドエアのターミナルを調べる時間もないまま、出発しました。
夜中の12:55、クアラルンプールKLIA2に到着。移動するにしてもしないにしてもとりあえず、ターミナルの確認だけしようと思いカウンターで聞いてみるとやっぱり私が利用するマリンドエアはKLIAから。無料のシャトルバスがあるからと説明されました。
先にKLIAまで行ってしまおうかと思ったのですが、KLIA2内にあるスーパーマーケットによりたかったので、KLIA2で仮眠を取ることにしました。
お得意の空港泊です。
今回は私ひとりですから、どこでもOKです。ターミナルの移動をするにしても、出発は夕方の5時頃。目覚ましもセットしないで眠りました。
〈無料シャトルバス編〉KLIA2からKLIAへの行き方
なんとなくですが、KILA2の仮眠できるスペースが減っているように感じました。その分新しくフードコートがものすごく増えています。別のページでKLIA2にあるお気に入りのスーパーマーケットの案内や荷物預かり所、荷物が送れるカウンターなどの紹介をしています。
空港内にある魅力的な施設を十分に活用して、トランジットの時間も楽しみたいですよね。
私が仮眠をとった場所は、マレーシアに入国をした到着ロビーの直ぐ側です。もう何度もお世話になっている仮眠場所。
KLIA2内の看板にもKLIAへのシャトルバスの案内があっちこっちに出ています。それでも実はギリギリのところで迷いました。途中まではものすごく丁寧に看板があるのに、あと少しのところでプッツリなくなってしまう感じで、たどり着けませんでした。
何回か人に聞いたり戻ったりしながら、無事にKLIAにたどり着きました。
こんな風に『Servis basu ke KLIA』と書かれているとおりに進みます。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、『Level 1』と書かれていますから、エスカレーターで1階に降ります。
もっと写真を取りたかったのですが、携帯の充電が切れてしまいました。シャトルバス乗り場を探しながら、途中で充電できるスポットがあったので、少し充電をしました。実はKLIA2でのんびりしすぎてしまい、半日以上あったトランジットの時間があっと言う間にすぎてしまいました。
それで、肝心のところで写真がありません。トホ
一階に降りると急に案内が見当たりません。
KLIA2からあっちこっちへ移動する人たちがたくさんいるのですが、どこから無料のシャトルバスが出ているのかがわからないのです。
ようやくこんな看板を見つけました。
「ここで待てばいいのだろうか?」と思いながら、看板をじっと見ていると中華系の団体の中から、数人が私に声を掛けてくれます。きっと私が納得していない?のがわかったのかもしれません。
親切に話しかけてくれるのですが、言葉が全くわかりません。全くわからないのに、ずっと話しかけてくれました。たぶん同年代くらいの女性だと思います。向こうは団体、私はどう見てもひとりだから、「大丈夫だろうか?」と心配だったのでしょうね。
私が「この場所で待っていてもシャトルバスには乗れないかも?」と思った理由が、その看板には時刻表が細かく載っているのですが、表も裏も『KLIA⇒KLIA2』なのです。
時間もそれほどないしどうしようと思っていると、制服のようなものを来た女性が中華系の団体の人のところに来ました。彼女もはっきりわからないようでしたが、ここで待っている人たちは、クアラルンプー市内のホテルに向かう人ばかりと言います。
私もここで待っていても無料のシャトルバスには乗れなそうだったので、笑顔で手を降ってその場を離れました。
もう一度やり直し。ハハ
Level2に戻って、もう一度看板のとおりに進みました。
今度はエスカレーターの安全管理をしている男性に声を掛けます。
すると「18(エイティーン)」と教えてくれました。Level1から、表へ出て18番を探します。どう見てもバスのりばは、10番くらいまでしかありません。今度は別の人に聞くとやっぱり「Eighteen」と。
私が「Eighteen?」と聞き直すと「NO. A10」だと。
それならありました。(写真撮れませんでした…)
『A10』と書かれた看板が。でもどこにも無料のシャトルバスとかKILAとか何も書かれていません。それでも、ここであろうと待っているとバスが来ました。どこからかチラホラ人も集まってきています。
空港の建物を出て左側です!
Level1に降りたら表へ出て左に進んでくださいね。
バスの運転手さんにKLIAへ行くバスか聞くと、ものすごく安心できるように大きくうなずいてくれました。
なぜか直通ではなかったKLIAへのシャトルバス
少し走ってから広い駐車場のようなところでバスが停まりました。なんとなく空港ぽくなかったのですが、みんなが降りるので私も続いております。すると、急に目の前を歩いていた人たちが『こつぜん』と消えました。
まるで神隠しにあったような感じで、どこへ行ってしまったのか周りを見渡しても誰もいません。
ちょっと思考停止状態で立ち止まっていると、テーブルを出してお菓子などを売っている女性が声を掛けてくれました。「KLIAへ行くならこのバスよ」と。
確かに今まで乗ってきたバスと同じバスがすぐ目の前に止まっています。中を覗いてみるとKLIA2を一緒に出たであろう人たちが座席に座っていました。まさか、乗り換えをするとは思っていなかったので、ちょっとびっくりしました。
でも、今でもあの乗り換えの意味がわかりません。
どうしてあのバスのままではKLIAへ行かれなかったのでしょうか。
KLIA2からKLIAに移動するときは乗り換えるかは別にして、必ず駐車場を経由するようです。その分、所要時間がかかり30分くらい見たほうがいいようです。私は、そこまでかかった気はしませんが、ちゃんと飛行機に乗るためにも余裕を持ってターミナル間を移動したいですよね。
乗り場が分かりづらかったり、所要時間が掛かることのある無料シャトルバスですが、24時間運行しています!真夜中についても早朝でも、KLIA2とKLIA間を結んでいます。上手に活用して、楽しい旅を続けてください。
急に出国ゲート変更!というおまけ付きでした
バスを乗り換えたあとは、今度はいかにも空港らしい場所でバスが停まりました。
見たことがあるKLIAに到着。以前利用した覚えがあります。マリンドエアのカウンターに行って、搭乗券をもらって出国ゲートまで無事に到着しました。モニターにも目的地が映し出されていましたから、安心してゲートが開くのを待っていました。
入っていく人たちがある程度落ち着いてから、ゲートまで行くと「別のゲートに行ってくれ」と言われます。
「えー?」
確かにさっき、ゲートの入り口から大慌てで走っていく人たちがいました。あれから数分立っています。しかもKLIA内にある『エアロトレイン(AEROTRAIN)』に乗らないと新しいゲートまで行かれません。とほほ
長く感じられましたが、たぶん2分ほど待ってそのエアロトレインが到着しました。問題はこの乗り物を降りてから、どのくらい先にゲートがあるかです。いくら荷物が少なくても、マッハでは走れません。
こんなときはまずは『大丈夫作戦』です。
不安になったりドキドキするときでも、まずは自分自身に大丈夫と話しかけます。ははは
ゲートまではそれほど離れていませんでした。しかもゲート内にはたくさん人がいて、搭乗も始まっていませんでした。良かったよかった。とってもラッキーでした。
急いでいるときにはタクシーやKLIAエキスプレスで移動!
KLIA2とKLIA間を移動する方法は無料のシャトルバスだけではありません。
タクシーでも電車でも、有料バスでも移動できます。
急いでいる場合はタクシーや電車(KLIAエキスプレス)が、安心でしょう。乗り場も無料シャトルバスよりはわかりやすいから、私のようにウロウロ歩き回らなくても大丈夫です。笑
途中で看板が消えることなく、入り口までたどり着けます。
所要時間は約3分。2リンギットですから、60円くらいです。
タクシーはアプリのダウンロードができるようでしたら、『Grab』が安心して使えますね。
マリンドエアで食事がつかないことがある?
前回(2019年1月)初めてマリンドエアを利用したときに「機内食がつくかも?」と読んでいたのですが、本当につくかどうか自信がなく、公式サイトから予約したわけでもなく工程表を見てもはっきりわかりませんでした。
なので、子供にも食事のことは伝えずにおきました。
そしたら、ちゃんと食事が運ばれてきました!7年ぶり?以上の機内食でしたから、子どもたちも喜んでいました。
そんな事があったので、「今回もきっと食事がつくだろう」くらいに思っていたのですが、食事を運ぶスタッフたちが座席の番号を確認しながら食べ物を渡し、なんとなく全員に配っている感じではありませんでした。
私の隣りに座っているカップルは食事を受け取りましたが、私のところは素通りでした。「なんでだろう…」とちょっと悲しくなりながら座っていると、いつまでに予約をした人には食事がつくと言う会話が聞こえてきました。誰かがスタッフに聞いたのでしょう。
ものすごく機内食を楽しみにしていたわけではないのですが、お腹が空いていたので残念さが増しました。笑 それでも、私ひとりのときで良かったです。もし、子どもたちが機内食を楽しみにしていたのに、届けられなかったらと思うと…いやいや私のようには落ち込まない気もしてきました。笑
気になったので、戻ってきてから調べてみました。
2019年9月6日付でマリンドエアからお知らせが出ています。2019年10月15日からチケット代を下げるための一環として、エコノミー席の食事を選択制にすると。なので、同じエコノミーを購入していても、9月6日以前に購入していれば、今まで通り食事がついたのです。
もちろん私の予約は出発かなりギリギリ。9月6日には間に合いませんでした。
真相がわかり納得です。
でもでもそのおかげ?でバリに到着してからとっても美味しいナシチャンプルーに出会いました。私好みの上に価格が80円!もうすでに4回も食べています!
マリンドエアは機内食がつき預け荷物が20kgまで無料、座席にモニターがついているのに、価格がとってもお得であることが特徴でした。マリンドエアの機内食を楽しみにしていた人は、有料のオプションで食事を申し込みしてください。機内で注文するよりは安く購入できます!
前回マリンドエアに乗ったときは、子供と一緒に映画を見ていたので気にならなかったことがあります。今回はイヤホンを持っていなかったこともあり、何も映画を見ずに目的地まで行きました。
(イヤフォンは機内でも購入できます)
寝不足?だったのか、ちょっと目が疲れていたのか、周りでついているモニターの明るさや光で目がちょっとしんどかったです。普段はモニターが付いていない飛行機にばかりの乗っているから、慣れていないのかもしれません…。
もし、マリンドエアに乗るけれど映画は見ないでくつろぎたい人は、アイマスクを持っていくことをおすすめします。
後ろにくっついてばかりでは、気が付かないことを今回のひとり旅でたくさん学べました。だからといって、子どもたちと行くときに私も率先して調べたり確認したりするかと言うと「どうかなぁ」と思います。ふふふ
これからも子供と一緒の海外での時間や私ひとりで体験したことなどを紹介していきたいと思っています。世界のどこかで私の体験が役に立ったり、励みになったりしたらとても嬉しいです。
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