今回の台湾旅行?は長女がものすごく楽しみにしていて、おいしい食べ物やオーガニックコスメ、雑貨などの情報を集めてくれました。まぁどれも自分が食べたいものと気になるものに限定されるかもしれませんが、場所や営業時間まで調べてくれるので大助かりでした。
本日の記事では『台湾人の心の朝ごはん?』の紹介をします。
目次
飯糰がとっても美味しい台北駅からすぐのお店を2店舗紹介
台湾の桃園国際空港に到着したのは真夜中すぎです。まだMRTも走っていませんし、外は真っ暗。ターミナル1で空港泊をしてから、台北市内へ移動。12月の寒い台湾とあって、お腹はみんなペッコペコです。笑
台湾人の家にはキッチンがない?
以前WWOOFのホストをしていた時に、台湾から男の子が約1年滞在してくれたことがあります。とっても素敵な人で、日本語も上手。この頃から、「いつの日か台湾に行ってみたいなぁ」と思ってきました。
その彼が教えてくれたのですが、台湾には台所がない家が珍しくないと。
「え?」私はものすごく驚きました。台所がない家がある?
意味がよくわからず詳しく聞いてみると、台湾には朝から夜遅くまで、気軽にそして美味しく食べられるお店がたくさんあるので、家でお料理する必要がないと教えてくれました。
実際に彼の家も、お湯を沸かせるくらいの設備しかないと。
説明してもらっても、文化の違いに驚いたことを覚えていますが、実際に台湾に来てみてものすごく納得です。これだけ美味しいお店や屋台が溢れていたら、ご飯を作るすきがありません笑。
しかもお店によっては朝しか営業しなかったり、暗くなってからしか開かないところもあります。そうすると、やっぱり「あのお店には朝行こう」、「あっちの屋台は夕ごはんの時に」とキリがありません。
同じ通りでも、朝と昼、夕方以降では街並みが変わります。ぜひ、台湾に行ったときには、同じ道を時間を変えて歩いてみてください。新しい発見や魅力にたくさん出会うと思います。
台湾人の定番朝ごはんと言えば
日本人の朝ごはんと言えば、納豆に野菜のたっぷり入ったお味噌汁、夏ならきゅうりのぬか漬けでしょうか…ちょっと時代が前かもしれませんね。最近ではすっかりパンも定着して、少し前に見たテレビでは、京都や大阪、神戸では朝ごはんにパンを食べる家庭が多いとか。
時代が変わると食生活も一緒に変化しますが、やっぱり日本の朝ごはんと言ったら、納豆とお味噌汁ですねぇ。笑
台湾にも台湾の人たちが愛する、朝ごはんがたくさんあります。
塩味の利いた豆乳のスープ『鹹豆漿』、『魯肉飯』やお粥、朝ご飯に小籠包を食べることも珍しくないようです。豊かな食文化を誇る台湾には、目移りしてしまうほどのたくさんの朝ごはんメニューがあります。
今回は台湾人が大好きな朝ごはんのひとつ、『飯糰(ファントァン)』を紹介します。
美味しい『飯糰』が食べられるお店
台北で美味しい『飯糰』が食べられるお店というと、古亭駅にある『劉媽媽飯糰』が有名です。確かにこのお店は日本のテレビでも取り上げられるほどの人気店ですが、台北駅からは少し離れています。
今回の私たちの旅は、台湾で美味しいご飯を食べることも当然やりたいことに入っていますが、一番の目的は北投温泉。そのため、なるべく移動に時間を使わないように美味しいご飯を食べるようにしていました。
『劉媽媽飯糰』は飯糰に入れる漬物から手作りしているようで、次回はもっとゆったりコースで台湾に行って寄りたいお店の候補です。
娘が選んだ飯糰のお店は、2軒とも台北駅から徒歩圏内。『青島飯糰』と『飯糰霸』です。
また食べたい紫米の飯糰が絶品の『青島飯糰』
台北駅を降りてまず私たちが向かったのは、『青島飯糰』です。地図を見ながら先を歩く娘についていくと、何やら小さなお店に人だかりができています。
大きな看板やメニュー、ご飯の入ったおひつなどが目に入り、すぐに目的の場所についたことがわかります。
天然素材に入っている大量の紫米、それだけでもうすでにテンションが上ります。
飯糰は台湾のおにぎりと言われるようですが、見た目や中身、素材も異なります。それでもお米が主食で具材が中にはいり、大きな口を開けて食べるのは『おにぎりやおむすび』に通じるものがあります。
形だけを見ると、太巻きに近い感じです。
春巻の皮をあげたようなものが飯糰の定番具材、これが他の食材とよく合いますし、
食べごたえが増します。
美味しそうな紫米です。ふふ、ポリフェノールたっぷりですねぇ。
メニューはすべて中国語。なんとなくわかりますが、発音はちんぷんかんぷんです。
私たちは、指差しで注文をしました。
青島飯糰は朝の6時から営業しています。私たちが行ったのは、たぶん9時頃。次に夕方行ったときには、閉まっていました。
白米の飯糰が楽しめる『飯糰霸』
青島飯糰の目と鼻の先に、同じように行列のできる飯糰のお店『飯糰霸』があります。初めて行ったときには、ちょっと迷ってしまったのですが、やっぱり人だかりができていたので見つかりました。
次から次へとお客さんが来るので、お店の人は休む間もありません。
買いに行ったときには気がつきませんでしたが、腰にコルセットをしながら
働いていますね。
手慣れた手つきで、飯糰を作っていきます。もう何を注文したのかを忘れてしまったのですが、両方のお店でも2つずつ買いましました。
『青島飯糰』と『飯糰霸』への行き方
MRTの台北駅が最寄り駅です。
『M8』の出口から行くと、行きやすいです。まずは出口M8を見つけましょう。
表に出たら左の方向へ進んでいきます。
すると、気になる日本語の看板『ぼろパン』が目に入る交差点があります。
この交差点を渡って右側に『飯糰霸』があります。
青島飯糰は、横断歩道をもとに戻り真っすぐ進んで左に曲がります。
行列がすぐに目につくかと思いますが、『Ikari Coffee』のすぐとなりです。
『Ikari Coffee』名前がとっても気になります。いつか私ひとりでのんびり入ってみようと思います。ふふ
楽しみがたくさんです。
飯糰は美味しいのでいくらでも食べられる
飯糰は、お米もおかずもぎっしり詰まっています。食べごたえも十分なのですが、それ以上に美味しので、ひとりひとつでは足りません。笑
なぜか近ごろ体重が減ってしまった私は、台湾で美味しいものをたくさん食べて3キロ位増量を目指しています。ところが、私の周りには私よりも食欲旺盛な『生命体』が3人。とっても手強いです。ちょっと多めに買っても、私より食べるスピードの早い彼らは、次から次へと平らげていきます。例えば、ラーメンを一人前ずつ注文をします。それぞれがぞれぞれのラーメンを食べるのですが、ひとりが「ままのもちょうだ~い」と言って、みんなが違うラーメンを食べ始めます。回ってくる子どもたちのラーメンは、どれも麺の残りは少なくスープばかりなので、私はスープを飲んで回します。ところが邪心のない彼らは、ラーメンもどんどん食べます。笑 まわし始める時にまだ一口しか自分のラーメンを食べてなかったので、たっぷり麺が入っていたはずの器がほとんど汁ばかりの状態になって戻ってきます。ちょっと小さなことを書いた気もしますが、こういうことが日常生活の中でチラチラ起きます。彼らからの「一口ちょ~だい」は、ひと口であった試しがありません。笑 3人の食欲に押されないように、目指せ体重3キロ増です!
と言うか、実際に飯糰をひとつ分食べたのかどうかは分かりません。
飯糰霸が見つからなかったので、道に出ていたお店で台湾風のお餅も買ってみました。
すぐ側に、その場で焼いている屋台があったので、こっちで買えばよかった。
お腹はかなり空いていたのですが、「ちゃんと座って食べたい」と子どもたちが希望するので、MRTで宿まで移動してからいただきました。
たぶんですが、お腹が空いているときなら、飯糰ひとつ半は確実です。それくらい美味しかった。
台北へ行ったときにはぜひ朝ごはんに、いえいえおやつにだって夕ご飯にだって『飯糰』を食べてみてください。
台湾での美味しいもの道中や温泉情報などなど、まだまだ続きます。体重増加の結果も旅の最後にお伝えしますねぇ。
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