バリ島で安心できる食材を探している人に向けて、サヌールにあるオーガニックショップ『サトビカボガ』を紹介します。
オーガニック食材にこだわっていなくても、化学調味料などの添加物はできるだけ取り入れない暮らしをしたいと思っている人にもおすすめです。お店の面積は決して広くはありませんが、オーナー夫婦が選びぬいた食材などが販売されています。
目次
オーガニック認証の大豆やチアシードなど豊富な安心食材
バリ島は世界でも人気の観光地です。ヨガやヒーリングを目的に来る観光客もたくさんいます。そのため、オーガニック系やローフードなどの食材を比較的簡単に見つけられます。
バリ島でオーガニックと言うと、『Bali Buda』や『サリオーガニック』などが有名所です。『Bali Buda』のロゴが入った手提げバックを持ち歩いている人もよく見かけるのではないでしょうか。
私はもらった?ことがないのですが、どうやら以前はいくら以上買ったときには無料でもらえたようです。
私はずいぶんと前に(7年以上前ですが)、Bali Budaの『One day Old』パンを時々買いに行っていました。当時は普通に買うと『カントリーブレッド』が15000ルピアでした。このパンがバリブッダで売られているパンの中で一番安かったのです。笑
しかも翌日になると半額の7500ルピアで買えました。今のレートなら60円くらいでしょうか。
数年前からもろもろの価格が上がり、プラス税金がつくようになったことなどが影響して『One day Old』のパンから遠ざかっていました。
本日紹介するのは、インドネシア人ご夫婦が経営しているオーガニックショップです。観光客向けにお店を経営しているのではなく、バリで暮らす人たちに喜んでもらえるお店づくりをしています。
オーナーが納得したものばかりが売られている『サトビカボガ』
サトビカボガは、インド系のご夫婦が経営しているアットホームなお店です。
営業時間が比較的長いので、お店に行ったときにいつもオーナーがいるわけではありません。それでも、可能な範囲でお店に出てお客さまの様子を伺ったり、商品の説明をしたりと積極的にふれあいを作ろうとされています。
サンスクリット語で『聖なる食べ物』を意味するのが、『サトビカボガ(Satvika Bhoga)』です。
ほかのオーガニックショップやスーパーマーケットで売られている商品もサトビカボガにありますが、サトビカボガでないと買えない貴重な食材などもあります。それは、オーナー自らが納得できる食材を探し、これならと思えるものを取り扱っているからです。
特にジャワ産のNonGMO大豆や地元産の白米や玄米などは、貴重な食材です。
サトビカボガの大豆を使用しているお豆腐やお味噌、テンペも販売されています。このテンペ、とっても美味しいのですが、最近ちょっとお休みをしています。ワルンで買うと2000ルピアで買えるテンペがサトビカボガでは、確か6500ルピア。大きさも小さいのですが、安心できて美味しいテンペはとっても貴重でした。
テンペは7年前と同じずっと2000ルピアです。15円位。パサールで3つ買うと、5000ルピアになります。テンペはバリ人の食事に欠かせない食材ですから、値上げはしにくいのかもしれませんが、あの大きさで20円以下とは日本では考えられない価格です。
野菜や果物などの生鮮食品も買えます。こんにゃくやしらたきも置いています。すべてがオーガニックではありませんから、気になるときはスタッフに確認してください。『NonOrganic』と表示されていることもあります。
基本、動物性のも食材は置いていません。ブロイラーではない卵やチーズ、ヨーグルトは販売しています。
スーパーフードも格安な料金で販売しています。
髪の毛を染めるヘナは、サトビカボガのものばかりです。他の商品を使うと頭皮が、かなりシミます。
ヘナは染まるまでに時間がかかりますから、なかなか日中にはできません。私はよく『寝ヘナ』をします。夜ヘナをつけてそのまま眠ります。笑 科学的なものが使われているヘナを長時間つけたままではいられませんが、サトビカボガのヘナは安心です。
寝ヘナはしっかり染まるのが魅力的ですが、朝早く起きてヘナを落とさないと表に出られません。間に合わずに、バイクのヘルメットかぶって買い物に出かけたこともあります。ははは
この塊は、グラメラです。ココナッツの花から取れる『椰子砂糖』です。行くたびに新しいグラメらがあります。ドーナッツ型のグラメラが売られていることもあります。
ほかにも写真をたくさん撮ったのですが、光ってしまい上手に撮れませんでした。また、サトビカボガに行ったときに、他の商品の写真も撮ってきたいと思います。
サトビカボガへ行くとかならず買う商品に、お掃除用の重曹、漂白剤、チンチャオ、アーモンド、プルーン、玄米などがあります。
どれも安心素材なのに良心的な価格で販売されています。
我が家のおやつの定番『チンチャオ』です。
美味しく作るのにはちょっと手がかかりますが、ヘルシーでとっても美味しいデザートです。シソ科の『仙草』が原材料で、ゼリーのように固まります。なんとなく薬草っぽい味がしますが、基本、味はあまりありません。私はそのままでも十分美味しいのですが、子どもたちは蜂蜜をかけて食べます。
どうやら解毒作用や解熱作用があるようです。
インドネシア・バリ島だけではなく、タイヤ台湾でも人気デザートです。
すでに種なしプルーンが当たり前なのでしょうか。サトビカボガのプルーンモン種なしです。柔らかくってとても美味しいですよ。1kg14万ルピア。だいたい1200円くらいです。
洗濯は粉石けんや『ブラットワンギ(Burat Wangi)』の洗濯石鹸を使っています。ときどき、重曹や酸素系漂白剤も活用するから、常に常備しているセットです。
サトビカボガの場所と営業時間
サトビカボガはバリ島のサヌールにあります。サヌールと言っても海側ではなく、デンパサールよりのサヌールです。ウブドからだと車やバイクで40~50分くらい。
ウブド方面からバイパスを通って、日本領事館やイミグレへ向かうときと同じように『ケンタッキーフライドチキン(KFC)』のある角を右に曲がります。曲がってから500mくらい進んだ右側です。
お店の目の前が駐車場になっているために、通りからちょっと目立ちません。ホンダのお店のすぐとなりです。KFCのかどを曲がったら右側を気をつけながら進んでください。
営業時間は、8:00から20:00まで。日曜日も営業しています。ガルンガンやクニンガンなどの大きな祭礼のときには、不規則な営業時間になります。
ちょっと光って見えづらいですが、かばんや袋を持ってきてくださいとあります。
バリ島では最近、スーパーマーケットで買い物をしてもビニール袋はもらえません。各自がバックを持ってくることが大前提です。コンビニエンスストアも同じ、ビニールはもらえません。小さなワルンは別口のようで、ここまでビニールなしを徹底するのはハードルが上がります。
これも光ってしまっていますが、2019年1月からビニール袋の使用が禁止されました。サトビカボガでは以前からビニール袋は極力使っていません。
バリ島に観光で訪れた人にも定住者にも心強い味方『サトビカボガ』
「なんとなく体調がいまいち」、「疲れやすいかも」など、日頃の健康を意識しだしたときにもサトビカボガで足りない栄養素をサポートできる安心食材が見つかるかもしれません。健康で楽しく暮らしていくために、毎日の食事はとっても大切です。
3食すべてをオーガニックにするにはそれなりの決心と予算が必要です。
不足しがちな栄養素をサポートできる食材をひとつでもふたつでも、毎日の食卓に取り入れていくと、少しずつ免疫力を高められます。
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