雨の日のWorkawayは、どんな作業をする?12月のラオス・ルアンパバーンの気候も紹介

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きゅうりの黄色い花

 

世界中のホストとボランティアをつないでくれる、Workawayを利用して、ラオスにあるルアンプラバーンに来ています。
私達が滞在しているところは、ナムカーンというパーマカルチャーのプロジェクト先です。

 

初ワークアウェイ、初ラオスを体感中です。
穏やかに流れる、ナムカーンでのワークアウェイ、「雨の日編」です。

 

 

今日は朝から雨。

 

ラオスに来てから、2回目の雨です。
初めての雨は、朝ご飯を食べていると降り出し、食べ終わる頃にはやみました。
ラオスはこの時期、乾季であり、春のような季節らしいです。
乾季はまだまだ続くのですが、気温は少しずつ高くなっていくようです。

 

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雨音が、響き渡る屋根

 

たまたま夕べ、子供の携帯に天気予報が調度出ていたので、昨日のうちから今日は雨が降ることはわかっていました。
ベッドに入る頃にはもう雨が降り出して、この屋根は何なのでしょうか~アルミかステンレスが波型になっている屋根を、雨が打つ音と一緒に眠りました。

 

ラオスに来て、ラオスの寒さに驚いて、年末にかけてもっと寒くなるのなら、どうしようかと思っていました。
一時、10度以下まで下がりました。
夜中に寒くて目がさめることも…私たちが使っていた建物はものすごく通気性がよく、風が自由に出入りします。

少しずつ暖かくなっているようなので、どうにかあと1週間、この寒さでも乗り切れそうです。
ものすごく冷えた朝は、ゆで卵がカイロのようでした。

 

今日の雨はご飯を食べている間に止むことはなく、朝からずっと降っています。

 

シトシトふり続けているので、まるで、梅雨のようです。
ただ、気温はかなり低く、湿度も感じられません。
昨日の予報だと日中が16度くらい、もう陽が暮れかかっているので、もう少し下がっていると思います。

 

嵐のような雨ではないので、外のキッチンやトイレに行くのにも、帽子を被って行けば、とりあえず、それほどぬれずにたどり着けます。
でも、こんな雨なので、今日はラオスタッフたちの家の前には軒下を利用して、焚き火ができています。

 

雨の日は、ビニールハウスと作業小屋が大活躍

 

こんな雨なので、仕事を早く切り上げて、7人くらいのスタッフが、火に当たっています。
ここで寝泊りしていない人は、少し前に帰りました。

 

今日は、雨の日のナムカーンの一日を紹介します。
ホスト先によっては天気に関わらず、作業があって、合羽を着ながら表で作業をするところもあるかと思います。

 

雨のナムカーンは、いつもよりもっとのんびりしています。
雨が降っているのなら、やむまでのんびり待つしかないのですから。

 

収穫したばかりの空芯菜と小松菜

 

外で作業はできないので、できる作業はとても限られていて、ビニールハウスの中で、小松菜の収穫、草取り、種まき、そしてきゅうりの受粉をしました。

 

小松菜は、根っこごと取り、後から根っこを折って集めていきます。
そしてその場をすぐに鍬で耕して、ここオリジナルのバッファロー堆肥を撒いて、種まきが始まります。
収穫して、まだ10分もたっていないのに、同じ場所に種まきをするのは、私の中では初のことです。

 

この辺はとても機能的というか、効率がいいと思いました。
日本ではこういうことをしている農家はあるのでしょうか。

 

いくらハウスの中の作業でも、長靴はどろどろになるし、ズボンも上着もいくらか汚れます…というか、それなりに汚れます。
ビニールハウスの淵の草を無心にとっているうちに、上着からズボンから、ハウスの脇の水を吸い取り、かなりぬれてしまいました。

 

他のボランティアも同じように、淵の草取りをした人は、どこかしらぬれています。
なんだか、そんなことも楽しいです。

 

私達は長靴を持参していたので、雨が降っても重たくなった長靴で歩けばいいのですが、他のボランティアは、ビーチサンダルです。
ビーチで、粘土のようになった土を歩くのはひと苦労。

 

必然的に、裸足になります

 

どろどろの土をビーチで作業していたので、歩きにくくなり、フランチェスカたちは、裸足で作業を始めました。彼女達の、ぬいだどろどろになってしまったビーチ2足です

 

建築組みはしっかりとした作業小屋があるので、多少の雨でも、いつものように、機械や道具を使って棚や看板などを作ります。

 

 

蜂の代わりに、きゅうりの受粉作業

 

きゅうりの受粉?というか、野菜事態の受粉を始めてしました。
雄花を取って、雌花に花粉をくっつけるのです。
始めは見分けがしづらかったのですが、慣れてくると、なんとなく花の形も微妙に違うような…たぶんですが。

 

きゅうりの受粉を熱心にするお茶目なカンプー

 

カンプーが、丁寧に教えてくれました。
普段は陽気でお茶目なカンプーですが、笑顔ながらも、今日は様子がちょっと違います。

 

これはとても難しい作業だから、ゆっくりやってくれと。
収量が減ってしまったら、みんなが、「あっがーっ」になってしまうからと、何度も自分の首を切る真似をしていました。

 

どうして、こんな作業をするのかと思ったら、蜂がいないのです。
寒さのせい?もあるかどうかわからないのですが、まずはこのビニールハウスの構造に原因があります。

 

出入りをするときに、必ず閉めてくださいと書かれています。

 

ということは、いくら日中気温が上がっても、扉は閉まったままで、側面や上の方に、ビニールが開くところが全くありません。

 

何で、ラオスでビニールハウスをこんなに立てて、しかもしめっきりにしておくんだろうかと、来たばかりの頃は、ちょっと疑問でした。
でも、1週間もしないうちにどんどん寒くなってきたので、ビニールハウスは必要です。

 

それでも、やっぱり開閉機能がないのは、ちょっと残念です。

 

私達に幸せを届ける「風」

 

私は、野菜たちも風が必要だと思っています。

 

風が流れることで、環境がよくなり、色々な生き物が暮らす、ステキな状態が整います。

人も同じです

建物の中ばかりにいるのではなく、自然の風を、季節の風を感じる時間と場所が必要です。

 

そして、人間関係にも、風が必要ではないでしょうか。
心地よい風が流れて、そして、その風を感じられる余裕があったらいいですよねぇ。

 

話を元に戻します。

 

たとえ、ハウスの周りに蜂がいても、ずっと閉めっぱなしのままでは、せっかくの野菜の花粉が運ばれず、実をつけることができません。

 

蜂が限られた空間の中で生きていけるのなら、ハウスの構造を変えるのは費用もかかると思うので、せめてハウスの中に蜂の巣箱を設置すれば、確実に受粉が行われます。

 

ルアンプラバーンの雨季

 

私達が滞在したのは乾季だったので、ほとんど雨の影響を受けずに、ナムカーンでの暮らしも、ルアンプラバーンでの観光も楽しめました。

 

これが、雨季だったらと思うとちょっと想像がつきません。
雨が降り続くと、低いところに建ててある家や建物は水かさが上がってしまい、別の場所に移動する必要もあるようです。

 

ナムカーンからルアンプラバーンに歩いたときに、メインロードからそれる横道は、低く作られているところが結構ありました。
そして、その先にお店や民家が広がっているのです。

 

日本には四季がありますが、世界を見渡すと雨季と乾季しかない地域もたくさんあります。
極端に雨が続いたり、晴れが続くのは、野菜やお米を育てている人たちだけではなく普段の暮らしにも影響が出てきます。

 

それでも、それが自然のあり方ならば、上手に工夫をしながら受け入れていくしかないのでしょうか。

 

 

バックパッカーやワークアウェイをするときに、いくつか必要なアイテムがあります。
そのひとつは、合羽やポンチョです。上下に分かれている合羽ももちろんいいのですが、その場合には、必ず、リュック用の防水カバーは必需品です。

 

バックパッカーやワークアウェイ、WWOOFに必要な?あったらもっとハッピーなアイテムの紹介をしますので、気になる人はのぞいてみてください。

 

<必読>Workawayをもっとハッピーにする持ち物と喜ばれる特技
WorkawayやWWOOFで、あると便利なアイテムを紹介します。旅のお供に加えて、かけがえのない時間をより幸せな時間にしましょう。他のボランティアやホストに喜ばれる『腕の見せどころ』もお伝えします。(旧)パスポートを忘れてしまった体験談や荷物を軽くする詰め方も紹介。

 

 

雨の日の作業は、子供たちも、それなりに楽しんだようでよかったです。
後半は、微妙に泥遊びに近くなった気配もあるのですが、こういう時間はとても貴重です。

 

泥は子供の友達ですからねぇ~。

 

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