ワークアウェイに英語力は必要?~他のボランティアの英語力も紹介~

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ハスの葉をモチーフにしたナムカーンプロジェクトのサイン

 

 

海外にWorkawayやWWOOFに行ってみたいけれど、英語力はどれくらい必要なのか、気になるところではないでしょうか。

 

もちろん、言葉は、道具?のひとつなので、話せるほうがいいと思いますが、必ず必要かといえば、答えは、「NO」です。

 

実際に私達が参加していた先でのボランティアの英語力?や私の英語このことも、紹介します。

英語力よりも大切なものがある

 

それは、ある程度話せるから言えるなんて思わないでください。

 

確実に英語力よりも大切なことがあるんです。

 

それは、伝えたい、仲良くなりたい、この時を大切にしたという思いです。

 

 

WWOOFのホストをしていたこともあるのですが、初めてボランティア側の体験をしています。
3人の子供と一緒に、初Workawayです。

ラオス・ルアンプラバーンでの体験をお伝えします。

 

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私の英語力

英語力の影響か、(もちろんここが大きい)、みんなの会話についていけないことがあります。

 

英語がネイティブの人の割合が高くなると、とたんに(自然と)、話すスピードや言い回しについていけない。
その上、娘の方が他の人の言っていることをきちんと理解していたりするから困る、いやいや頼もしい。

 

今日のお昼ご飯の後の会話で、アンドレスがどうして他のボランティアと同じようにランドに泊まらないで、オフィスに帰るのかが今日わかった。

 

それを子供達に伝えると、「ええ、知らなかったの?」と上の娘に言われた。
とほほ。

 

今日はスペイン語の会話が多かったけれど、毎日、英語の中にいられるのは、自分の英語力を、少しずつ高めるいい機会になっている。
けれど、それ以上に子供達は、もっと吸収しているんだと思う。
嬉しい限りです。

 

実はスペイン語は以前に習っていたことがあるんです。

 

英語が結構話せる時で、学ぶことにかなり意欲的だった時。
もっと続けておけば良かったと、思うけれど、やめてしまったのはもうずいぶんと前の話。
会社が始まる前に、「早朝スパニッシュ」なるものをたぶん、3ヶ月くらい習ったと思う。
今でもあるのだろうか、新宿まで通っていました。
他にも早朝から始まるクラスがいくつかあったはず。

 

もう20年も前の話になるので、語学を習いたいと言えば、英会話教室のようなところに通う必要がありました。
今は自宅にいながらにしてスカイプなどを活用して、格安に英語やスペイン語のレッスンができます。

 

スカイプレッスンなどの紹介は別のページでしていますので、気になる人はのぞいてみて下さい。

 

 

 

一時、かなり英語が話せる時がありました。
「ネイティブと話しているみたいだ。」なんて言われたこともあります…とほほ。
それでも、使わない時間が長ければ長いほど、どんどん英語力は小さくなります。
時々、英語を使うことがあっても、話すことは限られていたりすれば、単語を忘れたり、聞き取りが低下していくのは簡単です。

 

日常会話は、(たぶん)問題なくできる英語力は残っています。

 

だからと言って、ワークアウェイやWWOOFをするのに、必ずしも英語が必要かといえば、そんなことはありません。

 

WorkawayやWWOOFをしてみたいけれど、英語力が心配だからやめておこうと思っている人がいたら、
それでも大丈夫です。

 

他のボランティアの英語力

 

ヨーロッパの若者が、必ず英語が話せるかというと、そういうことは全くないです。

 

なんとなく、ヨーロッパにいれば、ある程度、英語を日常的に使う機会があるのでは?と思うのですが、そういうことはなく、挨拶くらいしか、英語を話さないボランティアもいました。

 

名前を上げてしまいますが(日本語で書くのでいいでしょう。)、アンドレスはスペインから来ていますが、たぶん、スペイン語オンリーです。
なので、私との会話は、途中携帯を使って翻訳をしたりしました。

 

でもでも、彼の英語力はどんどん上達しています。

 

同室のフェデリコも、ほぼイタリア語オンリー
それでも、私にいろいろ話しかけてくれて、イタリア料理の作り方も教えてくれました。
そして、彼も、英語の勉強中です。

 

自分の国の言葉しか話さないボランティアもいれば、中には3,4ヶ国語を話す人もいます。
なので、どこかで会話が止まってしまうことはなく、誰かが通訳をしたりして、話が進んでいきます。

 

英語力よりも、もっと大切なこと

 

デンマークから来た、シィシィにデンマーク人の英語力について聞いたことがあります。

 

彼女は、私からするとネイティブのように英語を話すのです。
スラングも自然に入って、とても流暢だったので、もしかして、デンマークでは、若い人たちは英語がぺらぺらなのではと思ったのです。

 

すると、どうやら、そうでもないみたいで、学校で英語を勉強するけれど、文法が中心で、会話力はそんなに身に付かないようです。
なので、卒業をすればそれっきり、上手に話す人は少ないようです。

 

日本と似てますよね。

 

で、どうして、シィシィが英語がとても上手かというと、彼氏がイギリス人なのです。

 

でも、彼女が英語がうまいのは、彼氏がネイティブスピーカーだからだけではないと思います。
シィシィの、ざっくばらんで、人との間に垣根を作らない性格が、英語力の上達を後押ししたと思っています。

 

ラオのスタッフでは、トーンさんとサオさんが、英語を話します。
後は、カンプーが、どんどん吸収しているところです。

 

カンプーは、へらへらしているようで、実はいろいろなことを、しっかり考えている青年です。
なので、ボランティアの人はみんな、カンプーのその明るい性格に惹かれて、よく話しかけます。

カンプーも「i don’t know english.」などと言いながら、まさしくスポンジのように、吸収しています。
カンプーも垣根を作らない性格なので、時々、夜ボランティアの人が英語を教えていました。

 

英語はもちろん話せたら、話せたほうがいいですが、それよりもなによりも、話せないけれど、

話せるようになりたい。

あなたと友達になりたい

あなたの国ことを知りたいと思う気持ちの方が大切だと思います。

 

たとえ、ぺらぺらに英語が話せても、他の人とおしゃべりをしたり、友達になりたいと思わなければ、そこからは何も生まれません。

 

話をしてみよう、こんなことを聞いてみようと思って、行動することを続けていくことが、大切です。

 

そして、忘れないでほしいのは、英語を話せることがえらいことではありません。


英語を話さなくても、あなたも、その人も、すばらしいことにはかわりはありません

 

伝えたい、という気持ち

 

今日わかったことがもうひとつあります。
あの、ナムカーンオリジナルの手作り堆肥に混ざっている、いかにも動物の排泄物
しっかり形が残っているので、動物のものだとすぐにわかる物体の主がわかりました。

 

バッファローのフン 形が残ったままです

 

今までは、何の動物かわからなかったし、素手で触ったり、時には小さく砕いたりしていたのですが、あまり考えないようにしていました。

 

 

でも、やっぱり気になったので、今日カンプーに聞いてみたら、その答えは「バッファロー」
えっ、バッファローって、アメリカ大陸にいるものではなく、ラオスにもいるの。
牛ではないのか聞くと、牛ではなくて、バッファロー

 

んんん、牛とバッファーローのウンチの区別はつかないけれど、バッファローなら、この大きさだろうとうなづける。

 

バッファローのフン そのままの形が残っています

 

どこかの村でバッファローを飼っていて?市場でバッファーローのウンチが売っているらしい。
それを買ってきて、ここで混ぜているらしいれど、ここまで形がはっきり残っていいのだろうか?
残っていないほうが堆肥撒きをする時の気分が違うのでという希望もあるんだろうけれど。

 

カンプーとのこの会話は、片言の英語で、カンプーが何とか伝えようとしてくれて、わかったことです。
カンプーが、伝えよう、伝えたいという気持ちのまま、私と向き合ってくれたので、排泄物の主がわかりました

(下にバッファローとバイソンの違いを簡単に説明しています。)

 

海外にワークアウェイに行ってみたいけれど、やっぱりやっぱり言葉が心配という人におすすめの国があります。
ワークアウェイ初心者にもおすすめです。

 

ワークアウェイ初心者と英語力が心配だけれど、Workawayしたい!人におすすめの台湾
英語が苦手だから、日本国内で充分と思っている人はいませんか?「でもでも、やっぱり海外に」という思いがあるのなら、ぜひ、その思いを形にしてみませんか?海外のワークアウェイ先でも、語学の心配をしないで、ボランティアができるところがあります。

 

台湾は広東語が公用語ですが、漢字を使うので、なんとなく筆記で遣り取りをすることもできます。
また、歴史的な理由からも、日本語を話す人が私たちの予想よりたくさんいます。
日本語OKのホストもかなりありますので、英語が苦手だけれど、海外でWorkawayをしてみたい人におすすめの国です。

 

あとから、カナダから来たカップルにバッファローとバイソンの違いを教えてもらいました。
どうしてバッファローの話になったかと言うと、大晦日の日にナムカーンでお祝いをしたのですが、そのときに食べたバッファローのお肉がとっても美味しかったのです。

 

バッファローはインドやバングラデッシュ近辺に生息し、水辺や沼地に暮らしています。体毛は短く大きな白い角があります。バイソンはヨーロッパやカナダ、そしてアメリカに生息。頭や肩の毛が長いのが特徴です。

 

なので、カンプーが言ったようにバッファローはラオス周辺で暮らす動物です。
確か『Dances with wolves』に出てきたのは、バッファローではなかったのかと思ったのですが、どうやらアメリカでは時々バイソンのことをバッファローと呼ぶことがあるようです。

納得です。

 

英語とはちょっと離れます~ボランティアたちの個性など~

 

ナムカーンでワークアウェイを始めて、2週間以上。
残すところ、あと6日です。
時間がたつと始めの頃はわからなかったことが、わかるようになります。

他のボランティアの人たちとの距離感?他のボランティア同士の係わり合いのあり方なども、なんとなく、自然と受け入れられるようになってきました。

 

みんな自分の意見を言うのです。
たとえ、それが、自分中心の考えであっても。

 

そして、結構言った後はすっきりしている。
それぞれがそれぞれで、なんとなく「ユーロー」を見た気がします。
まぁヨーロッパだけではなくカナダの人もいて、おとといからエジプトの人も来ているのですが。

 

だからと言って、私達日本人が同じように、自分の意見をバンバン言うべきだとは思いません。。
もちろんいいたい人は、どんどん言うべきだと思います。

 

大切なのは色んな人がいること、いろいろな考えや行動を取る人がいて、その人たちの思いや意見を尊重するけれど、自分の行動や思いも同じように、大切であること

どの人も、それぞれが大切な人だから。

 

そう、これはずいぶんと前だけれど、ずいぶんと前に気がついたことがあります。

「あっ、もしかして、目の前にナムカーンが流れているから、ここはナムカーンという名前なんだねぇ。」

 

とある意味、勝ち誇ったように子供たちに言ったら、子供達からちょっと白い目で見られたました。

 

今、気がついたのかと。

 

私たちが滞在している、ここのパーマカルチャーの施設名前は、ナムカーン。
目の前を流れる川の名前から取っていること、ナムカーン側沿いに1kmほどの敷地を保有している。

このことは、初日にオーナーのひとりであるシスカが説明してくれたらしいのです。
もちろん、私もその場にいたのですが。

まったく「とほほ」です。

 

 

もうひとつ、ルアンパバーンについた時に、車から見た川は、メコン川ではなくて、ナムカーンでした。タクシーの運転手さん、今、わかりました

 

私がラオスに着いて、初めて見た、あの川はナムカーンだったのですね~。

 

私の英語力や理解力はこのくらいです。
それでも、楽しくすごすことができます。

別の場所で会ったロシアから来ていた女性は、ボランティアをしながら旅を続けることで、英語力が上達したと言ってました。
彼女の英語はとても聞き取りやすく、自然体でした。

 

だから、大丈夫です。
今英語力に不安があっても大丈夫です。
英語を話したい。
かけがえのない人たちと友だちになりたいという思いで、あなたがいる限り、英語はどんどん上達していきます。

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