大晦日を明日に控えた、ナムカーンの様子や、仕事内容、ほかのボランティアから、教えてもらう他の国の情報などを紹介します。
何気ない日常のできごとです。
年の瀬が近づいてきても、ここの時間はゆったりと流れています。
子供3人と一緒に初ワークアウェイでラオスのルアンプラバーンに来ています。
異国でのボランティを通して感じたことなどを紹介します。
ラオスやworkaway、WWOOFに興味のある人は、ぜひのぞいてみてください。
朝からとてもいい天気です(12月30日)。
気温もだいぶ上がってきているので、以前のように、震えながら眠ることもなくなりました。
その分、蚊がいるのですが、リンダが貸してくれた蚊帳を使うほどではありません。
しかも、ラオスの蚊は、大きいので、捕まえやすいです。
サオさんが朝のフランスパンを買ってきてくれました。
バイクで、町から登場です。
朝ごはんの時間。
ナムカーンの朝ご飯は、フランスパン。
ラオの人たちは、朝ももち米です。
もち米のご飯を一緒に食べてもいいのですが、他の2食も確実にもち米なので、朝は、私達はなんとなく洋風のご飯を食べています。
(ボランティアは全員、朝はパンでしたぁ。)
どうやらベトナムのローカルフードは質が高い
ルアンプラバーンに来て、20日がすぎました。
その間、ほとんど朝は、フランスパン。
ここまで毎日のようにパンを食べるのは、久しぶりです。
ナムカーンに来るボランティアは、大抵、他の国々を回りながら、ラオスまで来ています。
そして、ここを出たあとに、次の目的地に向かって、出発します。
ナムカーンで出るフランスパンももちろんおいしいのですが、ベトナムに行ったことのあるボランティアは、ベトナムは全体的に、ローカルフードの質がとっても高いと口を揃えて言っていました。
同じように植民地時代の影響で、フランスパンを食べる食文化が残っているのですが、ベトナムのフランスパンがめちゃくちゃおいしいそうです。
外がパリッとしていて、中はしっとり?ラオスのフランスパンとはまた違うようです。
ごくごく普通のお店で売っているフランスパンサンドイッチ(バインミー)を食べても、かなりの絶品のようです。
そんなことを聞いてしまうと、食べることが大好きな私は、妄想が膨らんでしまいます。
バナナの木で堆肥作り
朝ごはんのあとは、まずは、レタスの植え付けをしました。
でも、すぐに終わってしまって、次は何をしたらいいのかなぁと、なんとなくボーっとしていると、台車を引いて、下の畑に行くことに。
空の台車で行くと言うことは、何かを積んで戻ってくると言うことです。
いったい何を積んでくるのかと思ったら、バナナの幹でした。
畑の端のほうに植わっているバナナの樹を、ナタを使って切り倒していきます。
そして、大きな幹を何等分かにして、運びます。
台車はバナナのある側までは持って行かれないので、斜面の上に置いたままです。
運びやすい大きさに切った、それでもかなり大きいのですが、バナナの幹を持って、斜面を上がります。
水分をたくさん含んでいるので、重い。
結構いい運動です。
私も何度か往復しましたが、あまり重たいものは運べません。
写真を撮ったりして、若い衆に任せてみたりしてしまいます(笑)。
荷台に山盛り積んで、2往復しました。
昨日と同じように、細かく切って堆肥にするのでしょう。
これだけ持って行けば、たぶん今日の作業はこれで終わってしまう感じです。
タイ語とラオ語は通じ合える?
荷台からバナナを下ろすのを見ていると、タイから来ている、この農園全体を指導している人が、携帯で写真を見せてくれました。
バナナの幹に穴を開けて、そこに野菜が植わっているものです。
これと同じことをすると教えてくれました。
彼は、ナムカーンの畑を全体的に、指導している人で、ラオ人ではなく、タイ人です。
英語もわかるので、何度か話をしました。
どうやら、日本の複合微生物の考えをラオスで初めて取り入れて、実践しているようです。
その複合微生物とラオス産バッファローのフンで、『ナムカーンオリジナルの堆肥』を作っています。
彼が、タイで得た知識をラオの人に伝えて、教えています。
それなら、ラオ語が話せるのかと思ったら、そうではありません。
彼とラオスタッフ達は、ラオ語とタイ語で、話をしているそうです。
もちろん、同じ言葉ではないのですが、伝えたいことは通じると言っていました。
インドネシア語とマレー語はたぶん、タイ語とラオ語以上に似ています。
世界で4番目に人口の多いインドネシア人とマレーシアに暮らす人たちは、国は違うけれど、母国語どうしておしゃべりができるのです。
インドネシア語とマレー語を話す人口は、2.6億人と3000万人なので約3億人になります。
ラオ風、バナナの幹のプランター
彫刻刀の大きいものを使って、バナナの幹に穴を開けていきます。
ラオの人のように早くはできませんが、ゆっくり皮をはいでいきます。
かなり上手にできたのではと思っています。
カンプーは、四角ではなく、星型とハートの形を彫りました。
ラオの人は器用です。
大きな幹以外の部分は、やはり堆肥に使うので、細かく切っていきます。
今日は、気温もかなり上がっています。
暑い陽射しの下、畑に出ないでバナナを細かく切っていられるのは、かなりラッキーです。
最後は堆肥作りまで、手伝います。
黄色い液体(手作りの複合微生物?)とやっぱりバッファローのウンチを混ぜます。できれば、この黄色い液体には触りたくないのですが、完璧に遮断することは難しい。
かかってしまっても、きっとお肌にいいと思うことにしました。
バッファローのウンチは乾燥しているので、そう遠くまでにおいません。
どう作ったのか複合微生物であろう、液体のほうはかなりにおいます。
家庭で生ごみ堆肥を作ったことがある人は、独特のにおいをかいだことがあるのではないでしょうか?同じようなにおいです。
今日は、1日しっかり働いた気がします。
ナタでバナナを切っているときに、ナタに柄が付いていなかったので、指に水ぶくれができました。
途中で、柄の付いていないナタとカンプーのナタを交換してくれたのですが、カンプーは全く気にせず作業を続けていました。
ナムカーンの元日はお休みでした
明日は大晦日です。
日曜日なのでお休みなのですが、気になるのは、元日です。
今年の元日は月曜日なので通常は働くのですが、気になるので、サオに聞いてみました。
なんと、月曜日もお休み。2日連続のお休みです。
しかも明日の夜はバーベキューでお祝いをします。
かなり嬉しいです。
子供達も喜んでいます。
明日の日曜日は、町に出るかサオに聞かれたのですが、1月3日の日にはランドを出ます。
ナムカーンでゆっくりしようと思います。
ここでの時間も、あと少しです。
同室のリンダたちは、どうやら、明日の夜ランドを出て、ルアンプラバーンに1泊する予定です。
翌朝バスに乗って、ラオスの他の地域を見てみたいと言っています。
リンダたちもラオスのビザは30日。
ナムカーンに、3週間滞在したので、残りは1週間ほどです。
別の場所に行くのなら、一日も早く出発したほうがいいです。
ラオスのビザ情報は別のページで紹介していますので、参考にして下さい。
みんながそれぞれの目的地に向かって、順繰り出発して行きます。
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