<Workaway>ラオス・ルアンパバーンでのボランティアと日常~明日は大晦日編~

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青空に、うろこ雲のような雲が広がる12月31日の風景です。

 

 

大晦日を明日に控えた、ナムカーンの様子や、仕事内容、ほかのボランティアから、教えてもらう他の国の情報などを紹介します。
何気ない日常のできごとです。
年の瀬が近づいてきても、ここの時間はゆったりと流れています。

子供3人と一緒に初ワークアウェイでラオスのルアンプラバーンに来ています。
異国でのボランティを通して感じたことなどを紹介します。

ラオスやworkaway、WWOOFに興味のある人は、ぜひのぞいてみてください。

 

 

朝からとてもいい天気です(12月30日)。
気温もだいぶ上がってきているので、以前のように、震えながら眠ることもなくなりました。
その分、蚊がいるのですが、リンダが貸してくれた蚊帳を使うほどではありません。
しかも、ラオスの蚊は、大きいので、捕まえやすいです。

 

サオさんが朝のフランスパンを買ってきてくれました。

バイクで、町から登場です。
朝ごはんの時間。
ナムカーンの朝ご飯は、フランスパン。

ラオの人たちは、朝ももち米です。

もち米のご飯を一緒に食べてもいいのですが、他の2食も確実にもち米なので、朝は、私達はなんとなく洋風のご飯を食べています。
(ボランティアは全員、朝はパンでしたぁ。)

 

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どうやらベトナムのローカルフードは質が高い

 

ルアンプラバーンに来て、20日がすぎました。
その間、ほとんど朝は、フランスパン。
ここまで毎日のようにパンを食べるのは、久しぶりです。

 

ナムカーンに来るボランティアは、大抵、他の国々を回りながら、ラオスまで来ています。
そして、ここを出たあとに、次の目的地に向かって、出発します。

ナムカーンで出るフランスパンももちろんおいしいのですが、ベトナムに行ったことのあるボランティアは、ベトナムは全体的に、ローカルフードの質がとっても高いと口を揃えて言っていました。

同じように植民地時代の影響で、フランスパンを食べる食文化が残っているのですが、ベトナムのフランスパンがめちゃくちゃおいしいそうです。

外がパリッとしていて、中はしっとり?ラオスのフランスパンとはまた違うようです。
ごくごく普通のお店で売っているフランスパンサンドイッチ(バインミー)を食べても、かなりの絶品のようです。

 

そんなことを聞いてしまうと、食べることが大好きな私は、妄想が膨らんでしまいます。

 

バナナの木で堆肥作り

 

朝ごはんのあとは、まずは、レタスの植え付けをしました。

 

でも、すぐに終わってしまって、次は何をしたらいいのかなぁと、なんとなくボーっとしていると、台車を引いて、下の畑に行くことに。
空の台車で行くと言うことは、何かを積んで戻ってくると言うことです。
いったい何を積んでくるのかと思ったら、バナナの幹でした。

 

主にオリジナルの堆肥を運ぶ時に、活躍する台車

 

畑の端のほうに植わっているバナナの樹を、ナタを使って切り倒していきます。

そして、大きな幹を何等分かにして、運びます。
台車はバナナのある側までは持って行かれないので、斜面の上に置いたままです。

 

運びやすい大きさに切った、それでもかなり大きいのですが、バナナの幹を持って、斜面を上がります。
水分をたくさん含んでいるので、重い。

結構いい運動です。

 

バナナの木の断面です。スポンジのような繊維になっているので、水分をたっぷり含みます

 

私も何度か往復しましたが、あまり重たいものは運べません。
写真を撮ったりして、若い衆に任せてみたりしてしまいます(笑)。

 

荷台に山盛り積んで、2往復しました。

 

昨日と同じように、細かく切って堆肥にするのでしょう。
これだけ持って行けば、たぶん今日の作業はこれで終わってしまう感じです。

 

タイ語とラオ語は通じ合える?

 

荷台からバナナを下ろすのを見ていると、タイから来ている、この農園全体を指導している人が、携帯で写真を見せてくれました。
バナナの幹に穴を開けて、そこに野菜が植わっているものです。
これと同じことをすると教えてくれました。

 

バナナの幹で作ったプランター

ナムカーンでみんな作ったプランター

 

彼は、ナムカーンの畑を全体的に、指導している人で、ラオ人ではなく、タイ人です。
英語もわかるので、何度か話をしました。
どうやら、日本の複合微生物の考えをラオスで初めて取り入れて、実践しているようです。

その複合微生物とラオス産バッファローのフンで、『ナムカーンオリジナルの堆肥』を作っています。
彼が、タイで得た知識をラオの人に伝えて、教えています。

 

それなら、ラオ語が話せるのかと思ったら、そうではありません。
彼とラオスタッフ達は、ラオ語とタイ語で、話をしているそうです。
もちろん、同じ言葉ではないのですが、伝えたいことは通じると言っていました。

 

インドネシア語とマレー語はたぶん、タイ語とラオ語以上に似ています

世界で4番目に人口の多いインドネシア人とマレーシアに暮らす人たちは、国は違うけれど、母国語どうしておしゃべりができるのです。
インドネシア語とマレー語を話す人口は、2.6億人と3000万人なので約3億人になります。

 

ラオ風、バナナの幹のプランター

 

彫刻刀の大きいものを使って、バナナの幹に穴を開けていきます。
ラオの人のように早くはできませんが、ゆっくり皮をはいでいきます。
かなり上手にできたのではと思っています。

カンプーは、四角ではなく、星型とハートの形を彫りました。
ラオの人は器用です。

彼は、多面性を持っている、ステキなラオ人

 

バナナの幹をプランターとして使っています。側面を切り抜いて、土を入れて、野菜を植えつけてあります

カンプーが、ちゃっちゃちゃと作り上げた、バナナの幹のプランター

 

大きな幹以外の部分は、やはり堆肥に使うので、細かく切っていきます。
今日は、気温もかなり上がっています。
暑い陽射しの下、畑に出ないでバナナを細かく切っていられるのは、かなりラッキーです。

 

最後は堆肥作りまで、手伝います。
黄色い液体(手作りの複合微生物?)とやっぱりバッファローのウンチを混ぜます。できれば、この黄色い液体には触りたくないのですが、完璧に遮断することは難しい。

 

かかってしまっても、きっとお肌にいいと思うことにしました。
バッファローのウンチは乾燥しているので、そう遠くまでにおいません。
どう作ったのか複合微生物であろう、液体のほうはかなりにおいます。

 

バナナの幹やはと複合微生物を混ぜて、堆肥を作っています

 

家庭で生ごみ堆肥を作ったことがある人は、独特のにおいをかいだことがあるのではないでしょうか?同じようなにおいです。

今日は、1日しっかり働いた気がします。
ナタでバナナを切っているときに、ナタに柄が付いていなかったので、指に水ぶくれができました。
途中で、柄の付いていないナタとカンプーのナタを交換してくれたのですが、カンプーは全く気にせず作業を続けていました。

 

ナムカーンの元日はお休みでした

明日は大晦日です。

日曜日なのでお休みなのですが、気になるのは、元日です。
今年の元日は月曜日なので通常は働くのですが、気になるので、サオに聞いてみました。

なんと、月曜日もお休み。2日連続のお休みです。

しかも明日の夜はバーベキューでお祝いをします。
かなり嬉しいです。
子供達も喜んでいます。

明日の日曜日は、町に出るかサオに聞かれたのですが、1月3日の日にはランドを出ます。
ナムカーンでゆっくりしようと思います。

 

ここでの時間も、あと少しです。

 

夕闇が迫る中、ナムカーンの灯りが温かくともります

同室のリンダたちは、どうやら、明日の夜ランドを出て、ルアンプラバーンに1泊する予定です。
翌朝バスに乗って、ラオスの他の地域を見てみたいと言っています。

 

リンダたちもラオスのビザは30日

ナムカーンに、3週間滞在したので、残りは1週間ほどです。
別の場所に行くのなら、一日も早く出発したほうがいいです。

 

ラオスのビザ情報は別のページで紹介していますので、参考にして下さい。

<お役立ち情報>ラオスのビザ情報とルアンパバーン空港から街中への行き方
ラオスに入国時に必要なビザ情報です。ワークアウェイをする人向けに、30日の観光ビザの収得方法やビザ代、ナムカーンのオフィスへの行き方とタクシー代などを紹介します。経済の波をまだまだ受けていない素朴なラオスへ出かけてみて下さい。

 

 

みんながそれぞれの目的地に向かって、順繰り出発して行きます。

 

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