インドネシアバリ島は、世界中からたくさんの人が集まる一大観光地です。豊かな自然やヒンズー教が色濃く残る暮らし、ヨガやベジタリアン食など、色んな人を引きつける魅力があふれています。
そんなバリ島に観光ではなく『生活』をしている外国人は結構います。
バリが大好きでバリで暮らすことを選んだ人もいれば、自国ではない国で暮らしたい思いからバリを選んだ人もいます。
4回の延長を含め180日まで滞在できる『ソシアルブダヤビザ』の取得方法などを詳しくお伝えします。今回は、エージェントを通さずに自分で手続をするめる方法です。エージェントに依頼したいと思っている人は、下記のページを参考にしてください。
目次
バリ島に長期滞在したい!ソシアルブダヤビザを自分で申請する方法
バリ島はもちろん外国ですから、長期で暮らすためには長期ステイできるビザが必要です。インドネシア政府は、バリの文化や言葉などを学ぶ目的やボランティア、観光などができるように『ソシアルブダヤビザ』を発行しています。
必要書類さえ準備できれば、エージェントを全く通さずにソシアルブダヤビザの取得は可能です。詳しく紹介していきますので、「バリ島で長期滞在してみたい」と思っている人は参考にしてください。
ソシアルブダヤビザ取得に必要な書類
バリが出発点の場合には、シンガポールやクアラルンプール、タイなどにあるインドネシア大使館へ行って申請の手続きをします。それでも、申請に必要な書類はバリ滞在中に準備をしておきます。
・スポンサーレター(詳細1)
・スポンサーのKTP(カーテーペー/身分証明書)のコピー
・パスポート
・パスポートのコピー
・証明写真
・申請した国を出る旅程表(マレーシアで手続きをしたらマレーシアを出るチケットが必要です)
・タイで申請をすると、インドネシア入国後にインドネシアを出国するチケットも必要かもです
(詳細1)ここでのスポンサーは、バリ滞在のもろもろを保証してくれる人に当たります。信頼できるインドネシア人でスポンサーを引き受けてくれる人を見つける必要があります。
バリ島にきたばかりで、依頼できるインドネシア人が見つからない場合には、エージェントに依頼をしてスポンサーになってもらいましょう。バリ島内のエージェントで書類を作成してもらったあとに、シンガポールやマレーシアなどの大使館で申請手続きを自分でできるかと思います。
エージェントによって対応は違うかと思いますので、何軒か回って確かめて理想的なエージェントを見つけましょう。
インドネシア国籍を所有していても、職業についていない『主婦』に当たる人はスポンサーにはなれないようです。
申請場所はインドネシア国外にある大使館
ソシアルブダヤビザを取得するためには、必要書類を準備してインドネシア国外にあるインドネシア大使館で手続きをします。
私は今までに3都市でソシアルブダヤビザを取得してきました。
・シンガポール
・クアラルンプール
・ペナン島
タイの『バンコク』とベトナムの『ホーチンミン』では、友人が取得しています。
東京と大阪にあるインドネシア大使館でもソシアルブダヤビザが取得できるようですが、日本国内にあるエージェントを通したほうがスムーズに取れると聞いたことがあります。
エージェントに支払う費用分で観光や食事が楽しめる
ソシアルブダヤビザを初めて申請したときには、バリ島内でもエージェントに依頼をしました。朝イチの飛行機でバリを出て、シンガポールのエージェントへ。夕方パスポートを受け取って、その日の一番遅い便でバリに戻ってくる強行スケジュールをしていました。
この流れでシンガポールでソシアルブダヤビザを取るのは、結構メジャーな方法で日本人だけではなく外国人も実践している人がいます。
このときには他に方法がないと思っていたのですが、エージェントを通さなくてもソシアルブダヤビザが取得できることを知ります。
しかもエージェントに支払う代行料の分で数日滞在して、異国のお料理や時間を楽しめることがわかりました。
バリに滞在するためにソシアルブダヤビザを取ることは大切なことですが、それだけに集中してしまってはもったいないと。中期滞在ができるソシアルブダヤでも6カ月毎の出国が必要なら、子どもたちと一緒に楽しもうと路線変更をしました。
やり方やとらえ方を大幅に変えたことは大正解でした。
そのおかげでクアラルンプールやペナン島へ何度も行かれました。最近はシンガポールだって、費用を抑えながら何度かビザ取得のために滞在しています。
初自力取得はマレーシア・クアラルンプール
風のうわさのような形で「在シンガポール大使館では、個人的な方法でソシアルブダヤビザが取れない」とその当時聞きました。それにシンガポールはすでに何回か行っていましたし、やはり滞在費や食事代が!
それならと、候補に上がったのがマレーシアにあるクアラルンプールです。その人から直接情報は得られなかったのですが、クアラルンプールでソシアルブダヤビザを取った日本人女性がいると教えてもらいました。
必要書類を持って初のクアラルンプール(トランジットではあります)に、子供3人と一緒に行きました。アゴダを活用してタイムズスクウェアの直ぐ側に格安な宿を見つけます。もう6年くらい前のことです。
在クアラルンプール・インドネシア大使館はビーチサンダルでは入れない?
クアラルンプールのインドネシア大使館の職員が『厳しい』、みたいなことを聞くことがありますが、私はとっても親切に助けてもらった経験ばかりです。
初めてエージェントを通さない手続きでしたし、クアラルンプール大使館へ行くことも初めてです。よく場所もわからなかったので、値段交渉をしてタクシーを使った覚えがあります。
大使館に着くと、ビーチサンダルで入れないことがわかります。子供の靴のことまで覚えていないのですが、とにかく私はこのままでは中には入れません。大使館前で靴を売っている人から、確か20リンギットくらいで履きやすそうな靴を買いました。
それ以来クアラルンプールで手続きをするときには、この靴をリュックに入れて大使館前で履き替えていました。
在クアラルンプール・インドネシア大使館での手続方法
5~6年前の情報になり記憶も薄れているのですが、大使館内に入る前に写真を取るところとパスポートのコピーができるお店があります。私たちは写真は用意していたので、パスポートのコピーだけお願いして門の中に入ります。
すでに列ができていて、小さなブースで女性が書類の確認をしてくれます。
必要書類が全部揃っていれば番号を渡してもらえますから、館内に入って待ちます。申請用紙はどの段階で受け取ったのかはっきりしないのですが、バリから持ってきている書類以外にクアラルンプールに提出する書類があります。
私は初めてのときに申請用紙を記入するのに、職員の人にずいぶんと助けてもらいました。2回目か3回目に行ったときには12時ギリギリに着いてしまい、これまたかなり手伝ってもらいました。
書類がちゃんと提出できれば、料金を支払って翌日受け取りに来ます。
在クアラルンプール・インドネシア大使館での申請料金
今最新情報を確認したら、申請料は上がっています。ひとり175か165リンギットだった気がします。
現在(2019年11月)、ソシアルブダヤビザの申請料はひとり205リンギットです。日本円で5,300円くらい。
在クアラルンプールのインドネシア大使館の公式サイトのページを貼り付けておきます。丁寧に書かれていますから、参考にしてください。
過去に、書類を提出していざ支払いをするときにお金が足りなかった経験が2回あります。笑
ちゃんと計算してお金を用意したつもりが微妙に少なかったのです。それで、子どもたちを残して大急ぎで銀行のATMへ走りました。銀行までそれほど離れていないのですが、大きな通りの向こう側にあり、歩道橋を渡ります。
しかも靴は大使館前で買った靴。サイズはいいのですが、アキレス腱のところが当たり、2回とも皮がむけてしまいました。トホホ
在クアラルンプール・インドネシア大使館での注意点
大使館内での決まり事は、場所や大使の政策などによって違いが現れます。
上で紹介したビーチサンダルは、バリ島やペナン島ではOKです。
ですので、今の在クアラルンプール大使館の様子がわかりませんが、5年前はビーチサンダルでは中に入れませんでした。
もうふたつ、クアラルンプールでソシアルブダヤビザ(キタスやマルチビジネスなど)の申請をするときに気をつけたいことがあります。
ひとつ目は申請時には申請する全員が行くことです。ちょうど初めてのときに、娘の調子が良くなかったこともあり、息子とふたりだけで行きました。そしたらあとの二人はどこにいるのかと聞かれ、大慌てでタクシーに乗って呼びに行きました。
ふたつ目は、大人は肩の出ている服装では中には入れないことです。初日の申請にはたまたま肩が隠れる服装だったのですが、翌日の受け取りはノースリーブでした。受け取りは全員が来なくていいと確認していたので、大使館に来たのは私と息子のふたりです。
小さなブースで前日書類を確認してくれた女性が丁寧に応対してくれました。今思えば、靴が売っていたのだから、ショールなども売られていたのでは?と思いますが私も、その女性も息子も気がつきませんでした。
どうしようかと知恵を絞っていると、ひとつのひらめきが!
「子供は肩が出ていてもいいのか?」聞いてみたら「OK」とのこと。
それなら取る手段はひとつです。
息子はかなり嫌がっていたのですが、ふたりの上着を交換して無事にパスポートを受け取りました。
実はタイムズスクウェアから徒歩で行かれるインドネシア大使館
クアラルンプールのインドネシア大使館はどの駅からも離れています。
「当時はまだアプリのタクシーはなかったのでは?」と思うのですが、どうなのでしょう。
宿からインドネシア大使館へ行くときには一番近いと思われる駅まで電車で行って、そこから歩いたりタクシーを利用するなど工夫をしていまいした。
それでも何回か宿からタクシーに乗ったことがあります。
あるタクシーの運転手さんが教えてくれました。タクシーを使わなくても歩いていけると。確かに細い道を使うと宿と大使館は歩ける距離でした。
15分くらいだった気がします。
タイムズスクエア周辺に宿泊してインドネシア大使館へ行く場合には、歩けます。まぁ、今は『Grab』があるから、安心してタクシーに乗れるようになりましたよね。
在ペナン・インドネシア大使館での手続方法
クアラルンプールの大使館で直接ソシアルブダヤビザを取るようになって、3回目がすぎた頃でしょうか?やはり同じようにソシアルブダヤでインドネシアに滞在している友人から、「ペナン島へ行けば、はじめに60日もらえるよ」と教えてもらいました。
在クアラルンプールと在ペナン島大使館の大きな違い
そうなのです。
エージェントに依頼をしてシンガポールでソシアルブダヤを取っていたときには、60日もらえたビザがクアラルンプールでは30日しかもらえませんでした。このことは、クアラルンプールでパスポートを受け取る時に職員の人が説明してくれました。
私が持っていったスポンサーレターには、60日と記載していたからかもしれません。
なので、クアラルンプールでソシアルブダヤを取り出してからは、はじめの30日プラス4回の延長で、150日以内に出国していました。
今は違うかもしれません。
クアラルンプール以外でも、確か日本のエージェントに依頼をするとはじめにもらえるのは30日と聞いたことがあります。
最新情報をゲットしてくださいね!
はじめにもらえる日数が30日と60日では、大きく違います。60日もらえれば、はじめのひと月半はビザの心配をしないでのんびりできます。
クアラルンプールに向かっていた予定を変更してペナン島へ
ジャワ島で暮らす友人家族に会いながら、クアラルンプールへ向かう計画でした。数日滞在させてもらっているときに、ペナン島の嬉しい情報を知りクアラルンプールではなく、急きょペナン島に行くことを決定しました。
スポンサーレターにはすでに在クアラルンプール大使宛だったはずなのですが、大丈夫だったのですね。たぶん、このときはなんとも思わず、予定を変更していたんだと思います。
いろいろなことをギリギリにしていたことが幸いして、このときも宿の予約はまだしていませんでした。クアラルンプールでの滞在ではなく、ペナン島で宿を探します。
ジョージタウンから大使館への行き方
ペナン島は路線バスが充実しています。私はあまり利用することはありませんでしたが、路線が限定されていますが、無料のバスも走っているほどです。
ペナン島の大使館は、街の中心地から離れているところにあります。タクシーでも行かれますが、私はだいたいバスに乗って大使館まで行っていました。ほかのバスと比べるとなんとなくですが、本数が少なく感じます。それでも10~20分くらいの待ち時間でインドネシア大使館の目の前を通るバスに乗れます。
バスはジョージタウンにあるコムタタワーから乗ります。
バスターミナルに向かって右奥に『103』のバスが停まるところがあります。ペナン島のインドネシア大使館にバスで行く場合には、『103』番のバスに乗ります。空いていれば15分位で到着します。
『Adventist Medical Centre』か『Midland Park Centre』で降ります。どちらのバス停でも降りてから1分もかかりません。
帰りは同じバス停に停まるバスなら、どのバスでもコムタタワーに行くと思っています。一応、見慣れない番号のバスが来たときには、聞いています。
アットホームな雰囲気の在ペナン大使館
ペナン情報を教えてくれた友人は「ペナン島のインドネシア大使館はとっても親切だよ」と何度もおすすめしてくれました。
「申請のときも自分だけで行っているから、子供を連れて行かなくても大丈夫」と友人に言われたのですが、クアラルンプールでの経験もあるので、申請のときはずっと全員で行きました。
ペナン島ではビーチサンダルでも肩が出ている服装でも中にはいれます。ただ、あまりにも露出の激しい服装はNGです。門を入ると写真と一緒に注意書きがあります。
在ペナン・インドネシア大使館での手続方法
パスポートのコピーは通りの向かいにあるモール内でできます。モールを入って左側に文具店のようなお店がありますから、ここでコピーや資料のプリントアウトなどをしてもらえます。
在ペナン大使館の門を入ると警備員のチェックがあります。パスポートを見せて、写真を取られます。許可証を渡されますから、館内にいる間はちゃんと見えるように首から下げておきます。
ペナン島では、受付番号はもらわなかった気がします。申請用紙を受け取って記入をしたら、スポンサーレターやパスポートのコピーなどと一緒に提出します。控えをもらったら会計の窓口で4人分の料金を支払って完了です。
あとは翌日の受け取りです。
ビザ関連の決まり事は突然変更されることがある
ペナン島にはたぶんですが、4~5回位ソシアルブダヤビザを取りに行きました。一度はランカウィまで足を伸ばして、周辺の観光やおいしい食べ物を満喫しました。
2年ほど前にソシアルブダヤビザがペナン島で取れないことがありました。
いつもと同じように書類を提出して料金を払って翌日取りに行ったときに、発給できないと言われます。
理由を聞いてもいまいちよくわからず職員の人と話をしながら、「今回はVOAで入るしかないかなぁ」と思っていたら、ちょっと割愛しますが結局ソシアルブダヤビザと同じようなビザを発行してもらえました。(もちろん『under the table』とかではないですよぉ。娘が持っていた学生ビザが影響したような…)
これは私たちが問題だったからでも、ペナン島だったからというわけでもないようです。同じような時期にやっぱりタイでもペナンでもソシアルブダヤビザがもらえなかったと聞きました。
何か『変更』があったのだと思います。
その数カ月後にペナン島でソシアルブダヤビザを申請した人は、いつもどおりちゃんともらえています。
そうなのです!ビザなどの決まり事は常に同じ対応に思われますが、思っている以上に急に変更されることがあります。もちろんうれしい方向に変わることもありますよね。なので、最新情報が大切です。
数年ぶりにシンガポールのエージェントで再依頼
現在(2019年11月)は、今まで通りにペナン島でもソシアルブダヤビザがもらえています。実際に取りに行っている人がいます。
ペナン島でソシアルブダヤビザが発行されなかったことは、一時的なことのようでした。それでもビザのことは可能な限り確実にしたいと思い、別の方法を探しました。
それでもまたいつの日かペナン島に行って、美味しいインド料理やマレーシア料理を食べたいなぁと思っています。
シンガポールのエージェントに依頼するときの注意点?
間近でシンガポールのエージェントを通してビザを取った人がいましたので、ものすごく久しぶりにシンガポールのエージェントに依頼をすることにしました。
数年前のようにどこかのホテルのロビーやマクドナルドでエージェントの人と待ち合わせをすることはできれば避けたかったので、今回はオフィスに行って依頼できるところを探しました。というより人づてに教えてもらいました。
今までも問題はなかったのですが、『会えなかったら』という可能性があります。
教えてもらったエージェントは『Maju Travel』です。中華系の人たちが、テキパキと働いていました。Maju Trabelの公式サイトは見つかりませんでした。紹介されているページを貼り付けておきますね。
エージェントを通すとは言え、「シンガポール規格で写真を撮っていったほうがいい」と思っていました。
何年も前にバリ島で撮った写真を持っていった友人が「バリでOKでも、シンガポールはこの写真は使えない」みたいなことを言われたことがあります。近い話をほかにも聞いたことがあり、ちゃんと写真を撮ってくれそうなところを見つけて規定通りに写真を用意しました。
が、せっかく取った写真は使われませんでした。
何が原因かまではわからなかったのですが、とにかく取り直し。とほほ
でも、Maju Travelの中にカメラがあったので、その場ですぐに撮ってもらいました。
シンガポールでは写真の規格は厳しいですから、気をつけましょう。
私が依頼をしたときはひとり170シンガポールドルです。あれから1年半たっていますから、料金に変更があるかもしれません。
パスポート受取時に教えてもらった美味しい中華屋さん『瑞春』
せっかくシンガポールまできたのですから、やっぱり食べたいのは美味しい中華!です。でも値段はそんなに高くないお店に行きたかったので、Maju Travelの人に聞いたら、すぐに『瑞春』を教えてもらいました。
最寄り駅も行く予定のムスタファセンターと同じ『Jl. Besar駅』どんぴしゃりです。
メニューには価格は載っていませんが、注文を記入する用紙にちゃんと書いてあるから、安心して食べられます。
子どもたちもできたての熱々中華に大喜びでした。
『瑞春』美味しい中華料理につい書いているページがあります。
在シンガポール・インドネシア大使館での申請方法など
ペナン島でソシアルブダヤビザが取得できなくなりそうな体験をした後に、確実にビザがもらえるエージェンに依頼する方法を取りました。
そろそろ、6カ月の期限が迫るころバリ在住の友人が子供を連れて、シンガポール大使館での直接取得をしてきました。余裕を持って日程を組んでシンガポールへ向かい、自力で取れなかったらエージェントに依頼すると言っていたのですが、何の問題もなくもらえたようです。
それなら私もエージェントは通さずに、直接大使館でビザを申請しようと決めました。差額でまた美味しい中華が食べられます。
在シンガポール大使館への行き方
シンガポールは地下鉄もバスもとっても充実しています。特にバスがほとんどのエリアを網羅しているのでは?と思うほど、網の目のように走っています。
その分、わかりにくいこともあるのですが、ネットを上手く使いこなせれば行きたい場所に行くにはどのバスに乗ればいいのかすぐに分かるようです。(私にはそれがちょっと手強いのですが…)
同じインドネシア大使館の公式サイトでも、国によって書かれている情報量に大きな違いがあります。クアラルンプールも料金などは丁寧に記載されていましが、シンガポールにあるインドネシア大使館のホームページは観光案内所?と思うほど、行き方などが丁寧に書かれています。
(このページを出発前にしっかり見ておけば、迷って慌ててしまうこともなかったのでは?と思っています。ははは)
「在シンガポール大使館への行き方は大使館の公式サイトを見るべしです」貼り付けておきますね。
大使館のサイトもタクシーをすすめています。シンガポールではアプリのタクシーもありますし、メータータクシーも走っています。私たちのようにバスを利用する場合には、最寄り駅は『Redhill駅』または『Somerset駅』、『Orchard駅』、『Outram Part駅』。
以下の3駅から乗ったときには『Tanglin Road』で下車。
Redhill
Somerset
Orchard
Outram駅からバスに乗ったときには、『Grange Road』で降ります。
バス停からは400mくらいです。大使館の公式サイトに地図ものっています。
在シンガポール大使館でソシアルブダヤビザの取得方法
シンガポール大使館への入館は、ペナン島やクアラルンプールにある大使館と比較するとちょっと細かいかもしれません。それでも必要書類とパスポートを持っていれば大丈夫です。
このときは写真は問題なかったのですが、パスポートのコピーが規定にあっていなかったようで、館内で再コピーしました。コピーはしてもらえますが、写真を撮ってくれるお店はなかったと思います。
規格にあった写真を用意しましょう。
あとは他の大使館とほとんど同じです。
申請用紙を受け取って記入をします。準備してきた書類と一緒に提出したら、ビザ料金を支払って翌日の午後受け取りです。シンガポールも受け取りは私だけで、大丈夫でした。
何度うっかりすればいいのか!シンガポールもビーチサンダルでは入れません
翌日の受け取りは行かなくていいとわかれば、子どもたちは行きません。のんびりすごす方を選びます。そうですよねぇ。
子供が『乗り換える駅、降りる駅、降りるバス停』を書いてくれたメモ紙を持って、明るく手を降って出発します。ふふ
前日に一度来ているので記憶もなんとなくあり、無事に指定されたバスに『Redhill』駅から乗ります。バス番号は『132』です。ペナン島もそうなのですが、シンガポールのバスも車内アナウンスや次に止まるバス停の表示などはありません。
ちゃんと自分で周りを見ていないと、うっかり乗りすごしてしまいます。
表の景色に集中しているときにものすごく重要なことに気つき、まさしく血の気が引きました。いつものように気軽に、ビーチサンダルを履いてきてしまったのです。
前日行っているからわかるのですが、在シンガポール大使館はまさしく『閑静な住宅街』にあり、周辺に靴を売っているようなお店はありませんでした。しかもひと足先に在シンガポール大使館でソシアルブダヤビザを取得していた娘が、「ビーチサンダルで来た人が入れてもらえなかった」と話をしていたのです。
「日焼け防止用の手袋を靴下代わりに履けば、どうにか入れてもらえるだろうか?」「いやいや、ビーチサンダルごと手袋で覆ってしまえば、靴に見えるかもしれない」などと考えているうちに、降りたいバス停を通り越したように感じました。
100%ではなかったので、バスに乗っている人に聞いたのですが、降りたいバス停の番号(メモ紙に書かれている)を伝えてもいまいちわかってもらえません。それでも、中華系の男性が、「折り返したいのならここで降りないで、あと2つ先へ行って折り返しなさい」と親切に教えくれながらバスを降りていきます。
どうしてすぐに折り返してはいけないのかが、よくわからなかったのですが、とにかく教えてもらった通りのバス停まで乗りました。降りたところは『オーチャード』エリアでした。
「ここならきっと、靴が買える」と思ったのですが、臨時の靴をこんな高級店が並ぶお店で買うのは抵抗がありました。(このときは『靴』のことで頭がいっぱいで、オーチャードにつけてラッキーなことをすぐには実感できませんでした)
でも、時間的にもそれほど余裕がないから、手頃な値段の靴を探そうと直ぐ側にあるモールに入って靴を見ていると、考えがちょっと変わりました。「今だけ履く靴を買うよりは、ちょっとプラスのお金を出しても、この先も履けそうな靴を選ぼう」と。
それでこれなら娘も履くかもしれないと思う靴を見つけて、いくらだったか覚えていないのですが…たぶん2000円くらいでは?大使館へ戻りました。
このときも気をつけていたのですが、降りたいバス停をすぎてしまいます。あわてて反対側のバス停に向かいちょうど来たバスに乗ろうかと思ったら、あとちょっとで間に合いませんでした。今日受け取れなかったら明日の飛行機に乗れません。
ちょっと考えればバス停1区間の距離が短いのはわかったはずなのですが、通りすがりのタクシーに乗り、大使館まで連れて行ってもらいました。まぁ、ものすごく近くタクシーに乗らなくても間に合ったと思うのですが…。
シンガポールで買った靴は娘たちの好みに合いませんでした。とほ
でも後日私が履く機会があり、オーチャードでの買い物が活かせました。バスの中で親切に教えてくれた男性に感謝です。
在シンガポール大使館でパスポートを受け取るためには身分証が必要
買ったばかりの靴に履き替えて、受付の列に並びます。
順番が来たので、前日受け取った控えを見せます。すると身分証明書の提示を求められます。
「え?」
いやいや今日パスポートの受け取りに来ているから、身分証明ができるパスポートは持っていないと言っても身分証が必要と言われます。コピーならあると言ってもそれでは無理。
え?クアラルンプールでもペナン島でも言われたことのない新しいできごとです。
とにかく身分証がないと入れないからお財布や鞄の中を探してほしいと言います。身分証はないと思いながら、お財布を見るとすでに期限が切れている免許証があります。「ええ…身分証はあるけれど期限が切れているのでは意味ないだろうなぁ」と思ったのですが、それで入れてもらえました。
先にビザ申請をした娘に確認をしましたが、身分証明書を提示したかは覚えてません…。
ソシアルブダヤビザの期限が切れて、また在シンガポール大使館で手続きしたときにも受け取りのときにやっぱり身分証を提示しました。毎回ではないのかもしれませんが、在シンガポール大使館で手続きをするときには、パスポート以外に写真のついた身分証を用意しておきましょう。
どの国でソシアルブダヤビザを取るのがおすすめか?
今回のページでは、エージェントを通さずにソシアルブダヤビザを取得する方法を紹介していきました。
・クアラルンプール
・ペナン島
・シンガポール
上記の3カ国です。
行ってみたい国があれば、その国で申請するのがベストだと思います。ただ、クアラルンプールははじめに30日しかもらえないかもしれません。それでもバリ島から150日以内で出国予定の場合には、クアラルンプールでも大きな違いはないでしょう。
あとは、滞在中に掛かる宿泊や食事代です。やっぱりシンガポールがずば抜けて高いです。一番費用を抑えていかれるのは、ペナン島です。でもペナン島までの交通費によってはクアラルンプールでの出費と変わらないかもしれません。
ビビッと来る、行ってみたいところへ行ってみてください。
ソシアルブダヤビザを取得するときの注意点
1点ソシアルブダヤビザを取得するときに、しっかり気をつけてほしいことがあります。
うっかりすることがある私ですが、今のところこの点ではきちんと確認をしています。それにとてもラッキーなことにいろいろ旅の思い出はあるのですが、いつも結果は丸く収まり感謝ばかりです。
気をつけてほしいことは、飛行機を予約する前に大使館の祝祭日をチェックすることです。
ソシアルブダヤビザを取りついでに、1週間位滞在予定の場合には心配はないでしょう。2~3日の予定で出かけるときには、きちんと確認をしましょう。
在シンガポール大使館の公式サイトには、休館日がちゃんとのっています。
もう来年の休館日も知りたい時期ですが、今年の予定を参考にしながら、来年の休館日も予想してみましょう。クアラルンプールのサイトにも同じように休館日を知らせるページがありますが、アップされていません。
そんなときには、在シンガポール大使館のカレンダーとマレーシアやクアラルンプールの祝祭日を照らし合わせていきましょう。
例えば在マレーシア・インドネシア大使館は、マレーシアとクアラルンプールの祝祭日とインドネシアの祝日の両方でお休みになります。
いざ飛行機のチケットを取って必要書類を持って大使館へ行っても、休館日にあたってしまったらお休みが開けるまで待つしかありません。
予定を立てた滞在期間でちゃんとビザがもらえるように、事前に休館日を調べておきましょう。
バリ滞在の心強い味方『ソシアルブダヤビザ』
エージェントに依頼をしませんから、もちろん自分たちではじめから最後まで手続きをしていきます。ちょっとドキドキすることもあるかもしれませんが、日本人を含めたくさんのバリ滞在者が実行しています。
エージェントに支払う手数料分で美味しいご飯を食べたり、宿泊だって可能です。ビザ取得でバリから出る時間も楽しみながら、バリでの暮らしが続けられます。
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