せっかくバリまで来たので、バリのローカルフードを食べてみたい!と思う人もいるでしょう。ローカル度100%のお店は、雰囲気やお料理の辛さでハードルが上がります。
ローカルなお店だけれど、外国人でも入りやすいお店を紹介しますので、参考にしてください。ウブドのメインストリートにあるアルジュナ像から徒歩圏内です。
目次
ウブドの中心地から徒歩10分!アルジュナ像周辺のローカルフード
バリの食事は、同じインドネシアの中でもその辛さで有名です。以前にクアラルンプールで出会ったジャワ島に暮らすインドネシア人は、バリのご飯は辛すぎて食べられないと言っていました。
たしかに辛いです。
マイルドな味に慣れている日本人からすると、汗が吹き出し鼻をかまずにはいられなくなります。ところが1年中暑いバリでは、やはりこの辛さが体を保つためのアクセント。バリ人はバリの揚げ物を食べながら、生の唐辛子をかじるほどのツワモノ揃いです。
インドネシアの人気商品『Bon Cabe』。辛さが3~4種類から選べます。日本でもいっとき、マヨラーの人たちがマイマヨネーズを持ちあるていた?ように、インドネシアではマイBon Cabeをカバンに忍ばせていることも。
辛すぎる食事には抵抗があるけれど、滞在中ずっと日本食やピザにパスタでは、バリ島に来たのに残念です。ウブドのアルジュナ像周辺のローカルワルンを紹介します。
バリ風ラーメンがおいしいアルジュナ像のすぐ裏手Kedai BIBI
バリ島でラーメンが食べたくなったときにおすすめしたいのが、Kedai BIBIです。アルジュナ像のすぐ側にあります。中心地から少し歩きますが、美味しいラーメンを目指して、歩く価値があります。
マンガマドゥ(Manga madu)やワルンミナ(Warung mina)の少し先です。小さなお店ですが歩きなら、見落とすことはないでしょう。バイクの場合には、右側にあるお店を見つけてください。
Kedai BIBIの麺類は3種類。
スープのあるラーメン
焼きそば
米粉のビーフン
ビーフンも選べるので、グルテンフリー食をしている人でもOKですね。
野菜に卵、鶏肉が入っています。
ほんのり辛味がきいていますが、あっさりした味付けなので、スープまで全部飲めます。辛いのが苦手な人は「Jangan pedas(辛くしないで)」と伝えれば、調節してもらえます。
ラーメンと一緒に注文したのは、温かい紅茶。
「Tanpa gula」で砂糖なしです。このときに、ちょっと注意が必要です。「Tambah」はおかわりになります。
「Tambah gula」になると甘~い紅茶になってしまいます。
紅茶とラーメンで27,000ルピア。だいたい230円くらいです。
その他にもガドガドなどのベジタリアンメニューもあります。日本人の人がおすすめしている、鶏肉と野菜にご飯がセットになったメニューも美味しそうですね。
ちょっと小腹がすいたときや肌寒く感じられるときに、おいしいバリ風ラーメンが食べられるお店です。
無添加のローカルフードが食べられるハラルのワルン
バリ島でも『うま味調味料』、いわゆる『味の素』は人気商品です。バリでは『Masako』という商品名のうま味調味料が定番です。
企業が歓迎しない情報は遅れてこっそりやってくる?
以前はバリの伝統的なスウィーツは、草や果物そのものの素朴な色合いのお菓子が主流でした。材料も、シンコン(キャッサバ)の根やかぼちゃ、もち米、バナナなどを工夫して手作りのお菓子を作っていました。
ところが最近では、鮮やかな着色料が使われているお菓子たちがたくさん売られるようになっています。
添加物がいろいろな食物に使われるのは、バリだけではありません。多くの加工品には、聞いたこともないような化学物質がたくさん入っています。健康面では避けたい化学物質ですが、残念ながらメリットがたくさんあるために、使用量は増えています。
・安価であること
・食べ物の保存期間が長くなる
・美味しくなる(添加物を取らない人にとっては、決しておいしくありません)
・見た目が鮮やかになる
・また食べたり飲んだりしたくなる
バリではMasakoやMSG(エムエスジー)が、うま味調味料にあたります。以前に、ローカルのワルンで、MSGを使っているかどうか聞いたことがあります。私は使われていないことを期待して聞いたのですが、お店の人から返ってきた答えは、今でも忘れられません。
「もちろん使っているから、美味しいわよ。」
多くの人は添加物を取りすぎると体に良くないかも?という情報やその可能性を知りません。もともとバリ島にはなかった添加物がどこからか『商品』として入ってきたときと、健康を害する情報の提示は同時進行ではありません。
添加物に頼らないバリのローカルワルン
うま味調味料をパッパッとかければ、味が整います(たぶん)。常にうま味調味料を食べている人や常用している人にとっては、うま味調味料なしの食事は物足りないかもしれません。
慣れてしまえば美味しく感じられ、お料理が簡単に仕上げられるうま味調味料を使わないお店もあります。うま味調味料がもたらす恩恵の後ろに隠れている情報に気がつき、「使わない」と決めてお店を経営しています。
その分手間がかかります。
素材の味そのものが大切になりますので、新鮮で美味しい食材を見つけることがポイントです。
アルジュナ像から500mくらい中へ入った通り沿いに、無添加のローカルフードが食べられるワルンがあります。
アルジュナ像を背中にして進んでいくと、右側にある3階建てのお店です。
たっぷりの野菜やお豆腐、テンペをピーナッツソースで食べるガドガドや、バリのお惣菜と一緒にご飯が食べられるナシチャンプルー、バリ風チャーハンのナシゴレンなどが食べられます。
鶏肉がメインになったボリュームのあるお料理もありますが、ベジタリアンメニューも充実しています。
私はこの日ベジタリアンのガドガドをお持ち帰りをしました。20,000ルピアですので、180円位?
この上に蒸した野菜をたっぷり乗せてくれます。ピーナッツソースやサンバル(バリの辛いソース)は、分けてもらえるので調節できるのが嬉しいです。
田んぼビューがのんびり楽しめる席が2階にあります。ゆったりすごせるときはぜひ、2階に上がって陽ながのんびりすることも。
ウブドの賑やかな町並みからちょっと離れた場所で、無添加のバリ料理をのんびり楽しみたい人におすすめです。
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