脳と直結する腸の働きを知ると便秘を解消したくなる!便秘の種類も解説

スポンサーリンク

便秘に悩んでいる人はたくさんいます。特に女性は、冷えなども原因して、慢性的に便秘の人がかなりいます。便秘になってしまう理由もいろいろですが、ひと言で『便秘』と言っても、実は症状に違いがあります。

 

自分はどのタイプの便秘なのかを知ると、便秘を解消しやすくなります。便秘をスッキリ解消して、毎日体も心も軽やかにすごしましょう。

 

便秘の種類とその対処法をお伝えします。

 

そしてそして、誰の身体にも存在する腸の優れた働きも紹介します。腸がどんなこをしているのかがわかると、便秘を解消せずにはいられなくなります!

テーパックタイプの桑茶

 

ラオスで買った桑茶がとっても便秘に効いたのですがあまり買ってこなかった上に、結構子どもたちも飲んだのであっという間になくなってしまいました。あれからもう数ヶ月、順調だった便通がやっぱりいつもの便秘状態に逆戻り。

 

便秘状態が続くときれいな血液が作られず、血流も鈍ります。体全体の代謝機能が落ち行動や思考までも鈍くなるのをはっきりと実感しています。

 

スポンサーリンク

あなたはどのタイプの便秘?

 

私の場合は腸の動きが停滞していることで、便秘につながっていると思っています。食べることは好きなので野菜を中心にして、それなりにバランスよく食べていると思うのですがもう便秘とは長いおつきあいです。

 

ビタミンやミネラル、ポリフェノールなどの栄養素をたくさん含む食品も意識して取るようにしています。ここまで便秘が続いていると、せっかく食べた栄養素がどこまで吸収されているか、とっても疑問です。腸の中に老廃物が溜まっているので、意識して取った栄養素のほとんどは吸収されていないかもしれません…。

 

多くの便秘は『機能性便秘』に分類されます

 

腸の動き自体が鈍くなり、定期的な排便ができない症状です。

 

急性便秘

普段は便秘とは無縁の暮らしをしている人でも、大きなイベントや、入学試験、就職活動、急激な運動からの水分不足などが原因で、腸の働きが一時的に弱まることがあります。

 

このときは、普段の暮らしに戻れば、また以前のような快適な暮らしを始めることができます。ただ、ストレスのかかったような状態が続くと、急性の症状から慢性化していくことも。できるだけ早く、もとの生活スタイルに戻すようにすると、自然に便秘も解消していきます。

 

慢性便秘

急性の便秘だったのが思ったように体調が戻らすに、便秘が慢性化してしまう人もたくさんいます。

・弛緩性便秘

本来の腸は特に動かそうと思わなくても、自然に「ゼン運動」と呼ばれる動きをしながら、便を肛門まで運んでいます。運動不足や筋力の低下から、弛緩性便秘になる女性はたくさんいます。解消法としては、腸を意識したストレッチや金魚体操などがおすすめです。

 

・けいれん性便秘

過度のストレスから腸の幅が狭くなったり、痙攣が起こり、硬い便が作られるようになります。ストレスの原因を取り除いて、リラックスすることが大切です。食物繊維よりも、善玉菌を増やす食べ物を意識して取りましょう。

 

・食事性便秘

極端なダイエットや偏った食事から、食物繊維などの栄養素が不足すると食事性便秘になります。野菜や果物を中心にした食事を3食取ることで、腸が刺激されて排便のリズムが生まれてきます。

 

・直腸性便秘

毎日忙しく、ゆっくりとトイレに行く時間が取れない人が、なりやすいのが直腸性便秘です。朝ゆっくりとすごす時間を作るようにすると、自然と便秘が治っていきます。

 

その他の便秘

 

病気や薬が原因で便秘になることもあります。この場合には、なかなか判断が難しいと思います。気になる症状を専門家に相談をしながら、自分自身でも、何が原因になっているのかを、振り返ってみましょう。

 

食生活が大きな原因になっているのなら、できる範囲で免疫力を上げる生活スタイルに変えていきましょう。冷えやストレスが、病気の原因になることもあります。負担にならない方法で、体が喜ぶことをしていきましょう。

 

腸は「第2の脳」ではなく「第1の脳」?

 

もう便秘とは長い付き合いなので、それほど便秘を意識しないできました。すでに、自分の一部のように感じていたからです。でも最近になって体力と思考力ものすごく低下していることを、日々実感するようになりました。

 

長年の便秘を解消しなくては、日常生活に影響が出るかも…と書くとちょっと大げさですが、

 

脱・便秘体質をすれば、体の健康も、気持ちの幸せも、そして思考力も確実にアップすると確信しています

 

便秘が続くと記憶力もやる気も低下?

 

どうして、便秘が原因で思考力や記憶力が低下するんだろう?と思う人もいるでしょう。私たちの体はつながっていることもありますが、脳と腸はとても密接な関係があるんです。

幸せホルモンを作り出す腸

お母さんの子宮の中で細胞分裂をしている時に、初めに作られる臓器がなんと『腸』です。そして胃や食道が生まれ、その後に『脳』が続きます。

 

腸は、脳の次に多くの神経細胞が集まり、免疫細胞の7割も腸に存在しています。そんな腸と脳の関係はとても密接で、「脳腸相関」と言われお互いがお互いを影響しあっています。

 

脳には、100億個を超える神経細胞が集まっています。腸の持つ神経細胞は1億まで減りますが、臓器の中で脳の次に神経細胞の数は多く、脳→腸だけではなく、腸→脳へ信号が直接送れる経路も確認されています。

 

脳がストレスを感じると、腸の機能が低下し便秘になります。また、腸が元気な時には、幸せホルモンと言われる「セロトニン」をたくさん作り出します。ひとりの人の中には、スプーン1杯分のセロトニンが作られますが、この内の約9割が腸内にあります。

前向きに物事を捉えやる気が湧いてくる伝達物質「ドーパミン」も、腸内で作られ脳の働きを助けています。

 

ここで忘れてはならないのが、腸の中に住む微生物たちです。善玉菌が活発に働くことで、送られてきた栄養がきちんと消化され吸収されていきます。便秘の時には、悪玉菌が増えてしまいますので、善玉菌の働きは弱まり、セロトニンやドーパミンの生成も低下します。

 

健康な腸がきれいな血液を作り、記憶力を高める

腸内環境がバランス良く整っていれば老廃物が溜まることなく、理想的な循環が生まれます。血の巡りも良くなるので、思考力や記憶力も自然と高まります。

 

乳酸菌の中で、記憶力を特に高める働きをする微生物も見つかっています。

 

私たちの腸内には100兆もの微生物たちが暮らしていて、重さにすると1~2kgくらになるようです。かなりの量ですよね。
そして、腸内に暮らす微生物の数は、ほとんど一定。ただ、善玉菌と悪玉菌のバランスはとても流動的です。ストレス、食生活、便秘などから、すぐに悪玉菌が増え、日和見菌までも、悪玉菌の見方を始めます。

 

認知症になる人は便秘の割合が高く、腸も冷え、代謝も落ちていることが多いようです。認知症を研究しているお医者さんも、脳だけではなく、腸の健康状態を重要視するようになってきています。

 

まとめ

 

若い頃は、多少の便秘でも、生活に支障はそれほど感じることはありませんでした。便秘が重症化しても吹き出物が出ることもなかったので、深刻に受け止めずにずいぶんと時間がすぎてしまいました。

 

でも、若いからと言って、便秘を甘く見ないでください。便秘ですごす1日と、スッキリとした状態ですごす1日では、体力、気力、思考力に明らかな違いがあります。あなたの大切な1日が幸せいっぱいであるためには、便秘とは1日も早くさようならをしましょう。

 

調べれば調べるほど腸という臓器の存在は計り知れない役割を持っていることが、色々な研究結果などから明らかになっています。知れば知るほど便秘をしていることが、どれほど私達の身体や気持ちにマイナス影響を与えているのかもわかります。

 

だって、そうですよね。お通じが良くってスッキリと便が出たあとは、気分がとっても爽快になり身体も軽く感じられます。悩みも一緒に、流れていったくらいに、前向きに感じられるのは私だけではないと思います。

 

長年の便秘だからとあきらめないで、積極的に便秘と向き合い、腸の働きを活発にしていきましょう。多くの人が便秘を解消して幸せをいっぱい感じるために、腸を意識した運動を次のページで紹介します。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました