ようやく、しばらく前から「書きたい」と思っていた『塩』のことを書こうと思っています。
塩分が私たちの体に必要不可欠であることは、誰もが知っていることだと思います。でも、多くの人が塩ならどんな塩でも同じであり、「塩であればいい」と思っているのではないでしょうか?
確かに「塩であればいい」のですが、現在出回っている塩は本来の塩とは程遠い『塩』ばかりです。理想的な『塩』だけが販売されているのなら、「塩であればいい」のですが、そうでない現実がある以上、どんな塩が私たちの体に必要なのかを知って、毎日使う塩を選択し購入する選択力が求められます。
この人にはこれが良かったから、ほかに人も同じように絶対これがいいといことはありません。体や気持ちの声を聞きながら、よいと思うものを見つけてください。
7年以上使っていた岩塩から海塩へ切り替えることになった流れや、ちょうど『塩』のことを考えだしたときに出会った、『メタトロン』や『ぬちまーす』の話を交えながら海のミネラルの大切さ実感したことを紹介します。
お陽さまの光から自然にピラミッド型になるバリ島のお塩と出会うまで
海の汚染が気になりだしてから、可能な限り海塩ではなく岩塩を使うようにしていました。主にピンク色のヒマラヤンロックソルトを使っていました。海の塩から岩塩に切り替えてもう、7年以上たちます。
何が原因なのかは、はっきりわからなかったのですが、ここ最近子供が体調を崩すことが続きました。ただ風邪を引いたとか熱が出たということではなく、もっと体の根底に関わる部分で何かが不足?しているために、調子を崩しやすくなっている感じでした。
子どもたちには笑顔ですごしてもらいたいですし、楽しそうにしている様子を見るとホッとしますし、嬉しいです。自分の好きなことをしてすごし、夢を描きながら暮らしてほしいと思います。そのためには、やっぱり健康であることがかなり重要な要素です。
以前のページで書いた『白米と野菜中心の食生活』
2018年4月に『白米でベジタリアンならビタミン・ミネラル不足?週1の玄米食で微量栄養素を!』という記事を書きました。
記事にしたのが1年半前ですが、このときよりも前から「野菜と白米中心の食生活では十分ではないかも」という思いはありました。白米が大切な部分を削ってしまっている食べ物であることに加えて、化学肥料や農薬に頼っている農法で作られる野菜の栄養価はかなり低いだろうと感じて(確信に近い)いたからです。
可能な範囲でオーガニック野菜も購入していましたが、100%オーガニックというわけにはいきません。
毎日の食生活にあやうさを感じながらも、玄米を食べたりターメリックやモリンガ、はちみつやブラックシードなども意識してとるくらいで、根本的には『白米と野菜』の食生活が基盤でした。
そして、毎日使うお塩が岩塩だったことで、海からの微量栄養素がずっと補充されませんでした。
海のミネラルが残っている海塩に切り替えます
目の前のことに追われてしまい、方向転換や生活習慣、価値観などを変えるためには大きなきっかけが必要なことがあります。
現在は可能な限り「汚染が少ないであろうと思われる」海水から作られ、ミネラルが多く含まれている塩を食卓で使っています。
以前に塩のことについて書いたページを2つ貼り付けておきます。興味のある方はぜひ、読んでみてください。
「塩なら何でも同じ?」海塩や岩塩の中味を知り美味しくって健康な毎日を
「岩塩にミネラルは含まれない?」お塩の知識を深めて健康への選択をする
日々の食生活の中で、たんぱく質や脂質、炭水化物を摂取することはかなり簡単です。食物繊維やミネラル、ビタミンも食生活を意識すれば、毎日の食卓にあげられます。ところがミネラルの中でも、食べ物の中にほんの少ししか含まれない小さなミネラルの場合には、もっと高い?意識を持たなければ、摂取しないですごすことはとっても簡単です。
もちろんそれらのミネラルを大量に取る必要はありませんが、量は少ないながらも私たちの体がちゃんと機能するためには必要不可欠なのでは?と実際の食生活から実感しています。
子供がガクンと体力を落とすようになったときに出会ったお塩が『ピラミッドソルト』でした
子供の様子を見ながら感じていたことは、何かとっても大切なものが足りていないのでは?という感覚でした。満たされない物があるために、「体力が完全に復活できずに体もどうしたらいいのかわからないでいる」そんな感じでした。
そこで思ったのが『塩』や『動物性の食べ物』でした。
白米を中心に食べている限りある程度の動物性のものが必要?
動物性のものをあまり食べなくなったのは、もともとオーガニックの美味しい野菜がとっても簡単に手に入る環境にあったことがあります。子どもたちが生まれたときには、お肉や魚はすでに『ごちそう』でした。
また、牛やブダ、鳥が育てられている環境に疑問がありました。あまりにも低コストや生産性に傾いた飼育の仕方に抵抗もありました。食べさせている餌や使用している薬にも、不安要素がありました。そして屠殺されるときの恐怖のエネルギーが体に残り、そのお肉を食べた私たちに伝わるという話も完全に否定はできないと思っています。
もちろん、植物や果実だって生きていることに変わりはなく、動物だから植物だからといって分けるつもりはありません。どちらの命をいただくにしても、感謝していただく気持ちを持つことがまずは基本と思っています。
私たちは、人だけではなく他の生き物も同じですが、別の命をいただかずに生きていくことはできないと思っています。(次元が上がり食べたいものがぱっと手のひらに出てくるようになると、どういうことなのでしょうか…。)
2週間近く寝込んだ後にものすごく食べたくなった豚の脂身
4年近く前に、2週間ほど寝込んだことがあります。基本ものすごく健康で、子どもたちが3人調子を崩しても移ることもほとんどありません。
その時は、久しぶりに体調を崩し、「このまま元気にならなかったら…」という思いが横切ったほどでした。それでもラッキーなことに、いらないものを全部出しきったのか、また元のように動ける実感を感じだすと、体の中から豚肉が食べたくなりました。もう随分と食べていないのに、豚肉のことが頭から離れません。
美味しい豚肉が食べたかったので、友人に聞いてバイクに乗って豚肉を買いに行きました。片道1時間です。1回の買い物では体が満足しなかったので、もう一度片道1時間かけて豚肉を買いに行って、それで豚肉への渇望?は落ち着きました。
動物性のものを食卓に揚げる回数を増やしました
「食べたくない」と感じるものを無理やり食べることはありません。本来は「食べたい」と感じるものを食べること、「美味しい」と実感しながら食べることが栄養になっていくと思っています。
完全なるベジタリアンをしていたわけではありませんが、基本野菜、大豆類、果物やナッツ類などが中心の食事でした。
最近では、なるべく子どもたちに何が食べたいのかを聞くようにして、卵やお肉が食べたいというときには多めに買ってくるようにしています。
現在も私の中で動物性のもの、特にお肉を食べることに対して『思うところ』はあります。例えば世界中の人たちがお肉を食べる量を減らすと、現在の人口でも地球の食物で十分足りること、牛肉500gを食べるとお水を7,000~10,000L飲んだことになるなどの統計を見ると、安易に動物性のもを食べるのはと言う思いもあります。
私の中では今は『移行期』であり、しばらくしたらまた日々の食生活を見つめ直してみたいと思っています。
その時選択できる中から安心できる塩からはじめました
動物性のものを食べるようにすることと同時に、岩塩から海塩への切り替えもはじめました。
大きな工場で大量生産されている塩ではなく、なるべく手作業で作られているお塩を使うようにしました。ちょうどバリ島にいますので、まずは『クサンバ』や『アメッド』産の海塩を使い出しました。
同じ頃友人から『メタトロン』の話を聞きました。子供に聞いたら受けてみたいと言うので、『メタトロン』を使って体を見てくれる方がちょうどバリにいたために、まだ行ったことのないデンパサールの空港よりも南のエリアまでバイクと『Grab』を乗り継いでいってきました。
このときの体験は、またどこかで紹介したいと思っています。
メタトロンやその人の見立ては、『血が薄い』ことでした。動物性の不足かと思いましたが、ここでははっきり『塩』と言われました。そして岩塩ではなく、日本人には特に海塩のミネラルが必要だと。私が思っていたことに近い内容でした。
そのため、私の中で『塩』の立ち位置が、より重要性を増していきます。そして出会ったのが『ピラミッドソルト』でした。
ピラミッドソルトのことは、別のページで詳しく紹介していきます。
友人が貸してくれた『ぬちまーすの力』
ちょうど塩の記事を書き始めようと思っていたころ、友達が『ぬちまーすの力』(高安正勝さん著)の本を貸してくれました。タイミングが、ものすごくぴったりです。
その友達には以前に塩のことミネラルのことで、私がいろいろ考えていることを話したことがあります。それを覚えてくれていて、まだ読んでいないにも関わらず、私にすすめてくれました。
『ぬちまーす』とは?
名前からなんとなく想像はつくかと思いますが、沖縄の海水から作られているお塩です。著者である高安さんのひらめきから生み出した、『常温瞬間空中結晶製塩法』という特許を持つ方法で作られたお塩です。
『常温瞬間空中結晶製塩法』でギネス認定
従来の『煮釜式』では、結晶化する温度の違いから異なる種類のミネラルをバランスよく取り出せないこと。そして、水分が減ってきたあとに高温の窯に触れているミネラルたちが化学反応を起こしてしまい、すでに栄養として吸収できる状態ではないことが書かれています。
その点『常温瞬間空中結晶製塩法』では、まずはじめに『1tの海水を10ミクロン以下の細かい粒子に分割』します。そこに温風を送ると、水と塩(海のミネラルをまるごと含んだ状態)に自然に分かれます。これが『ぬちまーす』で、『世界一ミネラルを置く含んだ塩』としてギネスに認定された実績があります。
ぬちまーすに含まれるミネラルの種類
高安さんの著書によると、現在私たちが海から摂取できるミネラルは100種類ほどあるようです。
そして、ぬちまーすには50種類以上ものミネラルが含まれているようですが、成分表に書ける数値以上が検出されているミネラルは21種類です。
・ナトリウム
・塩素
・カルシウム
・マグネシウム
・硫酸イオン
・カリウム
・臭素
・ストロンチウム
・ホウ素
・フッ素
・鉄
・ケイ素
・亜鉛
・リチウム
・ヨウ素
・モリブデン
・総クロム
・ニッケル
・銅
・バリウム
・マンガン
そして、26%以上が塩化ナトリウム以外のミネラルになるようです。
これらのミネラルを私たちの体吸収しやすいイオン化された状態で取ることが、私たちの健康や美しさに大きく影響をすると、書かれています。
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