2019年12月25日、クリスマスの日にセブ島からドゥマゲテまで、夜行フェリーで移動しました。季節がらほぼ満席でしたが、道中熟睡いい船旅でした。
目次
コカリオンの夜行フェリーでセブ島からドゥマゲテまで
前日の夜はマクタン・セブ国際空港で、空港泊をしました。まさかの室外での空港泊!それでも私はずいぶんと眠りましたが、子どもたちは熟睡できなかったようで「まま、よく眠れるよねぇ」と言われました。笑
目が覚めたときには、お陽さまがすでに高く上がっていました。
前日にそれなりに眠ったとは言え、吹きさらしの室外のイスでの睡眠です。やっぱり疲れていたのでしょうか、夜行フェリーのエコノミークラスでもぐっすり眠れました。
さすが12月25日は激混みのセブ港
ドゥマゲテからセブへ向かうときにフェリーを乗りすごしていることもあり、私も子どもたちもいつもより慎重です。笑
フェリーを乗りすごしてしまったときの体験談はこちらです。
https://kaigai-tabitodeai.info/phillipines-ferry-cebu-5053
12月20日の日にセブでチケットを購入するときに、すでにかなり混んでいる状態であることはわかっていました。年末にかけて、いくつかのフェリーが満席でした。
私たちのフェリーは、第1ターミナルから19時発でした。到着したターミナルと同じでしたので、別のターミナルに移動することはないのかもしれません。セブ港には第8ターミナルまでありますので、フェリーを利用するときには気をつけてください。
余裕を持って出港の1時間以上前に港に着きました。このときは、ロビンソンギャレリアから歩いて港に向かい、途中港内を循環している緑色のバスに乗せてもらえました。
建物の前は、ものすごい人だかりです。中に入るだけでも、40分くらいかかりました。というもの一定数の人を入れると、一度入場を制限します。中の人がある程度落ち着いてから、また入場できるようになるので、どうしても時間がかかります。
セブ港のターミナル使用料は25ペソ
港の使用料は、場所によって違います。
ドゥマゲテは15ペソで、乗り換えをしたタグビラランは20ペソでした。チケットによってはすでに、ターミナル使用料が入っていることもあります。確認をして未払いの場合には、支払いをすませてから進みましょう。
ターミナル1の中でも乗船口が分かれています
セブの港はとても大きく、同じような時刻にターミナル1から出港するフェリーがいくつもあります。間違わないように乗りたいですよね。
ターミナルフィーを支払って先に進みますが、まだまだ中も混み混みです。
荷物検査があります。フィリピンはこういう場合に、性別で列が分かれることがよくあります。モールに入るときも、男性と女性で分かれます。
私たちのフェリーの乗船口は4番です。待合室の中にはモニターがあるので、確認できます。ただ、同じ4番から別の目的地へのフェリーも出るようです。そして、もうひとつこのときに知ったことがあります。
それは私たちが乗るフェリーは、『ドゥマゲテが終点ではないかもしれない』ということです。
セブから出るコカリオンはドゥマゲテが終点ではない
乗船口から歩いてフェリーに乗れるのかと思いきや、バスが待っていました。このバスには別のフェリーに乗る人も一緒。ドゥマゲテへ行く人が先にバスから降りました。
バスから降りても、同じコカリオンの大型船が2台停泊しています。確認しながら進まないと、うっかり別のフェリーと間違えてしまいます。
フェリーに乗り込むときに、「ドゥマゲテ行であること」と「ドゥマゲテとダピタンはどちらが先につくのか」を聞きます。そして、だいたいの到着時刻も。
セブ港を出て最初に寄るのが、ドゥマゲテ。到着時刻は、3時の予定です。今度はうっかりしての降り遅れに注意です!
コカリオン船内の様子
一度コカリオンのフェリーには乗っているので、船の様子はわかります。初めてコカリオンのフェリーに乗ったときに、次女はものすごショックを受け「私ずっと起きている」と言っていました。
というのも、ベッドの周りにカーテンも何もなく、ベッドはあるものの大部屋の雑魚寝状態だからでした。上の娘は、前回は一緒に行動をしていなかったために、今回が初めて。次女から聞いてはいたものの、やっぱり大部屋感にちょっと圧倒されます。笑
セブ島のコカリオンでチケットを買ったときに、上段しか空いていませんでしたが、お兄さんが4人一緒の席を見つけてくれました。
一緒に座れるのは何よりです。
座席は一応拭きます
まずは前回乗ったときに、学んだことを実践します。それはベッドを拭くこと。周りのフィリピン人がそうしていたので、私たちも習いました。今回はベッドを拭くように、雑巾を持ってきていたのですが、どこへしまったかわからなくなってしまい、テッシュでとりあえずきれいにします。
というのも、靴のままベッドに横になる人がいます。そのため、土などの汚れがついているのです。
特に荷物置き場はありません。私は約20kgのリュックを背負っていたのですが、上段にあげてもまぁ、それなりに横になれるスペースが確保できます。
前日の野外での空港泊より数段に寝心地がよいです。
中には空いている席に荷物をおいている人もいます。周りに空席がない人は、ベッドの周りに置いたり、大きな荷物はじゃまにならないところにまとめておいている人もいます。
今回は船が出港する前から熟睡してしまったのでわからないのですが、前回乗ったときには、ずっと警備の人が船の中を見回りしていました。
表のデッキです。誰もが自由に使えるスペース。
フェリーのトイレ。
紙はありませんが、比較的きれいでした。というのも乗船して、すぐに利用しました。
もうドゥマゲテに着く頃の景色です。
外は真っ暗です。雨が激しく降るときには、このカーテンを降ろすのでしょう。
とにかく眠たかったので、あまり船の中をウロウロしませんでした。下段の人がカップラーメンを食べていたので、どこかに売店があるんだと思います。
結構快適なコカリオンフェリー
くっついてベッドが取れたこともあり、途中にあるSMモールで買ったパンを4人でひとつずつ食べました。なんだか合宿みたいな気分です。次女は今回も「寝ないかも」と言っていましたが、しばらくして一度起きたらぐっすり眠っていました。夕べの空港泊こそ、眠れなかったようです。
途中ちょっと寒くて目を覚まします。みんなにサロンをかけて、私もまた眠ります。到着時刻より少し前に目覚ましをセットしておきましたが、その前に目が覚めました。どうやら出発がだいぶ遅れたようで、到着も1時間ほど遅れた4時頃でした。
接岸するために、ロープや綱を巧みに操る作業を見るのが好きです。今回はそれほど時間がかからずに、作業が完了したようです。周りを見渡すと、まだまだ休んでいる人ばかりですが、いつまたフェリーが出てしまうのかわかりません。
乗船している人たちの動きはあまりないものの、子どもたちに声を掛けて出口に向かいます。やっぱり降りる人はすでに降り始めています。周りの様子だけで、判断せずに早めに出てきてよかったです。
ドゥマゲテよりもダピタンへ行く人のほうが、圧倒的に多いのですね。
朝の4時ですがトライシクルは止まっています
まだまだ真っ暗なうちに港に着きましたが、フィリピン人の足であるトラシクルは何台も止まっていました。
建物の入り口に近い人は結構高い値段を言ってきましたので、歩いて通りまで進みます。すると、まぁこの時間だからこの金額でしょうと思われる料金で乗せてくれる人がすぐに見つかりました。
クリスマスということもあり、交渉した金額よりは少し多いお金を渡して無事に戻ってきました。
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