ラオスならではのお土産で、特に美容と健康面の効果が期待できる、3つのアイテムを紹介します。
ラオスのお土産というと、コーヒーや赤米、手織りのステキな生地を思い浮かべる人が多いかもしれません。
市場や個性豊かなお店でも、いろいろなものが売られているので、お土産探しをするのもとても楽しい時間です。
これはお土産とタイトルにしましたが、実は自分用に買ったのです。
私がほしかったのです。
自分の健康面とできれば、美容面もアップしたいなぁと、かなりの期待をして買ってきたものです。
いつもは自分用にお土産を買うことのない私が、ラオスから持ち帰った3つの食べ物?を紹介します。
ミネラルやビタミン、そしてポリフェノールが豊富に含まれているので、サプリでも始めようかなぁと思っている人にもおすすめしたい3点です。
今回私が選んだのは、長年の便秘対策と免疫力アップ。
そして、その結果として(より)つるつるお肌で(もっと)きらきらと輝いて、毎日をすごしたいなぁと思い買ってきたものです。
同じような思いを持っている人にも役立つ情報だと思いますので、ぜひのぞいてみてください。
健やかに生きていくためには、やっぱり食べる物は大切です。
生命力にあふれたものを食べることで、その命をいただくことで、私達の元気が生まれます。
それほど高価なものではありませんが、日本ではなかなか手に入らない?
いやいや今は何でも、楽天やアマゾンで買える時代ですねぇ~。
ラオスならではの3つの食べ物を紹介します。
目次
桑茶
まず始めに紹介するのが、桑茶です。
桑の葉はもちろん、日本でも栽培されていますし、桑の葉が使われている健康食品は、簡単に手に入れることができます。
桑茶を買ったということは、ダイエットか便秘に悩んでいることが、すぐに想像できるのではないでしょうか。
ダイエットは10代ではない(20代でもありませんが…)ので余り興味はなく、どちらかというと、バランスよく体重を増やしたいと思っているくらいです。
なので、私が桑茶を購入した理由は、便秘です。
もう30年近く、便秘症です。
一時、調子が良かったこともあるのですが、やっぱり何かあるとすぐに、その習慣が崩れます。
一度崩れだすと、果てしなく崩れつづけます。
とくに、旅に出ると、おいしいものをたくさん食べているのに全く音沙汰なし。
これは、健康面はもちろん、思考面、そしてお肌にも良くありません。
重症化する前に対策を打っておこうと、ナムカーンの町に下りたときに探してみました。
『指さし会話帳』を片手に、何軒かのお店を回って見つけました。
値段は相場がわからないので、なんとも言えないのですが、とにかく必要だったので余り気にせずにひとつ購入。
その後、市場でも売っていたので小袋をひとつ買いました。
飲みやすさ
ナムカーンに戻って、早速試してみました。
煮立たせれば良かったのでしょうが、ナムカーンにあるウォーターサーバーを使って、お湯を足して飲んでみました。
私はたいていの食べ物や飲み物は、平気なので(好き嫌いがないのです。)、参考にならないかもしれませんがとっても飲みやすかったです。
そのあっさりとしたおいしさのためか、日本茶のような渋さもなく、子供達も飲みます。
いやいや、あなた達は便秘とは全く無縁なのだから「飲まなくていい」と何度言ってもニヤニヤしながら飲んでいます。
貴重な桑茶なのですが。
今まで飲んだ中で、最高に強烈だったお茶は~道草します~
それは『せんぶり』です。
もうずいぶんと前の話になりますが、どこかへ出かけた時に、乾燥した茎のようなものを買ってもらいました。
千回煎じることができるので、その名前がついたと聞きます。
胃腸が弱まった時とかに飲むといいらしいのですが、全くもって苦いです。
罰ゲームに使われることもあるようですが、その苦さは話題づくりにぴったりです。
日本古来の植物ですが、発芽率が良くないために、とても貴重で需要に追いついていない現状があるようです。
消化不良や食べすぎにも効果があるようです。
そして、二日酔いにも。
確かに、ずいぶんと前にお酒を飲みすぎてしまい、翌朝になっても気分が悪く、せんぶりを飲んだら速攻トイレに行って、すっきりした経験があります。
せんぶりを煮出して、紙を染めると、どうやら虫除けの効果もあるようです。
せんぶりは、どんな色に染まるのでしょう。
とても興味があります。
せんぶりが手に入ったら、生地を染めてみたい。
なんだか、健康にも良さそうですよねぇ。
さてさて、話がそれてしまいましたが、ラオスで買った桑茶の効果をお伝えします。
桑茶の効き目
2,3日は何も変わらず、やっぱり煮出さないと効果が実感できないのかと思っていました。
ところが、3日がすぎた頃から、自然とトイレに行きたくなるのです。
はじめはたまたまかと思ったのですが、そうではありませんでした。
桑茶のおかげで、腸の中が改善されたのです。
旅の途中で、こんなに気分がいいのは、超ラッキーです。
桑茶の効き目、絶大です。
こんなに、はっきりと効果が表れる桑茶、便秘で悩んでいる人におすすめしたいです。
もう、便秘とは付き合いが長いので慣れたという人にも、腸をきれいにすることで、人生が変わると言っても大げさではないことをお伝えします。
ぜひ、便秘とはさよならをして、新しい人生を始めましょう。
紫ピーナッツ
はじめて、紫ピーナッツに出会ったのは、2017年のクリスマスイブです。
ナムカーンでバーベキューの串刺しを手伝っていたときに、ラオの人がくれました。
殻ごと茹でてあるもので、はじめは普通の落花生かと思ったのですが、殻をあけてみると、日本で食べているものより薄皮が紫色をしています。
これはもしかしてポリフェノールと喜び、食べてみるととってもおいしい。
思わずひとりで全部食べそうになるのを6つ残して、子供達に上げました。
おいしいだけではなく、体に良さそうなので、ぜひ町に行ったときに、見つけて(自分用の)お土産にしたいと思っていました。
ルアンプラバーンでお店をのぞいてみると、紫ピーナッツはたくさんのお店で売っています。
ただ、値段がまちまちなのですが、それなりにどれもお高め。
しかもすでに揚げてあるので、いつ揚げたものなのかちょっと心配。
翌日、朝の市場に行く予定だったので、もしかして市場のほうが安く買えるかもと思い、いったんは見送りました。
市場でも、紫ピーナッツは売っていますが、観光メインの通りにあるお店と比べても、特に安くはありません。
とにかくひと袋選んで買って帰ろうと思ったら、ずば抜けて格安な紫ピーナッツを発見。
見た目も新鮮そうだったので、すぐにひと袋買いました。
その時は気がつかなかったのですが、この紫ピーナッツは生?なので、炒るか揚げるかしないと食べられませんでした。
大きなざるに殻のついたピーナッツを売っている人が、朝市にいます。
これは、もしかして紫ピーナッツかと思って見ていると、ピーナッツ売りの女性が殻を割って中身を出してくれました。
まさしく、紫ピーナッツです。
食べてみるとおいしかったので、5000キープ分買いました。
湯で加減も調度よくって、とてもおいしかったです。
もっと買っておけばよかった。
(翌日、どうしても食べたくなって、今度は1万キープ分買いに行きました。やっぱり、私ではない手が次々に伸びてきて、みるみる殻の山ができて行きます。)
ピーナッツの効果
柿の種と一緒にピーナッツを食べだすと、つい止まらなくなってしまいます。
でも、カロリーや糖質が多いために、特に若い女性は、食べすぎないように気をつけている人が多いかもしれません。
確かに高カロリーではあるのですが、見すごせない栄養素もたくさん入っています。
ダイエットなどで、食事を減らしがちな女性にこそ、定期的に食べて不足しがちなビタミンやミネラルを補給してほしいと思っています。
ピーナッツは『落花生』、土の中で大きくなります
生まれたときから都会に暮らす人の中では、大根が樹になると思っていた人がいるなんて話も聞いたことがありますが、それでは、ピーナッツは、どんな風に実るのかと聞かれたら、即答できる人は少ないのではないでしょうか?
ピーナッツは『ナッツ』とつきますが、木の実ではなく、畑の土の中で育ちます。
ピーナッツそのものが、ピーナッツの種になるので、栄養満点なのです。
畑にピーナッツを植えると、1週間もするとかわいらしい芽が出てきます。
株がしっかりと成長すると、黄色い花が次々に咲き出します。
ひと粒のピーナッツから、200~300の花が咲くようです。
すごいですよねぇ。
花が咲き終わると「子房柄(しぼうへい」とよばれる筋のようなものが、成長して土の中にもぐりだします。
子房柄の先に殻のついた、おいしい落花生が実りだします。
プランターでも育てることができるので、興味のある人は、試してみてください。
必ず生の種を見つけてくださいね。
アンデス地方が原産なので、比較的乾いた気候を好みますよ。
積極的に取りたい栄養素の宝庫
ピーナッツは約半分が脂質になるので、どうしても、カロリーが気になることもあるでしょう。
でも脂質のほとんどは、『オレイン酸』になるので、中性脂肪を下げ生活習慣病などの予防効果があります。
ついついやめられなくなってしまうとカロリーも上がってしまいますが、大粒のピーナッツでも20粒程度なら60カロリーほどです。
抗酸化作用の高いビタミンEも豊富に含むので、細胞自体の機能や働きも高めてくれます。
また、ピーナッツにたくさん含まれる、アミノ酸の一種である『アルギニン』には、血行をよくする作用があるので、冷え性の人や老廃物の排出を意識したい人にもおすすめです。
記憶力をアップするために必要な栄養素である、コリンやレシチンも含んでいます。
物忘れが気になる場合にも、ピーナッツは心強い見方です。
また、レシチンにはストレスを軽減する働きもあるので、毎日食べる習慣を身につけておくと、脳や気持ちの疲労回復もサポートしてくれます。
ポリフェノールは女性の心強い見方
日本で栽培されている一般的なピーナッツのうす皮にも、ポリフェノールが豊富に含まれています。
紫ピーナッツのポリフェノールは、それ以上です。
ポリフェノールの種類
ピーナッツの薄皮の部分に、ポリフェノールが含まれているので、薄皮がついているタイプのピーナッツを選ぶようにしましょう。
ビタミンEも薄皮の部分に多く含まれています。
薄皮をむいてしまってはもったいないので、丸ごと食べるようにしたいですね。
ほとんどの植物は、自身の中にポリフェノールを持ち、植物自身が生きていくために細胞の生成や活性化をする役割をしています。
ポリフェノールはひとつの種類ではなく、現在わかっているだけでも、5000種類ほどあります。
動物よりも植物の方が長生きするのは、ポリフェノールの働きが大きいとも言われています。
カカオには『カカオポリフェノール』、なす、黒豆、ブルーベリーやぶどうには『アントシアニン』があります。
このアントシアニンだけでも、細かく分類していくと、400種類以上あるようです。
最近は、その美白効果の高さから米ぬかに含まれる『フェラル酸』も注目を集めていますね。
そして、とても有名なところでは大豆イソフラボンやカテキンなど、上げだしたら切りのないほど、さまざまなポリフェノールが私達の健康と美しさを支えてくれています。
ポリフェノールの優れたパワー
ポリフェノールには、老化の元凶とも言われる「活性酸素」を取り除く働きがあります。
ポリフェノールの持つ、このアンチエイジング効果だけでも、女性にとってはすでに優れた成分ですが、ポリフェノールには、まだまだ嬉しい働きがあります。
血液中のコレステロールを下げる効果もあるので、生活習慣病の予防や改善も期待され、がん細胞の働きを抑制することもわかってきています。
更年期障害や、骨粗しょう症にも効果が期待され、脂肪の燃焼を高める働きもあるんです。
ポリフェノールの上手な取り方
これだけ嬉しい作用があるので、ポリフェノールを意識してたくさん取りたいですね。
ポリフェノールがいいからと言って、ただ、やみくもに食べるのではなく、少しの量を毎日取ることをおすすめします。
実は気がつかないだけで、ポリフェノールがたくさん含まれている食材がたくさんあります。
ひとつの食べ物ばかりを取るのではなく、さまざまな食品に、魅力的なポリフェノールがたくさん含まれています。
いくつもの食材を試しながら、健康度と美しさをどんどんアップさせていきましょう。
ブラックジンジャー
ブラックジンジャーは今回買った3つの中で、ラオスに行く前からラオスが産地であると知っていたものです。
美容やアンチエイジングに高い効果があると、よく目にしていました。
生姜やウコンの持つ効果は多くの人が知っていると思いますが、実はこのブラックジンジャーもここ数年、大きく注目を集めていて、特に美容面で人気が高まっています。
ラオス行きが決まった時にもやはり、ブラックジンジャーのことが思い出され、お土産に買って帰りたいなぁと思っていたのです。
そしたら、ありました。
夜市にも、市場にも袋に入って乾燥してあるものが、お茶として売られています。
思っていた以上に黒ではなく、ブラックジンジャーというよりは紫色をしています。
買って帰りたいと思っていた、ブラックジンジャーですが、今回もひと袋。
いわゆる”大人買い”はできません。
一度試してみて良ければまた買いたいですが、また買いたいと思っても、遠くて簡単にはここまで来ることはできませんねぇ。
想像をはるかに超えた、ブラックジンジャーの成分
ブラックジンジャーは、最近ではダイエットサプリにも使われている人気者のために、知名度はずいぶんと上がっています。
別名、黒生姜や黒ウコンと呼ばれていますが、原産はタイやラオス、日本では沖縄のみで栽培できるようです。
タイではとても身近なハーブ
生姜も寒さに弱いので、日本でも比較的暖かい徳島や、鹿児島、千葉などが産地になっています。
育てることは、時期を選べば比較的広範囲でできるのですが、翌年に生姜を植えつけるために、種生姜を取っておく場合には13度から16度に、冬の間も保っておく必要があります。
ブラックジンジャーはより暖かいところを好むので、普通の生姜が作れる産地でも育てることはできません。
タイでは、クラチャイダムと呼ばれ1000年以上前から、タイで暮らす人々の健康を守ってきました。
日々の疲れを取るための滋養強壮、口内炎などの抗炎症や関節痛などの鎮痛剤としても重宝されてきました。
生姜とウコンの両方の魅力を持つブラックジンジャー
生姜にもウコンにも、それぞれに健康面でも美容面でも優れた働きをする栄養素が含まれていますが、ブラックジンジャーは、このふたつをあわせたような効果が期待できます。
エネルギー自体も、生姜に比べるとブラックジンジャーの方が4倍もあります。
食物繊維は3倍、鉄分は8倍です。
カルシウム、カリウム、ビタミンE、マグネシウムも豊富に含まれています。
生姜にはない、セレン、クルクミン、アントシアニンを含有していて、ポリフェノールはブラックジンジャー100g中に630mgも入っています。
まとめ
本来、食べ物は『身土不二』という言葉があるように、「その土地で暮らす人とその土地で育つ食べ物には、とても深いつながりがあり、健やかに暮らすためには、土地のものを食べることが大切である。」ので、わざわざ遠いところからお土産として買ってくることもないのかと思いますが。
やっぱり、ほしいなぁと思うものは、試してみたいです。
美容面もそうですが、やっぱり免疫力。
そして日々の体力は、これ以上下げたくないという思いがあります。
ある程度重いリュックを背負って、あと数年は子供達と一緒に旅をしたいなぁと思っています。
皆さんも、疲れたり、体調が優れないときもあると思います。
そんな時は、睡眠がまず大切です。
あとは、食べ過ぎないこと、なるべく体に老廃物や負担になるものを残さないこと(デトックス)を心がけてください。
そして、微量な栄養素を補いながら、免疫力をアップしていきましょう。
別のページで『免疫力を上げる』方法を紹介していますので、誰もが持つ免疫力を元気にして、それぞれの旅路に向かってください。
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