旅に出るとつい、無理をしたり睡眠不足になったり、おいしい食べ物を食べすぎてしまうこともあるでしょう。
体調を大きく崩さずに旅を続けるためには、私たちの免疫力が密接に左右します。
『誰もが持っている免疫力』を元気な状態にして旅に出ることが、道中楽しくすごす秘訣です。日常の暮らしの中でできること、出発前に心がけたいことを紹介します。
今日のポイントはアーモンドです。
旅に出る時に、必要なものがいくつかあります。
着替えやタオル、雨具や旅行資金、目的地が海外ならパスポートやビザも必須です。
そして、目に見えないながらも健康も旅に出る時には、とても大切なチェック事項です。
あまり体調を崩さない人でも慣れない旅先で体調を崩したり、長期の旅に出ている間には寝込んでしまうこともあるかと思います。
そんな時には、無理をせずに、体力が回復するまで、ゆっくりと休むことが大切です。
また、旅に出ている間に体調を崩してしまったらどうしようと、心配しながら出発する必要もありません。
私たちは誰にも免疫力があり、私たちの体に何か『好ましくない事』が起こったとき、対処する力が備わっています。
日ごろから免疫力を高めておくと、旅に出ている間の健康度をアップすることができます。
誰もが持つ免疫力を上げるためのポイントはいくつかありますが、ここではアーモンドの持つ「デトックス力」に焦点を当てて紹介します。
私達の周りには、体に負担になる物質や圧力が隠れています
今の私たちの暮らしは、とても便利になりました。
もっと快適にもっと便利にするために、新しい技術を求め生みだされ、変化を続けています。
生まれたときから身の回りに元々あるものは、すでに暮らしの一部になっています。どうやって作られているのかとか、何が原料になっているのかなど、疑問に思うことはほぼ余りありません。
(私が生まれたときには、インターネットはありませんでした。初めて友達にメールを送るときにとてもドキドキしました。どこかに吸い込まれたり、別のところに消えてしまうではと、本気で心配してPCの前で両手を合わせていました(笑)。)
食べ物の中に使われている化学物質
私達が毎日口にする食べ物も、ここ数十年で大きく変化をしました。
私の祖母の姉は体調を崩したときにお嫁さんが持ってきてくれた『レトルトのお粥』をが、怖くて食べれないと私に笑って話してくれました(もう20年以上も前の話です)。
「お粥は作ってすぐに食べないと傷んでしまうものなのに、どうして何カ月も持つのかわからない」と言っていました。
私は、すばらしい感覚であると今でも思っています。
以前は、食べ物を買う時には、誰が作ったものなのか大抵わかっていました。
隣のおじちゃんが育てた大根であったり、村の外れに住んでいる親戚が育てた鳥の卵であったり、それが当然でした。
でも、どこの町にも村にも道路が通り、物資の遠距離流通が当たり前になりました。
冷凍や冷蔵、殺菌や添加物が当然になると、どこでどんな風に作られた食べ物なのかが、どんどんわからなくなります。
それは、ある意味ものが豊かになったとも言えます。
以前は冬の間しか食べることができなかったお刺身を、海から遠く離れた山間の地域でも、いつでも食べられるようになりました。
隣のおじちゃんが育てた大根なら、虫がついていても気になりませんが、スーパーに並んでいる大根に虫がついてると、その大根を買う人は少なくなります。
コンビニでお弁当をたくさん販売するには、見た目の良さが重要です。一定期間いたまないようにするために、着色料や殺菌、消毒が必要になります。
便利でお手軽になった生活の裏側には、じつは、化学物質の使用と恩恵を受けています。
暮らしを快適にする日用品にも、使われている化学物質
食べ物だけではなく、私たちが毎日当たり前に使い続けるシャンプーや化粧品、芳香剤などにも、たくさんの化学物質が使われています。
中学生のときに友人が、「女性は一生にうちに6キロの口紅を食べることになる」と話していましたが、場合によっては実はそれ以上です。
もちろん、口紅をしないほうがいいと言っているのではありません。年頃の女の子にとっては口紅は魅力的でしょうし、仕事によってはノーメイクというわけにはいきません。
体に負担をかける可能性があることを知って、選択をしてほしいと思っています。
特にこれから妊娠を考えている女の子には、自分の体によくない影響を与えるものを、賢く見極めて選択してほしいと思っています。
同じような価格で同じようなアイテムが並んでいるときに、どっちの化粧品の方がより安全性が高く信頼できるのかを、選択する術と癖をつけてほしいと願っています。
特に、毎日当たり前に使い続けるものには、どんな物質が使われているのかを知ることが美しさと健康を守ります。
柔軟剤か芳香剤に使われている『香り』に健康被害の恐れがあるとのニュースが流れたました。
あれだけ合成された香りに囲まれていれば、健康に影響が出るのは当然と思います。どうしてこれだけCMで散々流して、たくさん販売したあとに、ニュースになるのだろうかと不思議です。
「大手の会社が出しているから」「芸能人がCMに出ているから」などは、決して安心材料にはなりません。
賢く買い物をすることで、まずは私たち自身を守っていきましょう。
化学物質そのものが、細胞や器官の働きを弱め栄養素の吸収を妨げます
食品添加物や化粧品などに含まれる石油系合成化合物が、体内に入ると腸内にいる悪玉菌を増殖します。血液やリンパ液の中に入り込み、脂肪の中に蓄積されていきます。
排毒されずに残ってしまった有害な合成化合物は、体の機能を弱め腸内の栄養素の吸収も妨げます。健康や美容のために栄養たっぷりな食べ物をいくら食べても、高級なサプリを飲んでも、必要なミネラルやビタミンを充分に吸収できません。
食べ物や日用品に含まれる化学物質そのものが私たちの健康に影響を与え、免疫力を下げていきます。
保存料や着色料が添加され殺菌されてた食べ物に、私たちの健康を維持するための、大切な栄養素がどれだけ生きているのか全くの未知数です。
加工度の高い食べ物を日常的に食べると言うことは、有害な化学物質が栄養素の吸収を妨げること+ミネラルやビタミンなどが不足している食べ物を食べることになります。
体内から異物などを排毒するために、今日からできること
私達の体には、免疫力があります。体に不必要なもの、良くない物を排出、排毒する機能がもともと備わっています。
例えば、傷んでしまったものを食べたときには、吐き出したり、お腹が下ることで、体内から押し出します。肝臓には異物の約90%を排出する力があります。食べ物として体内に入ってきたものの大半は、肝臓の代謝機能が働きます。
食べ物ではなく、呼吸や皮膚から有害物が入ってきた場合には肝臓を通りません。そのため、体の中をぐるぐる回わり続け脂肪の中に、次々に蓄積されていきます。
現代に暮らす私達の暮らしは化学物質との密着度が高いために、私たちがもともと持っている排出する力では、対応しきれないことがあります。
取り入れてしまった不要なものを押し出す工夫をして、誰もが持つ免疫力を高めていきましょう。
誰でも、簡単にできる方法をお伝えしますので、ぜひ試してみてください。
生きている新鮮な食べ物を取る
毎日忙しかったりすると、ついついお手軽なファストフードやお弁当に手が伸びてしまうこともあるでしょう。
それはそれで、私は構わないと思います。
ただ、そういう食べ物ばかりを食べ続けることは、おすすめできません。
平日はなかなか食事に気を配ることができなくても、週末はフレッシュな果物や野菜を食べるようにすると、ミネラルやビタミンをたくさん体の中に取り入れることができます。
その季節に近場で取れるものは、新鮮でおいしくって、値段も手ごろです。
積極的に旬の果物と野菜を取り入れましょう。
休日には、季節の野菜を使って食事を作れたら理想的ですが、難しいときには、納豆や、キムチなどの発酵食品を食べるようにしましょう。
きちんと熟成されたお味噌があれば、生姜やねぎを入れるだけでも、おいしいお味噌汁ができます。
習慣になっている飲み物があれば、平日でも気をつけましょう。
ついつい砂糖がたっぷり入っている缶コーヒーや炭酸飲料、スポーツドリンクばかりを飲んでいる人は、免疫力を高めるチャンスです。週に何回か、お水に替えてみるだけでも余分な添加物を取らずにすみます。
砂糖が使われていないのに、甘い飲み物も同じです。(ストレートの果物や野菜ジュースではありません。)
砂糖が使われていないのに甘いということは、添加物を使って甘みを出しています。
その場合、砂糖よりもカロリーが抑えられるメリット(広告できる)があったり、砂糖よりも安価である場合があるのではと思います。
砂糖が悪い食べ物だとは思いません。
疲れたときに食べる甘いものは、心も体も癒してくれます。
ただ、甘みを取るのなら合成された甘みではなく、自然な甘みを取りましょう。
ミネラルの残っている黒糖やてんさい糖、はちみつやメイプルシロップ、米飴を選ぶようにしていきましょう。
体が心地よいと感じる運動
運動やエクササイズと聞くと、拒否反応が出てしまう人もいるかもしれません。
大汗をかいて、体が消耗してしまうほど運動をすることはありません。
短い時間のヨガや、ウォーキング、眠る前のストレッチなどを続けるだけでも、体の中に心地よい循環が生まれます。すると疲れやストレス、有害物質まで排毒する力が高まります。
運動をする前に、お水をゆっくり飲んでおきましょう。
体内の循環が高まり、より高い効果が望めます。
また、運動のあとにも、ゆっくりとお水を飲みましょう。
質の高い睡眠を意識する
仕事やテスト勉強などで忙しいときには、ついつい眠る時間が短くなります。
友達との付き合いや、読書や好きな映画を観ていても、あっという間に時間がすぎていきます。
10時から2時の、いわゆるゴールデンタイムに熟睡をしていることが理想ですが、なかなか10時前に眠ることができない人も多いでしょう。
そんな時には、ぐっすりと眠れる工夫をしてみましょう。
軽いストレッチをしたり、静かな音楽をかけたり、耳のマッサージ(ちょっと痛いくらいがおすすめ)を自分でするだけでも、いつもより深く眠ることができます。
ゆったりとした服装を選びましょう。肌着も締めつけるものではなく、ゆるゆるタイプがおすすめです。
部屋の中をできるだけ暗くする。電気機器を遠ざける、WiFiを切ることができるのなら、睡眠中はOFFにします。
深呼吸を何度かしたら、今日あった嬉しかったこと(どんなに小さなことでもいいのです)を思い出しながらぐっすり眠りましょう。
排毒におすすめは、朝のプチ断食
久しぶりに会った友達とつい飲みすぎでしまったり、食べ放題に出かけて、お腹がはちきれんばかりに食べすぎてしまったりしたときには、翌朝のプチ断食がおすすめです。
お昼や夕ご飯の抜くのではなく、食べ過ぎたすぐあとに体を休めることがポイントになるので、前日の過食分は翌朝で調節しましょう。
朝は、体内にある酵素がデトックスを中心に働く時間です。
この時に、たくさん食べてしまうと、食べ物を消化するために酵素が使われてしまいます。
普段から、朝ご飯を軽くしたり、果物を中心にすると、老廃物を溜め込まない循環が作れます。
もちろん、朝目覚めた瞬間からお腹がすいている場合には、お昼まで空腹でいるのは辛いでしょし、我慢のしすぎはよくありません。
そんな時には、まずは果物やサラダから食べるなどして、体の負担を小さくする工夫をしましょう。
朝食を軽めにすることも習慣ですので、始めのうちは、ちょっと寂しく感じることもありますが徐々に慣れてきます。
デトックスに焦点を当てて、免疫力を上げたいときには、おすすめの方法です。
笑うこと歌うことも
体が本来持っている免疫力を高めるには、ストレスを開放することが大切です。
そんなことを言われても、考えなくてはならないこと、解決しなくてはならなこともあるでしょう。
思考にとらわれない
それでも、あえて考えない心配しない時間を作ってみましょう。
”思考”は考えたり悩んだりすることが大好きです。
思考のスパイラルに入り込んでしまうと、常に悩んだり心配ばかりすることになってしまいます。
あえて、自分の思考から、距離をおく時間を作ってみてください。
急には難しいかもしれませんが、少しずつ心がけることで、できるようになっていきます。
そして、思考の渦から抜け出したときに、意外と目の前にある心配事や悩みを解決する道が、見つかることもあります。
とにかく笑う
笑いは”内臓のジョギングである”と考えているお医者さんは、辛い時でも、笑うことをすすめています。
笑いがもたらす、たくさんの幸せ
笑うという行為が、リンパ球の中にある『NK細胞(ナチュラルキラー細胞)』を活性化し、免疫力がアップします。
このことは、いろいろな研究結果から、次々に明らかになってきています。
笑うという行為は、幸せと健康への近道なのです。
免疫力が上がるだけでも、体にとっても気持ちにとっても嬉しいことですが、笑うことは他にもいいことがたくさんあります。
脳の働きが活性化され、血行もよくなり、自律神経のバランスまでも整えてくれます。
しかも筋力もアップ。
まさしく「笑うかどには福来る」です。
うそ笑いでも効果あり
心から笑うことができないときでも、笑うことに意識をしてみたり、口角を上げるだけでも、気持ちが軽くなることがあります。
ただ、辛いことがあったばかりのときは、そのときの気持ちを感じることも大切です。
泣きたいときは泣く。
泣きたいのに我慢することは、おすすめできません。涙を流すことで、悲しみが気持ちの中から表に出るのです。
泣きたい時は、思いっきり泣きましょう。
これは男の子だって、同じです。泣きたい時は、泣きましょう。年齢性別関係ありません。
泣くことに満足したら、口角を上げて、笑ってみる。
そして自分自身に「きっと、大丈夫」と声をかけましょう。
枚岡(ひらおか)神社 お笑い神事
東大阪市にある平岡神社では、毎年12月に『お笑い神事』が行われます。
もともと宮司と氏子が大きな声で「ワッハッハー」と3回笑うことで、終わっていた神事が、最近になり、参列をした人たちも20分間一緒に笑うという形で、参加できるようになりました。
このお笑い神事は、自由に参加することができます。YOU TUBEにも、アップされているので、雰囲気がわかります。皆さん、白い息を吐きながら、楽しそうに笑っています。
笑いも、幸せも共鳴しあいます
笑うことはどこに出かけなくても、本来はいつでも身近にあることです。興味のある人は、平岡神社まで出かけて思いっきり笑って、いらないものや抱え込んでしまったものを、遠くの空まで笑い飛ばしましょう。
歌の持つパワー
一時期『歌声喫茶』が注目を集めたことがありますが、きっと今でも多くの人が、歌の本を片手に、みんなで合唱をしているのではと思います。
若い世代の人は、歌声喫茶よりもカラオケでしょうか。
「声を出す」ということは、息を吸っています。そして、また歌う。
そして、また息をする。
この息を吐いて出すことは、私達の体にとって基本となるとても大切な流れです。
自分の好きな歌を歌う。歌うことで、気持ちがすっきりする。お風呂場で歌うのもおすすめです。
自転車に乗りながら、歌うのも周りをあまり気にしないで、結構大きな声で歌うことができます。
歌いたい歌を歌う。声に出す。鼻歌だっていいんです。
生きる力が、あなたの中から自然と沸いてきます。
自分をいっぱい、ほめる
人はほめられると、嬉しい気持ちが生まれます。
もし、あなたがあなたの友達や家族、知り合いの、ステキだなぁというところを見つけたら、すぐほめてください。友達があなたのステキな部分をほめてくれたら、そのまま受け取ってください。
ついつい謙遜する文化が日本にはありますが、気持ちをこめて「ありがとう」と言って、素直に受け入れるようにしましょう。
ほめられると、私達の「脳」は、喜びます。
喜ぶことで、免疫力は確実にアップしていきます。
そして、とても不思議なことに、とても複雑な働きをしている私達の脳は『主語』を認識しません。
あなたが友達のことを、「花ちゃんは、自分の思いを伝えるのが上手だね。」とほめたとします。あなたの脳は「花ちゃん」は理解せずに、「自分の思いを伝えるのが上手だね」とあなた自身がほめられたと思います。
(これは良くないことを言った時にも、同じ反応になります。あなたが誰かに対して、ひどいことを言ったときには、あなたの脳は、あなたが言われたと感じます。)
そして、自分で自分をほめることも、脳はとても喜ぶんです。
溜まっていたストレスや悩みを押し出していく力が生まれ、昨日まであんなに悩んでいたことが不思議なくらい、その悩みが小さくなっていきます。
どんな小さなことでもいいんです。
目の前にいる人のことも、自分のこともどんどんほめて、ほめて、自分の中にも、友達の中にも幸せを満たしていきましょう。
有害物質の置き換えをしてくれるアーモンドパワー
体の中に溜まってしまった不必要な物質を押し出す働きをする食べ物は、たくさんあります。その代表格は食物繊維です。
食物繊維といえば、ゴボウやサツマイモ、青汁に含まれる、熊笹や桑の葉などを思い浮かべるのではないでしょう。
他にも食物繊維をたくさん含む食べ物はありますが、ここでは、アーモンドの魅力をお伝えします。
アーモンドは食物繊維も豊富に含みますが、女性に嬉しい、ビタミンEの宝庫でもあります。大きな抗酸化作用も期待できるので、アンチエイジングを意識している女性には、この点でもおすすめの食材です。
ビタミンだけではなく、カルシウム、マグネシウム、カリウム、亜鉛などのミネラルも含まれているので、不足しがちな微量栄養素を補うことができます。
そして、ここで注目をしたいアーモンドの働きは、腸内に溜まってしまった、有害物質を排出する作用があることです。
不本意ながらも、体内に取り込んでしまった有害物質は、可能な限り体の中から排出していきましょう。
体に必要ない上に、私たちの健康に悪影響を与えてしまう有害な物質をデトックスすると、体の中がどんどんきれいになります。誰もが本来持っている機能がスムーズに働きだします。
アーモンドの1日の目安
アーモンドは脂肪分が高いので、カロリーを心配する人もいるでしょう。
確かに、カロリー自体は高くなりますが、脂質の約7割はオレイン酸です。悪玉コレステロールを抑制する働きもあります。
目安は一日20粒くらいと言われていますが、食べる気がしないときや、もっと食べたい時もあるでしょう。
ムリに食べることはないので、食べたいときに、いつでも食べられるようにしておきましょう。レーズンやカシューナッツと一緒に瓶に入れておくと、いつでも気軽に食べることができます。
オイルでコーティングされていないレーズンを選びましょう。せっかく、有害物質を排毒しようとしているので、良品質なものを選びましょう。
まとめ
人が本来の幸せを感じて満たされるためには、それほどお金を使わずにできることがたくさんあります。
特別なものを用意したり、準備をする必要もありません。今すぐに、自分自身を幸せにしていくことができます。
(同じところを堂々巡りしているように感じることもあるでしょう。螺旋の階段を上がっているように、同じ場所にいるように見えますが、繰り返し続けていくことで、少しずつその場所を抜け出す方向に進んでいます。)
幸せと感じることが、人が持つ体の機能をきちんと働かせるためには、とても大切です。
あなたの体の中にいい循環が生まれれば、溜まっていたストレスやあなたの体に負担となる物質を浄化する力が生まれてきます。
サプリや食事を通して、体にいいものをたくさん取るようにしても、体内に蓄積している、有害な物質が健やかな体になる邪魔をします。
不必要な物質を可能な限りデトックスして、本来の元気を取り戻したら、旅への大切な準備が、またひとつ整います。
追記~旅に出ているときに、体調を崩した体験~
2年ほど前にマレーシア・ペナン島に数日滞在してから、タイのチェンマイまで行ったことがあります。ペナン島からバスでクアラルンプール、クアラルンプールからバンコクまでは飛行機で行きました。バンコクからはチェンマイは寝台車です。
初の寝台車両の寝台車だったのですが、バンコクについたあたりから、下の娘が調子を崩し始めました。(夜行電車には乗ったことがあったのですが、寝台車は取れずに、普通の座席で眠りました。)
バンコクで電車の中で食べるようにお弁当を買うときに、下の娘は「夕ご飯いらない」と言うのです。
これはものすごく珍しいことです。
しかも慣れない寝台車で熱いような寒いような、よくわからない環境で、窓を開けたまま寝てしまったのも良くなかったと思います。
チェンマイの駅から宿に移ってからも、娘は本調子ではありませんでした。久しぶりにプールの付いている宿をとったのですが…。
しかも、近くにおいしいフレッシュジュースのお店を見つけたので、ひとり1日に、2,3本飲んでいました。娘もフレッシュジュースなら飲めたので、同じように飲んでいました。
その夜辺りから熱が出はじめ、ご飯はほとんど食べられません。
翌日は、町中の宿を取ってあったので、ソンテオに乗って移動しました。
その宿はとてもレビューが良かったのですが、どこの扉も窓も、ちゃんと閉まりません。出るはずのホットシャワーも出なく、埃があっちこっちにありました。
本当は、もう1泊する予定だったのですが体調がよくないときに、これではしんどかったので、また別の宿に移りました。
(宿のご夫婦はとてもいい人でした。2泊目の宿代も返してくれました。)
この辺りから、私も上の娘もなんとなく体がだるくなっていました。
ひとり元気なのは、息子です。レンタサイクルを借りて、チェンマイの町中を回っています。
「夜市に行って、お土産を見たい」と言います。さすがに暗くなってから息子ひとり行かせるのはと思い、ものすごく重たい体を引きずるようにして、私も一緒に行きました。
でも、途中でもう横になりたくなり、息子はもう少し見たいと言います。心配ではあったのですが、ソンテオに乗って宿に先に戻りました。
一番先に体調を崩した娘は少しずつよくなってきた頃、今度は息子の体調が下降し始めました。でも、帰りの飛行機をずらすわけにもいかずに、どうやって帰ってきたのかも、よく思い出せない状態でみんなで無事に戻ってきました。
4人が4人とも同じように体調を崩したので、何かはっきりとした原因があると思うのですが真相はわかりません。
チェンマイに行く前のペナン島で、キンキンに冷えたジュースは一日1杯と決めていたのに、なぜか自由に飲んでしまっていたこと。
そのあとのチェンマイでも、おいしくって値段も手ごろだったのをいいことに、冷たい飲み物ばかりを飲んでいたことが、余計に免疫力を下げたのでは?と思っています。
(すでに判断力、思考力が欠けていたことにも、気がつけなかったんだと思います…体調を崩す前兆ですね。)
外から何かしらの要因が体に入った可能性もあるのですが、冷たい飲み物を飲むと、腸内に住んでいる善玉菌がたくさん死んでしまうのです。
それからは、フレッシュジュースでも一日一杯の原則をみんな守っています。
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