クアラルンプールの街中から地元のバスにのって約2時間ほどの村にある、ホスト先でワークアウェイをしてきました。子どもたちと一緒に参加する2回目のワークアウェイです。
1回目は約1年前。ラオスの北部ルアンプラバーンにあるパーマカルチャープロジェクトに3週間滞在したました。たくさんのラオ人や海外から来たボランティの人たちとのステキな出会いに恵まれた貴重な時間でした。
ホストに連れて行ってもらった夜市の様子や美味しい『フィッシュチップス』などを紹介します。
今回のホスト家族はイスラム系のマレーシア人。作業という作業をしなかったためか、まるで田舎にある親戚の家を訪ねたようでした。
目次
夏休みに親戚の家に遊びに行ったようなWorkaway
今回、ホスト先を決める時に重要視したのがホストの人柄です。フィードバックや写真を参考にして、お世話になる場所を決めました。
そのため、まるで夏休みに田舎に遊びに行ったときにように歓迎してもらえ、のんびりリラックスした時間をすごしました。
ホスト家族に連れて行ってもらった市場を紹介しますので、マレーシアで暮らす人たちの日常を感じてみてください。
マレーシアは広い!クアラルンプールだけではもったいないです。
連れて行ってもらったマレーシアの地元市場
ホスト家族が暮らす村の周辺では、頻繁に夜市が開かれます。ホスト先に着いた日も調度夜市が開かれる曜日でした。
ホストの車は少し前に故障してしまい、ボランティア全員で夜市に行くためには別の車が必要です。知り合いの車を借りて、ワンボックスの荷台に木製の椅子を積んで、どうにかみんなで乗り込みました。
着いた先の夜市はまさしく数十年前の田舎を思い出すような、懐かしい縁日でした。近隣から人がたくさん集まってくるようで、車が沢山止まり賑わっていました。
酵素補給パイナップル
ひとパック5リンギットですので、180円位です。家まで待ちきれずに、あるきながら次々食べてしまいました。甘いパイナップルばかりで、とっても美味しかったです。ビタミンや酵素をたっぷり補給しました。
丸ごとのパイナップルも売られていたので、お持ち帰りです。
マレーシアに来て知ったのですが、パイナップルは妊婦さんは食べないようです。パイナップルは日本では特別な果物なので、日本人はそんな話聞いたことがないかと思います。
「パイナップルは妊婦さんには良くない」と断言していました。逆にお産のあとはたくさん食べたほうがいいそうです。
そう言えば、ドリアンとビールの組み合わせもかなり気をつけたほうがいいようです。一緒に食べると?お腹が膨れてしまうようです。異国には異国の知恵や注意点があります。
イスラム教の人が多いので、売っている焼鳥は鶏肉ばかり。日本のようなねぎまはありませんが、ソースが選べます。
子供受けするおもちゃだと思うのですが…かなり謎な物体でした。
ホスト先で食べるように野菜を買いました。真っ黒い物体は卵です。ピータン?かと思ったのですが、真相は不明です。
おいしかったのがオクラです。かなり新鮮でさっと茹でるだけで、柔らかくなりました。オクラはオクラでも通じますが、『ladies’ fingers』とも言います。
ドイツから来た女の子が、私がほんの短い時間しかオクラを茹でなかったら「You just boiled the ladies’ fingers so short.」と。そんな短い時間で食べられるのかとおどろいていました。
適期に収穫をすれば、オクラは基本生でも食べられます。世界中で愛されるオクラの魅力や美容効果は別のページで紹介していますので、ぜひのぞいてください。
マレーシアのナイトマーケットで不思議な食べ物を発見!
これもよくわからなかった食べ物です。一度広げたものを細かくしてから揚げていました。今にして思えば「Nice try」をしておいても良かったですねぇ笑
日本食は世界中に広まっています。お寿司やすき焼きなどの高級なものだけではなく、うどんや牛丼、餅など。
インドネシアバリ島では、雪見だいふくのような餅アイスが大人気です。ひとつずつ袋に入って、お店にもよりますが20円位です。あまりにも人気で、すぐに売り切れてしまいます。ドリアン味やいちご、チョコ味も売られているんです。
ぜひ、バリ島に行ったときには探してください。(バリ島にワークアウェイできていたフランス人の男の子はこの『餅アイス』にハマり、ホスト先の冷凍庫にたくさん買い置きしていました)
さまざまな食材をその国の人たちが異国のお料理をアレンジを加えながらおいしくお料理をして、おいしく食べています。
最近は特に私たち日本人や日本の企業や政府がしていることで、がっくりするようなことがあります。そんなときでもお味噌やたまり、お麩やかんぴょうなどの伝統色のすばらしさは、もっと広まってほしいと思っています。
別の曜日には、ホストが暮らす村の中で夜市が立ちます。ここは歩いて行かれるので、なんとなく三三五五でかけていきます。ナイトマーケットと言っても7時をすぎるとあらかた終わってしまう感じです。ホスト先からこの夜市までは、のんびり歩いて10分位です。特に危ないことはありませんが、灯りが少ないので足元には気をつけていきます。
市場で野菜が売られているとホッとします。お肉も美味しいですが、やっぱり『ごちそう』です。毎日食べたいのは新鮮な地元の野菜。
ひと皿2リンギット。70円位でしょうか。スーパーフードの仲間でもある生のターメリックがひと皿70円です。
ターメリック(ウコン)のスーパーフードぶりは、ほかのページで紹介しています。日本では栽培できる地域が限られていますが、入手方法があれば日常使いしてほしい健康野菜です。
市場で気になるのは美味しい食べ物の他に、古着でしょうか。マレーシアでも古着のお店を何軒か見ました。普段はお古率90%位で暮らしているので、古着が売られているとのぞきたくなります。
イスラム教の女の人が頭にかぶる『ヒシャブ』です。種類がたくさんあり、女の子用にはキティちゃんもありました。
村の中の夜市は出ているお店の数も少ないので、とてものんびりしています。高い建物はひとつもないので、見渡す限り広い景色と空が広がっています。
ナイトマーケットで見つけた絶品!マレーシアの魚チップス
ホスト家族おすすめの魚のチップスです。普段は魚はほとんど食べず、まぁお肉はちょこちょこという感じです。でも、ワークアウェイなどで旅に出たときには、その土地のもので「食べたい」と思うものは食べるようにしています。
自宅なら材料を自分で買ってきて、好みに合わせてお料理することは簡単です。旅に出ているときは、食べ物に制限があるとせっかく異国を旅しているのにもったいない。
また、ワークアウェイなどでホスト先に滞在する場合には、食事を作ってもらうこともあり、同じものをひとつのテーブルで食べます。文化交流の意味も込めて、出されるものは食べられる範囲で食べています。
ラオスルアンプラバーンではお正月のお祝いに、ヤギやバッファローのお肉が振る舞われました。
マレーシア人も大好きなのでしょう、このチップスはたいてい揚げたてを食べられます。上げた側からすぐに完売!子どもたちも大好きになり、夜市に行くたびに食べていました。1リンギットずつ買えるので、子供のお小遣いでも食べられます。
ホストが暮らす村では夜市だけではなく、週に一度村の中で朝市も出ます。
ワークアウェイ先で体験!マレーシアのローカル朝市
朝市と言っても始まる時間はとてものんびりです。たとえばインドネシア・バリは早い場所では、まだお陽さまが登らない4時頃から始まります。そして、4時といえども活気は十分、真っ暗な中から賑わいます。
私たちが滞在した村の朝市は「あ、寝坊してしまったかも!」という時間に起きても大丈夫。陽射しが強くなるような時間に出かけても間に合います。
魚を仕掛けるためのものでしょうか?
ほうきの先の部分が売っているので、壊れてしまっても安心です。
アジアから集まったお菓子が並んでいます。
思わず、懐かしくてコインのチョコレートを買いました。ただ、久しぶりに食べる油っぽさに全部食べられませんでした。
体にいいけれど、おしっこが臭くなるらしいお豆です。
マレーシアもドリアンの名産地です。
1年を通してさまざまなドリアンが収穫できます。この容器に入っているのは、ドリアンに塩を混ぜたもの。私はドリアン大好き派なので、試しみました。
おいしかったのですが、ホストファミリーは首を横に振ります。「何かほかものを混ぜている」と。とても残念がっていました。
パイナップルが妊婦さんに良くないと書きましたが、果物の王様ドリアンとビールの組み合わせはとても危険と言われています。原産地に行かないとわからないことがあります。(海外旅行先でドリアンを食べる機会があると思いますので、大切なので上でも書きましたが繰り返しておきます。)
3週間欠けるくらい滞在していたので、どのマーケットにも2~3回ずつ行きました。まるで始めからホスト家族の一員であるかのように、彼らと一緒に日常生活を楽しみました。
穏やかな穏やかな時間でした。
きらびやかなクアラルンプールにはクアラルンプールの楽しさがあります。そして、大きな街から離れると、その土地で暮らす人たちの独自の生活スタイルや食文化に触れられます。時間にゆとりを持って海外旅行へ出られるときには、ワークアウェイやWWOOFなどに参加をして、ガイドブックに乗っていない魅力を体験してください。
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